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恐らく世界中の多くの人々が、テレビ画面を通じてこの「歴史的会談」を見守っただろう。何しろ、両首脳のホテル出発から、会談場所での2人の握手、それぞれのコメント。やがて2人だけの会談、更に、重要な閣僚を交えての拡大会議。会食を共にしながらの歓談、2人だけの散歩、と次々に親密さを演出する場面が運出される。そして最後は、両首脳による「共同声明」への署名で終わったのだ。その文面は、次のようなものだったそうな。
・トランプ氏は北朝鮮の安全を保証し、金正恩氏は朝鮮半島の完全な非核化を約束する
・相互に信頼し、非核化を進める
・新しい米朝関係を築く
・平和体制の構築に努める
・4月の「板門店宣言」を再確認し、北朝鮮は非核化に努める
・両国は捕虜や行方不明兵の遺骨回収に努める
・米朝首脳会談は画期的で新しい未来を始めるものだと認識する
・ャ塔yオ米国務長官と北朝鮮高官がフォローする交渉をできる限り早く開く
この会談に対しては、評価は、これで、緊張が回避され、平和が期待できると、高く評価するものと、全く問題の解決に程遠いと、酷評を下すものがある。なるほど、あれだけアメリカが主張して来た、「完全、かつ検証可能で、不可逆的な非核化」については、全く触れられていない一方で北朝鮮の体制保証をしている。これでは、「北朝鮮の一方的勝利」だと言うわけだ。しかし、日本にとっては「拉致問題」に、言及はしてくれたが、交渉は「当事者同士」でと突き放されている。非核化に要する費用などは、日本と韓国で負担せよと言うのだから、トランプ氏はあくまで「アメリカにだけ」配慮している。自国が戦禍に見舞われないよう約束させたわけだ。悪賢い独裁者、金委員長は、本当に平和を希求する人物かどうか、今後を見極める必要がある。
この両首脳は、つい先頃までは、「小賢しいロケットマン」「老いぼれじじい」と罵りあった仲だ。いくら「最大限の圧力がかかった」とは言え、こうまで北朝鮮が態度を一変させたには、中国やロシアの説諭があったに違いない。このアメリカに対抗する両大国は、北朝鮮のツッパリによって、思わぬ戦争に巻き込まれかねない事を懸念したのだろう。且つ一応は西欧での留学を経験している金委員長も、中国式一党独裁の経済発展を、思い浮かべたに違いない。ここで、アメリカとの友好的態度を示せば、元来お人好しのトランプ氏も軟化すると考えたのだろう。トランプ大統領は「1年後には後悔しているかも知れない」と言ったそうだが、そうならないことを祈りたい。
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前の畑では、「グラジオラス」が綺麗な花を咲かせている、直ぐ横では「カボチャ」が実を付け始めた。このカボチャは、捨てたものから発芽した苗だ。「ナス」や「トマト」も、種蒔きから育てたので愛着がある。「スイカ」は、カラスの襲来を避けるため「防鳥網」を張った。
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我家は、アルコール分には弱い。その癖「梅酒」など作る。生った梅を捨てるのは惜しいのだ。瓶詰めにして3年経っても一向に減らない。そこで、今日は、梅酒だけを取りだして、瓶詰めし、梅は種を抜き出して残りを天日干しした。梅酒に使っていた梅は、摘まんで食べると、かなり美味しい。食べやすく日持ちするように作業してみたが、上手く行くか知らん。