■ 2024年10月31日 新宮熊野神社
福島県喜多方市にある新宮熊野神社を訪れました。ここを訪れるのは2回目、前回は春に訪れましたが、今回の目当ては黄色い銀杏の葉に覆われる長床を見に来ましたが、ちょっと早すぎたようです。
▼ 新宮熊野神社・・・新宮熊野神社は平安中期の永承6年(1051)奥州平定を命じられた源頼義とその子義家が紀州熊野三所に武運を祈願し、前九年の役(1051~1062)に勝利したのを機に天喜3年(1055)河沼郡熊野堂村(元河東町)に熊野三社を勧請、後三年の役(1083~1087)八幡太郎義家によって熊野堂村からこの地に移されたもの。当初は、本村に新宮、岩沢村に本宮、宇津野村に那智殿が別個に祀られたが、後にこの地に三社を合祀(説明板より抜粋)。
▼ 参道
▼ 長床・・・長床は、熊野神社の拝殿で茅葺寄棟造りの建物。前身建物は各所に残る様式手法から見て平安時代末期のものと推定されたが、慶長16年(1611)の大地震で倒壊、同19年に再建されたが旧材を再使用したため柱間寸法が縮んだり組物や天井等を廃したり軒はせがい造りに改められていた。そこで昭和46年から49年にかけて解体修理が行われた際、調査の結果旧規を知る個所が数多く判明したので、できる限り当初の姿に復元されたもの(説明板より抜粋)。
▼ 銅鐘
▼ 熊野神社本殿・・・左から、末社那智山飛龍権現、本社新宮証誠殿、末社本宮十二社権現(説明板より抜粋)
▼ 本殿から長床を望む
▼ 長床
▼ 長床と大銀杏
【参考】