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高齢者講習

現在、75歳以上の高齢者の自動車運転免許証の更新には、「認知症検査」を受け、更に「高齢者講習」を受けねばならない。3年前にも、私は高齢者講習を受けて、免許証を更新した。ブログに書いてあるかと調べたが、載っていない。その際は、記憶力とか判断力をテストされたりした後、自動車も運転して、それでオーケーだった。しかし、今回は、2回に分けて行われ、最初の「認知症検査」で、問題があると判断されると、更に色々また別の検査が加わるらしい。自動車事故のニュースでは、高齢者の関係したものが多い。幸い、私の場合、総合点82点で「記憶力・判断力に心配ありません」と言うことで、昨日2回目の講習を受けてきた。

私は、現在86歳、後3年経てば90歳に近くなる。多分これが更新の最後だろうと自覚していたのだが、講師の最初の話で驚いた。「ついこの間、この講習に大正15年生まれの人が来ました」と言うのだ。「92歳」と言う訳だ。何か、もう1回くらい更新できそうな気がしてきた。免許証返納が盛んに言われるが、当事者には不便を齎す。必要最小限の範囲で車に乗りたいものだ。その為にも、講習で、色々指導してもらうことは必要なんだろう。





私が免許証取得の為に通った自動車学校が、此処だ。「高齢者講習」も此処で受けた。当時と少し変わって設備など立派になった。「免許証」を見ると昭和39年に「原付免許証」昭和40年に「自動車免許証」取得が記されている。当時の私の年齢は33歳だ。最近の若者は、大学卒業くらいで、ほとんどが取得する。私の時代は、公共機関通勤が当たり前で、良くてバイク通勤だった。同僚が軽自動車などに乗ってくると、皆が集まって、覗いたりしたものだ。

私もバイク通勤が1年ほど続き、中古車を5万円で買って暫く乗ったが、坂道ではアクセルを吹かしても、なかなか上って行かないので閉口した覚えがある。「スズライト」と言った。次には「N360」、やがて普通車の「スプリンター」「コロナ」「カムリ」「マークⅡ」「プリウス」「ャ泣e」とトヨタ車が続いた。家内も娘の病気入院で必要に迫られて「ワゴンR」を買い、今は「ムーブカスタム」に乗っている。つい先日、免許証更新を済ませてきたばかりだ。自動車の改良進歩は素晴らしく、オートマティック、カーナビで運転が楽になった。今や「自動運転」で、運転手がいなくても車が動く時代になった。「自動車学校も不要になるのでは無いか」、と言う冗談も出ようと言うものだ。

視力検査もしたが、やはり視力は「動体視力」「夜間視力」とも「やや劣っている」そうだ。「水平視野」は、平均値に近い。その後、運転技能診断で、自動車運転、講師が横に同乗して、色々指示をする。「交通信号」「踏み切り」「一旦停止」「バック駐車」「S字カーブ」など、常日頃の運転態度が問われる。左折とか右折、での出し忘れもいけない。段差を登って急ブレーキと言うのもあった。10分ほどの運転は、前回より長く、注意力が試される思いだった。結果は「ほぼ良好です」と言うもの。



その後、教室で、講師から高齢者の運転上注意すべきことを色々指導していただく。特に注意をされたのは、「高齢者」が交通違反をした場合、通常の減点、過料金支払い以外に、高齢者講習が科せられるという点だ。今回も「認知機能検査」で650円、「高齢者講習」で5100円支払っている。違反者への高齢者講習では7900円が必要とか。以前のような交通事故写真を見せられるより、こちらの話の方がより効果が高いと思った。これで「高齢者講習終了証明書」を貰った。後は、警察署で更新するだけとなった。

コメント一覧

shuttle
http://happy.ap.teacup.com/shuttle/
deckyさん

目にされた風景、きっと私でも、驚きを隠せないでしょう。「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」と言います。己を知ることは難しいですね。いくら交通不便でも、不自由な身体で運転するのは、危険極まりないです。
decky
shuttleさん
私が行った教習所の後期高齢者講習でも、杖をつき、娘さんかお嫁さんにつきそわれてやっと歩いている老人が二人いたそうです。
畑に行くのにまだ運転したいそうで、たまたま居合わせた知人は、呆気にとられてしばらく動けなかったそうです。
群馬県は日本一交通の便が悪いところですが、それにしてもあの身体で、と知人は衝撃を隠せないようでした。
shuttle
http://happy.ap.teacup.com/shuttle/
youshowさん

あの事故を起こした90歳女性は、家族から「返納」を迫られていたとか。「返納しておけば」と言う後悔で一杯でしょうね。私も「他人事」では無いと、心に言い聞かせて、慎重運転をして行こうと考えています。
shuttle
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木燃人さん

東京や大阪、名古屋のように交通機関が発達していれば、自動車は必要ありません。都会暮らしの若者達も、自動車保有率は少ないとか。しかし、地方で生活する者にとっては、車は必需品です。しかし、絶対に違反や事故を起こさない気持ちが大切ですね。
木燃人
http://mokunen.c.ooco.jp/
shuttleさん

毎日のように、高齢者の交通事故の記事を目にします。 田舎くらしでは、車無しでは生活が出来ませんので、私も免許証返納をすべきか否か、迷いつつも更新の手続きを進めています。自動車学校での講習が終わり、後は警察署などに出向き最後の検査を受ける段階にきていますが、絶対に事故の当事者にならない覚悟で運転しようと思って居ます。それでも起きる可能性はゼロではないので、不要不急なことで、出来る限り車に乗らないようにしています。
shuttle
http://happy.ap.teacup.com/shuttle/
鉄砲玉さん

ニュースに出ていた90歳女性の交通事故では、死者も出ています。加害者も被害者も、全く思いも鰍ッないことでしょう。一瞬の判断の狂いが人生を変えてしまいます。私も89歳までは、運転可能となりましたが、「必要最小限」の乗車、「慎重・安全運転」に徹して行こうと思っています。
鉄砲玉
昨日も90歳の女性による人身事故が大きく報道されていましたね。
高齢になればそれなりに動作も鈍って来るのが当たり前かと思います。
それに団塊の世代がそれに近付いて行くとこれからもっと事故も増えるでしょう。
今年は特に高齢者の事故のニュースが多く、そのため免許を自主返納されるドライバーも増えているとか。
今後もそれを促す報道もだんだん多くなると思います。

しかし都会は別として農村部に住んでいる人は車の運転は必須なことも事実です。
誰も人を傷付けたくて運転している人は居ないはずで、心配しながらも止む無くと言ったところでしょう。
自動運転システムの車の完成が急がれますが、一進一退のところでしょうか。
この上は私たち高齢者も自分自身の安全運転を更に自覚する必要がありますね。
shuttle
http://happy.ap.teacup.com/shuttle/
わいわいさん

今日の午前中に、警察署で更新しました。やはり視力の点で、少し危なくて、ぎりぎりセーフでした。衰えているのは、視力だけでは無い、と自覚して、慎重運転に心鰍ッたいと思っています。平成33年6月までとなっていますが、元号が来年変わります。どうするのでしょうか。興味があります。
わいわい
「認知症検査」に合格し、「高齢者講習」を終了して、後は警察署での「免許更新」
だけとのこと、おめでとうございます。
私は昨年3月に、免許を更新しました。昭和34年に自動車免許を取得し、2年位後に
「パブリカ」からスタートして、色んなトヨタ車に乗って来ましたが、物損事故は
経験したものの、幸いなことに、人身事故だけは免れて、今日を迎えております。
同じ86歳、お互い今後とも、より一層の安全運転を、心鰍ッていきましょう。

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