EKKEN♂

このブログは http://ekken.blog1.fc2.com/ に移転しました

リンク相手のブログタイトルを間違えないために

2005-10-16 | 便利ツール
 今月の初めにはてブに登録されていて、気になっていたものから、ひとつ。
 gotanda6さんが、なにやら僕に期待していそうなので。→http://b.hatena.ne.jp/gotanda6/ekken/#bookmark-758058
当ブログに書かれた意見をあなたのブログで紹介くださる場合、その文章の中で、このブログのタイトルを明示し、当該記事をリンクし、当該記事へTBしてくだされば、事前に当ブログ管理人(cap)の承諾を求めなくて構いません。
その際、ブログタイトル”創難駄クリキンディーズ2004福岡”と、それぞれのエントリの表題は、一字一句違えずに紹介くださるようお願いします。
管理人のハンドルネーム(cap)は、紹介くださらなくて結構です。

ただし、当ブログと頻繁にコメント・TB・リンクで交流なさっているブログであれば、正式タイトルではなく、”cap氏のブログ”みたいな表記でも構いません。

創難駄クリキンディーズ2004福岡: 当ブログの内容を、あなたのブログで紹介くださる場合に関するお願い(当ブログのリンクルール)

 保険の契約書のような「あまりちゃんと読んで欲しくない文章」の書き方なのは、意図的なものなのでしょうか?
 きちんと守ってもらいたいローカルルールなのであれば、契約書のような文章はあまりオススメできません。
 この方のローカルルールは、要するに「引用などは好きにやってくれ、その際は引用元を明示し、トラックバックをしてもらいたい」という、ごくありふれたもので、僕自身、引用する際はそうすることが望ましいと考えています。
 
 気になったのは、その部分ではなく、これ。
その際、ブログタイトル”創難駄クリキンディーズ2004福岡”と、それぞれのエントリの表題は、一字一句違えずに紹介くださるようお願いします。

 ブログタイトルを、一字一句間違えないようにして欲しい、という割には、ずいぶんと長ったらしくて、入力しにくい題名なんですよ!
 
 
 ……というのは、ジョークです。
 いや、このブログもよく名前間違えられているんですよ。

 たぶんこうした表記揺れは、まだいくつかのパターンがあると思うのですが、わりとブログ歴の長い人でもこうした間違いをしている事に気付きました。
 これ、きっとリンクタグを作成する時に、相手のブログ名を手打ちで入力しているからなのでしょう。
 mudadukainikki →14文字。
 sounanndakurikinndhi-zu2004hukuoka →34文字。
 うわぁ、手打ちで入力している人のことを考えると、‘創難駄クリキンディーズ2004福岡’なんてブログタイトル、嫌がらせみたいなものですよッ!
 (ちなみに「創難駄」の変換履歴は、そうなんだ→層なんだ→荘なんだ→遭難だ→僧なんだ…… 文節を変えてもダメでした)
 
 僕自身は、ブログタイトルとかを間違えられても、特に気にはしません。揶揄するような書き方でなければ、「えっけん氏のところ」とか「むだにっき」とか書かれても、どうとも思わないです。
 ただ、わざわざそう書くのって、面倒なことをしているなぁ、と思うのが正直なところ。
 相手のブログタイトルを書いて、それをリンクタグで括るのって、相当手間がかかりますよ。
 
 そこでブックマークレットですよ、奥さん。
 ブックマークレットで検索をかけると、たくさんでてきますが、僕が使っているのは、これ。
 KOSEKI Kengoさんが作成された、Bookmarklets
 いま見ているページにリンクと、選択範囲でページにリンクの二つを入れておけば、リンクを多用した記事の作成が、格段と便利になります。「選択範囲でリンク」は、ここではIE専用のブックマークレットですが、探せばFirefox用の同様な機能のものもあると思います。
 このブックマークレットは、そのままではリンクターゲットが新規ウインドウになっているので、ソースを適当にいじってその要素を排除し、リンクターゲットをなしで利用しています。
 これで相手のブログタイトルを間違うことは、まずありません。
 ときどきHTMLをいじって、TITLE名前をブログの題名とは異なる物にしている人もいますが、そういう遊びをしている人が「ちゃんと正しい題名を書け」と文句を言ってくることは少ないと思います。
 
