常寂光寺は、日蓮宗の寺院で本尊は十界大曼茶羅。日蓮宗不受不施派本圀寺16世日禎は、豊臣秀吉の東山大仏の開眼千僧供養に出仕を拒否、この地に隠居し、そこを寺院に改め、土地が常寂光土の感があるとして寺名とした。
そこをくぐると急な石段が山の斜面に沿って本堂へと続いている。石段の両側には春夏は緑の紅葉の、秋は紅葉のトンネルである。晩秋の山の斜面に散った紅葉も美しい。茅葺きの佗びた仁王門をくぐり、急な石段を登って本堂に向かう。小倉山の中腹にあり、嵯峨野の風景を一望できる。秋になるとこの辺りはまるで紅葉のトンネルのように美しいのが印象的。さらに本堂の背後にある檜皮葺きの多宝塔にかかる紅葉の赤がまぶしいアクセントになって、見事なコントラストを描き出す。
そこをくぐると急な石段が山の斜面に沿って本堂へと続いている。石段の両側には春夏は緑の紅葉の、秋は紅葉のトンネルである。晩秋の山の斜面に散った紅葉も美しい。茅葺きの佗びた仁王門をくぐり、急な石段を登って本堂に向かう。小倉山の中腹にあり、嵯峨野の風景を一望できる。秋になるとこの辺りはまるで紅葉のトンネルのように美しいのが印象的。さらに本堂の背後にある檜皮葺きの多宝塔にかかる紅葉の赤がまぶしいアクセントになって、見事なコントラストを描き出す。