■ 2022年03月24日 観音山梅の里と里山の歴史に触れる
栃木県市貝町市塙にある「観音山梅の里」を訪れました。山頂に村上城跡がある観音山の麓と山頂に梅園があり、白梅がほぼ満開状態で3/20-3/27の間、梅まつりが開催されています。紅梅もありましたがまだ蕾の状態でした。また、山腹には永徳寺と千手観音堂があり里山の歴史に触れることができました。
▼ 観音山梅の里全景
▼ 観音山梅の里の白梅
▼ 大慈山寿命院永徳寺・・・弘仁2年(815)嵯峨天皇の御代に開山された(説明版より抜粋)。
▼ 千手観音堂
▼ 千手観音立像御前立・・・御本尊千手観音立像は行基菩薩、御前立は徳一国師の作と伝えられていたが鎌倉時代のものだそうです(説明版より抜粋)。
▼ 千手観音堂に貼られた説明書と御本尊の写真
▼ 千手観音堂裏手に祀られている像
▼ 村上城跡・・・観音山に築かれた山城。本丸は山頂にあって不整な三画形状をしている。築城について古文書によれば文治3年(1187)、平宗清の守る村上城が落ちたとあることから、築城の時期は平安時代末期と思われる。その後、永和4年(1378)、益子氏の一族村上新助良藤によって現在の遺構のような城が築かれ、村上氏は3代50年にわたって居住したと伝えられている(説明版より抜粋)。
▼ 本丸跡下にある五社神社・五社権現・・・大物主命・伊弉諾命・倉稲魂神・木之花咲耶姫命・城山稲荷神の五柱の神様が祭られていて、社殿には扉も五つある。
▼ 本丸跡にある梅園と石祠
▼ 石祠の後ろの観音山山頂にある三角点と山名板
▼ 本丸跡周囲の土塁と空堀
【参考】