 
 あ、gotanda6さん、僕は越前屋じゃなくて越後屋ですから。
 


続々 のま猫を糾弾する人は……

2005-10-14 | WEBにまつわる話
 のま猫を糾弾する人は「権利」について都合が良すぎるのではないかに言及していただいたサイトから。
同じ理屈で「阪神優勝」商標登録した業者に反発した阪神ファンにも文句言うのかね?
アレだって法的には問題無いんだから。
おふらいんver2

 えぇと、「阪神優勝」の商標登録が「法的に問題ない」というのは、おふらいんver2さんの誤りです。
 法的判断として登録が認められなかったのですから。
 →商標登録トピックス参照。
 で、「阪神優勝」の件で反発した阪神ファンに文句を言うか、言わないかの件についてですが、文句は言わないでしょう。当時の状況がどうだったか、あまり感心がなかったせいか、よく覚えていませんが、今回ののまネコ問題とは全く質が異なるのではないでしょうか。
 僕は、のまネコを糾弾する事自体は、それ程「非」だとは思っていません。
 個人的にモナーには何の愛着もないことから、糾弾する人に共感はしませんが、「みんなのもの」と言う共通認識がある集団においては、avexの行為は許しがたい物であったのでしょう。
 avex商品不買運動をするのも結構、街頭でティッシュ配って啓蒙活動を行うのも結構、好きにやってください、というのが正直な所。

 ただし、糾弾するに当たって、違法行為を伴うのはどうかと思うし、自分たちのパクリ行為を棚に上げて、自分等のもの(本当は違うが、そう認識している)をパクられた時に大騒ぎする姿がみっともない、といっているだけですよ。

 「阪神優勝」問題において、人命にかかわる脅迫行為がありましたか?
 商標登録を行おうとした人を糾弾するに当たって、無関係な他人の権利物が使われましたか?
 なにぶん、古い話だし、よく覚えていないのですが、のまネコ問題と「阪神優勝」商標登録問題を同列に扱えるかどうかは、上記二点にかかわってきますね。
 公開された情報以外の個人情報が、本人に無断でばら撒かれたりしたのだとしたら、やはり「阪神優勝」の商標登録に反対する人にも、文句を言うと思いますよ。
 
 松浦社長は有名人だから、騒がれても仕方がない、という理屈はあるかもしれませんが、しかし、彼の基本的人権を奪う権利は、誰にも無いのです。
 また、「モナーは誰のものでもない」と主張する方々は、その権利の管理が、2ちゃんねる管理人・ひろゆき氏に委ねられている事を疑問視したほうがよいでしょう。
 
 [あとで読む]スラッシュドット ジャパン | 「阪神優勝」が商標登録されていた

罵倒系ブログの考察

2005-10-14 | WEBにまつわる話
 ジャンルとして確立しているのかどうかは知らないけど、僕の中で「罵倒系」のブログというものがあります。
 批判系に近いのですが、より負のベクトルが強く、なおかつ、ブログ主に批判先との歩み寄りの姿勢を感じないもので、語気を荒さによるインパクトがあるものが多いです。
 高度な文章力と運営能力があると、ある種のエンタテイメントになって、面白くなる可能性を秘めているのですが、残念ながら、僕が罵倒系のブログと思うものの中で面白いと思うのは、真性引き篭もりしかありません。
 罵倒系のブログ(ブログ全体でも、記事単位でも)って、素人が手を出すようなものじゃないと思うんですよ。
 
 ここで、その罵倒系とはどうして発生するのか考えてみました。
  • ただの批判だとインパクトがない、罵倒することでエンタテイメント化を図る
  • 仲間内で形成されるコミュニティのスタイル
  • ただ単に罵倒相手が嫌いなだけ
  • コミュニケーション能力の著しい欠如

