花を咲かそう

南京大虐殺はなかった・・・名古屋市長の歴史認識と人間性

2012-02-23 09:30:34 | Weblog
南京大虐殺はなかった・・・名古屋市長Kの主張は
名古屋市長Kの歴史認識である。

こんにちの日本人の対中国観、感情・・・中国嫌いの層に便乗しての
発言とみる。

この名古屋市長Kの発言に即答したかたちで
2月22日に、民主党政権から見解が発表された。

藤村修官房長官は南京大虐殺について、1995年8月15日の
 村山富市総理が戦後50年で発表した「村山談話以来、政府の
 姿勢は何も変わっていない」との態度を明らかにした。

南京事件を含めそうした事実のあったことを政府として
 認め、継承する立場を表明した。

そうした事実とは、「非戦闘員の殺害、略奪行為などがあったことは否定できない。・・・ということ・・・。

長官は、さらに、言葉をついで、
反省をし、戦争は二度と繰り返さず平和国家としての道を歩んでいく、
 と決意を述べたとおもう。


 南京大虐殺はあった・・・二度とおこしてはならなぬこと・・・。
 平和国家としての道を歩んでいく・・・


私は、この見解を支持する。

フクシマの原発事故対応では民主党政権を批判、非難してきたが
Kの発言にたいする政府見解は、支持する。

日本人として、人間として、
謙虚に歴史にむきあうなら、
加害の歴史を認識できるか、できないかの分岐点にたつことになろう。

今後も、中国、韓国、アジアの人々とおつきあいしてゆくには
根本的な出発点になろうかとおもうのだ。

加害者側は忘れてはならないことではないだろうか。
名古屋市長Kの発言は被害者側に記憶をよびもどさせて
二重三重に
こころを切り刻むことになりはしなかったか。


南京と名古屋市が友好都市であっただけに、この先駆的友好の
歴史を  
抹殺する個人的な発言ではなかったか。

反省のできない人間なら、
未来の夢を描けないことになろう。

市長を選んだ市民もが問われることになろう。

当時、世界を駆け巡った新聞記事に
〝Nanking Atrocities〟・・・南京大虐殺の文字があったことを記憶したい。

当時、国内の日本人はKさんのご認識のごとくに
目にも耳でもキャッチできずに
祝賀のちょうちん行列をしたのであった。
南京陥落
萬歳 萬歳・・・・であった。

Kさん、敗戦が濃厚になる当時、
東京は、大空襲があったこと、ご存知でしょうか。

南京的にもうせば、〝東京大虐殺〟となりましょうか。
ヒロシマもナガサキも
大虐殺となりましょうか。

なぜ、云わないできたのでしょうか。

つよい者には言えなかったからではないでしょうか。

Kさまが、なかった、といわれたことは、
つまりは弱いものいじめの者に共通の分析があってのことでしょう。

真の勇者なら、弱いものいじめはせぬとおもうのですが・・。

さて、Kさまが市長の名古屋市、
名古屋は空襲はなかった・・・・のでしょうか。
非戦闘員の死亡はありませんでしたか。


戦中に一般民衆が大量に殺された場合は
虐殺、と、みれませんか。
一般的な戦闘でなくなったのだとご発言のようですが、

このへんからの認識も問われることになるようですね。








原発事故議事録・・・・・アメリカは 天晴れ

2012-02-23 09:04:49 | Weblog
FUKUSIMA原発事故
議事録を
USA
アメリカ合衆国はきちっと
残していた。

天晴れである。
さすがUSAの米原子力規制委員会(NRC)である。

音声でも残していたこと。

天晴れだ。

日本の民主党政権は
原発議事録を残さなかった。

失敗から学ぶ態度を

放棄したところに

幸福は

訪れないだろう。

国民の幸福は
逃げてゆくだろう。

日本の原発議事録を残したアメリカは 

天晴れ
天晴れである。

その記録は
アメリカ国民の
生命をまもる資料に
なるのだろうから・・・
水にながしてしまった日本政府の
議事録なしは
日本の未来予測する
ことではないだろうか?

