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万事は、金儲け

つい最近、痛ましい事件が起きた。5月26日午後6時ごろ、浜松市中区のスメ[ツジム駐車場で看護士内山さん(29)の乗用車に、内山さんを押し込むように乗り込み、車を発進させて監禁した犯人の男2人が、警察に自首した件だ。内山さんは、翌9日夕、藤枝市の山中で遺体となって発見された。見つかった。自首して来た男達は、拉致監禁に着いては認めたが、遺体遺棄については知らないと言う。2人のうち1人は「別の人物に頼まれて連れ去った」と話しているという。容疑者同士は「事件当日に初めて会った」とも供述。内山さんとの面識もなかったという。静岡県警は、大型掲示板サイトにあった「金もうけを誘う投稿」に2人が応じ、事件当日に落ち合って拉致に加わったとみている。駐車場近くの防犯カメラには、拉致の直前、両容疑者と一緒に別の男がいる様子が記録されており、県警はこの男が指示をした可能性もあるとみて調べている。

この大型掲示板サイトと言うのは、いわゆる「闇サイト」であり、SNS同様、何とでも無責任に書き込め、犯罪に用いられることも多いとか。男たちが企んだ「金儲け」だが、多分、若い女性を風俗などに売り飛ばそうとしていたのではないか。頑強に拒否された為、後難が及ばぬように殺害したのだろう。似たような事件は、東京のど真ん中で、券\プロを名乗り、無邪気な女高生達を、言葉巧みに「モデル」「女優」などにすると言って、裸に近い写真を撮らせ、それを種に、恐喝すると言う手口がある。

若い女性たちだけでは無い。無職で、能力もない無頼の輩は、「電話」を用いて「詐欺行為」に余念がない。youtubeでは、ニートを装い、詐欺行為者に延々と話をさせるものがある。詐欺漢の話術は、種本でもあるのか、実に明るく、軽やか、丁寧で、犯罪を犯している様子を見せない。しかし、最後のほうになると、法律に訴えると脅し、弁護士名まで告げる。「エロ動画サイト」に登録した以上、代金を支払えと言うのだ。登録は、そうなるように無料動画で誘導してあるようだ。「そんな弁護士は、弁護士協会にはいない」と言っても、それはしっかり調べれば分ると逃げる。ああいえば、こう言うように、犯人達は叩き込まれているようだ。

「闇サイト」は、お互いの顔も見知らぬもの同士を結び付ける。女高生を誘惑する偽プロの男達も、お金で雇われている。「契約金詐欺」の犯人達も、お金で動いている。万事がお金の世の中だ。例の「森友」「加計」問題も、結局は、お金儲けに絡む事件だったのだ。日大のアメフト事件から明るみに出た事は、一部の体育系理事達の金儲けの話だった。私立大学には「何十億円」と言う「私学助成金」が、私達の税金から支払われているのだ。「学校経営」は、事。のある商売と言うしかない。

政治家たちの頭も、「自国の利益」で凝り固まっている。北朝鮮との歴史的和解に結び付けたアメリカは、北朝鮮の非核化での経費を、日本、韓国に押し付けた。安倍首相は、平和の利益を得る以上、負担は当然」と述べているそうな。一方、「拉致問題は解決済み」と、またぞろ北朝鮮は主張し始めた。日本からの経済援助を無制限に引き上げる魂胆と見える。勿論、相応の援助は、平和共存の為には必要だろう。しかし、拉致は、犯罪行為であり、寧ろ北朝鮮が謝罪代を支払うべき筋のものだ。まだ、廃棄していない核とか中距離ミサイルを盾に、無謀な言いがかりを続ける北朝鮮に対して、日本は為す術もないのだろうか。貿易赤字を口実にアメリカファーストを臆面もなく主張するアメリカ。アメリカは、本当に信用して良い「同盟国」なんだろうか。そんな自分中心のアメリカと「軍事同盟」を組んでいて良いのだろうか。

認知症患者は、国民の高齢化に伴い、猛烈な勢いで増え続けている。格差社会で、社会の底辺に沈んだ人達は、一時の開放感を求めて、ゲームやパチンコなど賭け事に走る。それに便乗するように、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案が、15日の衆院内閣委員会で、自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決された。立憲民主党など野党が強く抗議する中、与党が採決を強行した。与党は19日の衆院本会議で可決し、20日までの会期を延長したうえで今国会での成立を図ると言う。勿論、其処から得られる金儲けを狙うものたちは多い。政治家たちは、真に国民のことを考えているのだろうか。私は、幸い年金暮らしで、賭け事、勝負事には一切関係ないが、ボケてきたらどうなるか、将来のことは分らない。詐欺にも引っ鰍ゥらず、博打にも手を出さなかった「真面目な人生」を汚したくないものだ。

コメント一覧

shuttle
わいわいさん

資本主義は、能力のある人達には、誠に都合が良いと思います。しかし、世の中には、能力のある人ばかりとは限りません。社会の底辺に沈んだ人達は、手っ取り早い金儲けで、生活しようとします。カジノなど、ギャンブル性の高い施設を国が公認して、てら銭稼ぎをするなど、持っての他です。国全体が、犯罪者増加に加担していくような気がしますね。
わいわい
カジノ法案によると、「カジノ利益の30%を國が徴収し、立地自治体と折半する」
ことになっているとのこと。また、民間や自治体の推計によると、「カジノ客の7~8
割が日本人」とのこと。だとすると、多くの日本人をギャンブル依存症の危険に晒して
までして、テラ銭稼ぎに走ろうとする為政者の魂胆は、一体何処にあるのだろうかとの、
疑問が深まります。こんな拝金主義が罷り通るようでは、日本国中で起きる金目当ての
拉致・監禁や詐欺などの行為が、今後ますます増加の一途を辿るのではと、悲観的に
ならざるを得ませんですね。
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