■ 2024年01月20日 防災システムを学ぶ:首都圏外郭放水路と環状七号線地下調節池
クラブツーリズムツアー「大人の社会科見学:農済システムを学ぶ、首都圏外郭放水路と環状七号線地下調節池の見学」に参加してきました。
東京駅八重洲口から歩いて10分ほどの所にある鍛冶橋駐車場に集合し参加受付後ツアーバスに乗り込み、環状七ん号線地下調節池のある善福寺川取水施設を訪れ、施設の説明と地下調節池を見学。その後、埼玉県春日部にある「めん房朝日屋」さんで昼食後、埼玉県春日部市にある庄和排水機場の地下探検ミュージアム龍Q館と外郭放水路を見学。見学後は再びバスで東京駅まで戻り解散となりました。
最近時災害が続いている中、防災システムがどのようなものなのかを学ぶとても良い機会になりました。
▼ 鍛冶橋駐車場でツアーバスに乗車後、環七号線地下調節池善福寺川取水施設へ
■ 環状七号線地下調節池(善福寺取水施設)
環状七号線地下調節池は、水害が多発した神田川流域の安全性を向上させるため、環七の地下約40mに建設された延長4.5Km、内径12.5mのトンネルで、神田川、善福寺川、妙正寺川の水を大雨の時に約54万㎡貯めることができる施設です。
▼ 善福寺取水施設管理棟・・・入口右側の壁にあるシルバーの輪は地下調節池の内径12.5mの大きさを示している
▼ 善福寺取水施設の模型
▼ 善福寺取水施設
▼ 水の流れ模式図
▼ トンネルセグメント模型
▼ シールド堀進機模型
▼ 操作室の監視カメラ
▼ 操作盤
▼ 機械棟
▼ 階段を下って連絡管入口のハッチ・・・潜水艦のハッチと同じ
▼ 連絡管内部
▼ ドロップシャフト下面・・・取り込んだ水がここから落ちてくる
▼ 環七地下調節池(本管)
■ 昼食を頂いた「めん房朝日屋」のねぎとろ丼と藤うどんセット
■ 首都圏外郭放水路
首都圏外郭放水路は、埼玉県の中川、綾瀬川流域の昔から浸水被害に悩まされてきた地域の洪水被害を軽減することを目的に、春日部にある倉松川や大落古利根川といった5つの中小河川の洪水を江戸川に排水するための施設です。
▼ 首都圏外郭放水路管理支所と地下探検ミュージアム龍Q館
▼ エントランス
▼ 展示室に至る階段に掲示されている説明板
▼ シールド掘進機模型
▼ 首都圏外郭放水路のメカニズム
▼ ポンプ設備の模型
▼ ポンプ設備の中身とポンプ設備の能力
▼ 首都圏外郭放水路模型
▼ 操作室
▼ グランド横にある外郭放水路関連設備配置図
▼ 外郭放水路(調圧水槽)入口・・・遠くに見えるのが庄和排水機場(ポンプ設備)
▼ 外郭放水路(調圧水槽)へ降りる階段
▼ 外郭放水路(調圧水槽)内部・・・下の線がポンプ停止位置の水位、上の線がポンプの定常運転水位、上の線まで溜まったらポンプを駆動し江戸川へ排出する
▼ 外郭放水路(調圧水槽)・・・この奥にポンプ室がある
▼ ポンプ室と反対側にある第1立坑
▼ 外郭放水路上部には内部に溜まった泥等を除去するための重機搬入口がある
▼ 重機搬入口(地上)
▼ 第1立坑上部はスケボー施設になっている
▼ 首都圏外郭放水路の見学後、バスで東京駅に戻り解散後、JR東北新幹線で戻りました。
【参考】
1、環状七号線地下調整池
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000029010.pdf
4、首都圏外郭放水路
5、首都圏外郭放水路