今日、ワシントンは桜祭りがはじまりました。
かつて東京市長が贈った・・・とNHKニュースは伝えていたが、
贈った尾崎行雄のお名前は、事情があるのか、誰かを憚ってか、
明らかにしなかった。
昨年はワシントンの桜、100周年の記念の年であった。
盛大な記念式典が行われ、
石原都知事は招待されたアメリカにおられた時に、尖閣諸島の爆弾宣言をされた。
尾崎行雄さんなら、日米友好だけでなく、日中問題でも、
チエをだされての行動をおこされたにちがいない。
日本が軍国主義でつっぱしるなか、
国会で戦争反対を主張された尾崎行雄さんであったのですから・・・。
日米友好の桜、返礼のハナミズキをおもいつつ、
私は
3日ほど前、尾崎行雄記念館を訪ねてきた。
行雄さんの産湯につかった井戸のまわりの桜は咲き始めていた。
記念館は建替えるお話しがおきているようであったが、
日本も核爆弾を持とう、という議員がふえるなか、で
尾崎行雄スピリットは大切である。発信を続けてほしいものだ。
さて本日、日本人の
110人を超える訪米団が成田、関西空港から出発する。
やはり、
ニューヨークから、発信することは肝心だろうということから、でかける。
ひとつは
核兵器の廃絶を訴える歌『この灯を永遠に』、
もうひとつは
日本の加害の歴史を忘れずに未来に向おうの歌『紫金草物語』である。
ニューヨーク公演の
会場は Lincoln CenterのAlice Tully Hall
ふたつの曲とも
指揮は安藤由布樹。
80名ほどがリンカーセンターの舞台に立つ。
『この灯を永遠に』は、
(THE・PEACE LIGHT・MEMORIAL・CHOIR )。
安藤由布樹作詞作曲である。
もうひとつの歌は、
朗読構成組曲の紫金草物語の歌。
作詞構成:大門高子 作曲:大西進 編曲:山下和子 / 張勇
(FLOWER・OF・PEACE・MEMORIAL・CHOIR)である。
80名ほどがリンカーセンターの舞台に立つ。
あとは
大阪の花柳流の人たち30人ほどが
日舞を披露される。
(HANAYAGI ⅮANCING TEAM)
写真は諸葛菜:神奈川県相模市で2013年3月21日撮影。
諸葛菜の名は、吉川英治の小説に、孔明が飢えをしのぐために兵士に
諸葛菜をたべさせた、とあるが、
日本でいわれる「諸葛菜」が食べられものであるかは、
定かではない。