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還暦リタイアジジイの悠々自適な日々

会津ころり三観音めぐり

■ 2023年09月09日 会津ころり三観音めぐり

福島県の「会津ころり三観音めぐり」をしてきました。モデルコースに従って、観音茶屋で昼食、鳥追観音(ついでに大山祇神社)~立木観音~中田観音の三観音をめぐりました。会津ころり三観音は、観音経の三毒消滅の霊場、三毒とは三毒とは仏語で貪(とん=むさぼること)、瞋(しん=いかること)、痴(ち=おろかなこと)と説いていて、三観音を巡拝して御仏の慈悲に縋ると、三毒が無くなり、心に安らぎが宿り、長寿に恵まれ、長病することなく、極楽往生ができるそうです。


■ 金剛山如法寺「鳥追観音」・・・奈良より来たりて仏都会津の祖となった法相宗僧・徳一菩薩が平安初期、大同2年(807)「会津西方浄土」として開創。

▼ 仁王門

▼ 参道

▼ 観音堂・・・広い寺域の本堂南方に立つ仏堂で、東側参道入り口には仁王門を配している。観音堂は畳敷きの内陣に須弥壇を置き、聖観音を安置した厨子が納められている。正面(東)と西面にそれぞれ唐破風の向拝をつけ、南面には唐破風を飾って三方出入り口とするなど、庶民浄土信仰の強い影響を受けた特異な構造の建物(説明板より抜粋)。

▼ 鳥居観音・・・拝観できるのはお前立聖観音像、本尊の木造聖観音立像は非公開だそうです。

▼ 十二支の御守本尊

▼ 向拝軒周りや蟇股などには天地陰陽、動物、花鳥などの華麗な彫刻がなされている。四隅に獅子が配されているが前後の出入り口の上には麒麟が配されている

▼ 「隠れ三猿」の彫刻は、名匠・左甚五郎作と伝えられている。それぞれ「災難より隠れ猿」「災難より逃れ猿」「安楽に暮らし猿」のいわれがあり、三匹目の猿は、牡丹の蕾に似せて隠し彫りされています。観音の大慈大悲に祈願してこの三猿を探し得れば、固いつぼみが花開くように幸運が開き「福マサル」といわれています(会津三十三観音めぐりH.P.より抜粋)。

▼ 出入り口に配された「麒麟」

▼ コウヤマキ


■ 大山祇神社・・・会津ころり三観音ではないが、鳥追観音から近い(3Km程度)所にあるので立ち寄った。

▼ 参道

▼ 鳥居と拝殿

▼ 拝殿


■ 金塔山恵隆寺「立木観音」・・・観音堂は寺伝によると建久年間(1190~1199)に建立されたといわれ、架構や細部手法などすべて和様で構成されている(説明板より抜粋)。

▼ 参道

▼ 清浄水・・・享保18年以前(約250年前)に地下10mまで井戸が掘られ、現在でも安心して飲むことができる天然水(説明板より抜粋)。

▼ 観音堂(堂内撮影禁止)・・・寺伝によれば大同3年弘法大師一刀の一本彫りで、我国最大二丈八尺(八米五十糎)の本尊を立木観音と呼ぶのは、今でも根株が仏像と続いている一木によることからで、一本の木の芯を止め、枝を払い、皮を剥ぎ、根のあるままに彫刻されたから(説明板より抜粋)。

▼ 小金塔・・・会津風土記、寛文6年(1666)の記述によると、その昔、恵隆寺立木千手観音堂の境内に小さなまばゆいばかりの塔があったと書かれている。昭和57年の調査で疎石が発見され、方形に塔の四隅の土台石が発掘された。寺に継承されてきた御仏も昔をしのぶ御姿に大補修され、発掘された四個の大石を四隅に配し再建(説明板より抜粋)。


■ 普門山弘安寺「中田観音」

▼ 弘安寺旧観音堂厨子(辨天堂)・・・周囲の建物は保管庫

▼ 辨天堂・・・もともと十一面観音菩薩像を祀った厨子。寛永19年(1642)より慶安元年(1646)にかけて観音堂が修復された際、堂外に出して辨天堂と改めた(説明板より抜粋)。

▼ 観音堂・・・文永11年(1274)、長者江川常俊が娘の菩提を弔うために十一面観音菩薩立像を鋳造し愛娘の心が宿るここ中田の里に収めたといわれている。弘安2年(1279)、富塚伊賀守盛勝公が伽藍を造営し普門山圓通閣と称した。その後、普門山弘安寺と改名され、観音堂におさめられて現在にいたる(説明板より抜粋)。

▼ 個人参拝は事前予約制


■ 観音茶屋・・・鳥追観音(如法寺)近くにあり、手打ちそば・うどんや焼き団子などの一品料理も頂ける

▼ 天ぷら

▼ ざるうどん

▼ ざるそば

▼ メニュー


【参考】

1、「会津ころり三観音」

2、「ころり三観音」モデルコースご案内

3、大山祇神社

4、日本遺産「会津の三十三観音めぐり」 - 巡礼を通して観た往時の会津の文化

5、番外札所三 鳥追観音 - 日本遺産「会津の三十三観音めぐり」

6、第三十一番札所 立木観音 - 日本遺産「会津の三十三観音めぐり」

7、第三十番札所 中田観音 - 日本遺産「会津の三十三観音めぐり」


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