「この灯を永遠に」「紫金草物語」をオーケストラで歌う合唱団

2012-02-20 08:55:40 | Weblog
今、ある合唱団の訪中公演の取り組みが話題になっている。

今まで大陸では以下の大学で音楽交流をしてこられたそうだ。

 南京理工大学、南京芸術学院、南京大学、南京暁庄学院、
北京の清華大学、
上海の上海師範大学・・・・の学生達や民間の合唱団と
音楽を通して交流をしてきたという。

日中国交40周年の今年2012年
この合唱団のご努力は
みあげたものだ。

 国内の公演では、東京は足立区内での公演、大阪NHKホール公演、王子の北トピア公演、沖縄の読谷公演、広島公演、松山公演、奈良公演、仙台公演、金沢公演、宇都宮公演、川崎の溝の口公演、船橋公演、文京シビック公演、豊島公会堂公演、府中公演、埼玉の川口公演、茨城の小美玉公演などなどがあるとのことだ。

最近、北海道は札幌へ出掛けて、大学で、クリスチャンセンターで紫金草物語をうたってきたとのことだ。(指揮:安藤由布樹、ピアノ:朝原望  原曲作曲:大西進 編曲:山下和子、張勇)

飛行機代もホテル代も自腹で
訪中公演、国内公演を続けておられる合唱団。
政府の援助があるわけではない・・・そうだ。

学校公演はブラックシアター方式で小中学校公演もされておられるそうだが、
もっともっと、
こどもたちに歴史を考えてもらうきっかけの紫金草物語公演が
広がることを祈りたいものです。

 今年2012年の4月8日にはオーケストラで歌う「この灯を永遠に」「紫金草物語」を予定されておられる。

会場は 東京は王子駅近くの北とピア桜ホール。1300席の会場。16:30開演。

 来年の2013年3月には ニューヨークのリンカーンセンター:
アリスタリーホールでの公演や
国連本部公演が予定されておるそうです。

世界の中心的な都市ニューヨークから
平和の歌が発信されることは、大いに意義のあることです。

これらの指揮者は安藤由布樹さん。

安藤由布樹さん作曲の「この灯を永遠に」は
九州の星野中学校では、平成14年頃から
全校生で歌われている。原爆投下の日に歌っておられるとのことです。 
怨みに思わずに
核廃絶をいのり、歌われることでしょう。

すばらしい取り組みではないか。
平和を祈っての取り組みであろう。


追伸
東京のパルテノン多摩で
2012.7.29
紫金草物語公演がある。

指揮者:安藤由布樹
ピアノ:朝原望
二胡 :張勇。
合唱 ;東京紫金草合唱団&府中紫金草合唱団&有志 

辺境の東北から・・・自由民権を発信した人々・・東北魂

2012-02-03 10:08:53 | Weblog
▼土佐の高知を旅したおりに撮影




自由は土佐の山間より出づ


このフレーズは、以下の番組で、生かされていたようなきがした。
2012年1月15日のNHK-ETVは
放送シリーズ『日本人は何を考えてきたのか』の「自由民権 東北で始まる」であったかと記憶する。

私は偶然に見たが、
すばらし番組であった。さすがNHKの良心であるとおもったし、
優秀な人材を擁するNHKさんであるとおもった。
報道した時期がよい。東北の人たちを元気つけたにちがいない。

観ていて
辺境の東北人の開明ぶり、先覚性に驚いた。
それだけではない

東北人の国家権力への抵抗精神にも脱帽であった。

2011年の東日本大震災を目の当たりするならば
これらの偉人たちは、
即、行動をおこすだろうな、ともおもった。


東北の辺境から民権出づ・・・・のフレーズが生かされていたようにおもえた。
俳優の菅原文太さんが案内役であった。

初めは菅原文太さんがなぜ、
とおもったが、どうしてどうして、学者菅原文太さんであった。
失礼しました。

特集は
三宅民夫さんの司会で、学者の色川大吉さん、樋口陽一さんが
解説をなさっておられた。

テレビ番組には つぎのひとたちが登場した。

三浦文次・・・会津の民権家・刑死
河野広中・・・三春の民権家・獄中生活が長い
苅宿仲衛・・・福島県浪江町苅宿出身の民権家
小田為綱・・・岩手県九戸 郡宇部村(現:久慈市宇部町)出身。「憲法草稿評林」
       は、民権論的な私擬憲法として注目される。
鈴木安蔵・・・南相馬市出身。新憲法で指導的な役割をはたす。
千葉卓三郎・・仙台の民権家。五日市憲法で、指導的な役割をはたす。