■ 2023年03月05日 愛宕塚古墳発掘調査報告書刊行記念講演会
栃木県下都賀郡壬生町にある壬生城址公園ホールで開催された「愛宕塚古墳発掘調査報告書刊行記念講演会」に参加しました。第1部が「壬生町の古墳時代」と「壬生愛宕塚古墳の調査成果を読み解く -被葬者はどんな人物か-」、第2部がトークセッション「空中散歩 -みぶの古墳たち-」の構成で行われました。
愛宕塚古墳は、壬生町中央部を南流する黒川東岸の台地上に築かれた6世紀の後半代につくられたもので、国の指定を受け古代下毛野国を代表する古墳。二か年(2017~2018)にわたる愛宕塚古墳の発掘調査からは、石室の位置や人物などの形象埴輪の列を確認することはできなかったが、愛宕塚古墳の名前の由来にもなった「愛宕神社」が元禄7年(1694)に壬生城主松平輝貞によって壬生上の鬼門除けとして古墳上に祀られたことにより、乱開発をまぬがれた(パンフレットより抜粋)。
▼ 壬生城址公園ホール
▼ 愛宕塚古墳発掘調査報告書刊行記念講演会ポスター
【参考】