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優勝は「新関脇若隆景」

大相撲初場所は、見ていて非常に面白かった。久しぶり大阪の観客を入れての場所と言うこともあって、連日満員の盛況だった。力士たちもそれにこたえて存分に力を出し切っていた。横綱不在で、大関も不振。関脇以下が頑張らざるを得ないと言う事情もあっただろう。13勝2敗の優勝争いトップタイで迎えた千秋楽。高安が先に阿炎に敗れて3敗目。貴景勝は結びの一番で大関正代戦に勝てば初優勝が決まる状況となったが、相手の圧力に押し切られた。 気持ちを切り替えて臨んだ一番、11日目に押し出した相手に再び競り勝った。土俵際まで押し込まれたが、粘り腰で耐え、最後は逆転の寄り切り。3年ぶりの有観客開催となった大阪で賜杯を手にした。

高安は、大関経験者。過去に何度も優勝に迫りながら逃している。もう2度とこういうチャンスは来ないだろうと、私は心情的に高安を応援していた。結果は衰えていく力士の悲劇に終わった。以下若隆景についての報道をコピーして置こう。

新関脇での優勝は、1936年(昭11)5月場所での双葉山以来、86年ぶりの快挙だ。その双葉山は36年から39年にかけて不滅の69連勝を飾った大横綱として知られる。また、福島出身力士の優勝は、1972年初場所の栃東(初代)以来50年ぶり。 若隆景は身長181センチ、体重130キロ。幕内では軽量ながら、稽古を重ねて力をつけてきた。同じく小兵ながら横綱まで上り詰めた3代目若乃花の相撲がバイブルだ。「しっかり呼び込んで、下からという意識だけです」。体格差を補う、左右からのおっつけを武器とした下から攻め上げる相撲で賜杯をつかんだ。

祖父は元小結の若葉山で父は元幕下の若信夫。そして長兄の若隆元は現在幕下で、次兄の若元春は西前頭9枚目という相撲一家だ。 そのしこ名は、戦国武将、毛利元就の3人の息子にちなむ。若隆景は3男・小早川隆景からつけた。 福島市出身。地元は場所中の3月16日深夜に震度6弱の大きな地震に見舞われた。その翌日、ふるさとへの心配を口にし「僕は今できることを精いっぱいやっていくだけ」と全力で相撲を取ることを誓っていた。 被害を受けた人々にも勇気を届ける初優勝。次の大関候補としての地位も確立させた。


昨夜は、「中日ドラゴンズ」も連敗を2で止めて今シーズン初勝利を挙げた。超満員の後楽園球場で、地元「巨人ジャイアンツ」の3連勝を阻んだのだ。一緒にテレビ観戦していた息子夫婦も大喜びだった。昼間矢作川堤防を散歩して桜の開花状況をカメラに収めて来た。八分咲きと言うところ。



コメント一覧

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わいわいさん

楽しいコメントを有り難うございます。本当に
「若隆景」は、アナウンサー泣かせのしこ名ですね。子の力士は将来、大関・横綱を狙える力士でしょうから、今回は「高安」に勝ってほしかったです。
わいわい
大相撲春場所は、優勝の行方が千秋楽まで縺れる展開で、大変面白かったですね。
今回が最後のチャンスと思い、私も「高安」関を応援していたのですが、実に残念!
若手で勢いのある新関脇「若隆景」が粘り腰で勝ち、初優勝の賜杯を手にしました。
どうして、相撲実況アナ泣かせの、あんな噛みそうな四股名をつけたのか不思議に
思っていましたが、今回のブログを拝見したことで、合点がいった次第です。

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