 さっとこんな感じです。
 エンタテイメント化を図る場合を除くと、ブログとしては、あまり望ましいものではないと思います。
 それでも罵倒系で行きたい、という人のために指針になれば良いなと思い、罵倒系ブログを行う際に注意したほうが良いことをいくつか考えてみました。
 
 
ツッコミ所を残しておく。

 読み手の多くがエンタテイメントとして受け入れてくれるものであれば、別段問題はないでしょう。
 ただし、罵倒系をエンタテイメントにまで昇華させるのは、非常に難しいものです。
 誰か(あるいは、何か)に対してネガティブに評論すると、少なからず相手に嫌悪感を与えるものです。言っている事が正論で、相手(或いは相手側の読者)に「なんかムカツクけど、あいつの言っている通りだしなぁ」と思わせることが出来たら、それは大成功だと思うのですが、大多数に「ただウザイだけ」と思われるのであれば、読み物としての完成度が低いのです。
 テレビに出ているお笑いタレントにも、罵倒系と称される人がいますけど、彼等の場合、理不尽な逆ギレや、大げさなアクション、あるいは過剰に頭の悪さを演出する事で、しっかりとキャラクターを作り出し、周りの者からツッコミを入れやすいようなパターンを作っています。
 罵倒系の記事を書く人が、読者からの突っ込む余地を与えないのなら、これはただの幼稚なストレス発散の場になってしまう危険性が大。まさにチラシの裏というやつで、読む人には不快以外のなにものでもないのです。
 真性引き篭もりのhankakueisuuさんは、記事の中でさんざんある事象をなじっておきながら、最後にそれを自分が行う事で、オチとして成立していることが多いから、不快感を感じないのです。
 読者にツッコミどころを残しておく事で、エンタテイメントになっているのです。
 
 
キャラクターを大切に

 罵倒系を書き続けるのなら、それをネタとして理解してもらう為に、コロコロと自分のキャラを変えてはいけません。
 ブログは記事単位で読まれるもの、ということで、記事毎に違う自分を演出するのは良いのですが、一つの記事で人間性が変化すると、書いてあることに説得力がなくなります。
 何かを罵倒する記事を書いたとき、その罵倒が「ある層」に対しては、納得させる力を持っていた場合、コメント欄には、その考えに賛成する人と、反対する人が出てきます。これはよくある話。
 で、反対のコメントには、記事のスタイルと同様に、烈火の如く怒りのパワーを振りまき、口汚い言葉を浴びせるのですが、これはまぁ「そういうキャラ」を演じているのであれば、分からなくもないことです。
 ところが賛成のコメントには、いたって紳士的に振舞い、むやみに低姿勢だったりする事があったりします。
 これでは、せっかく作り上げた罵倒系キャラが台無し。
 見る人には「なんだ、こいつ、ただ‘気にいらないものを排除したい’という我侭なだけじゃん」と思われることでしょう。
 こうならないためには、

  1. コメント欄には顔を出さない

  2. 実は低姿勢キャラである事をアピールし、どのコメントにも「ははぁ、仰るとおりでございます」で通す

  3. 反対に、賛成意見の者に対しても罵声を浴びせる事で、キャラの統一性を図る。「媚売っているんじゃねぇよ、キモイよ」などと返すと、効果的


 個人的にはhankakueisuuさんのように、「コメント欄には顔を出さない」のがベストだと思います。


むやみに出歩かない

 そうした罵倒系の人のブログにも、きっと何人かの「常連さん」がいることでしょう。
 もしかしたら、相互にコメントをつけあっているのかもしれません。
 しかし、上で書いたように、罵倒系はキャラを維持することが大切だと思います。相互訪問先のコメント欄で、妙に馴れ合っている場合は、やはりキャラクター作りに失敗していると言えるでしょう。
 それでも、この場合は、キャラ作りに失敗しているだけで、たいした迷惑をかけているわけではありません。自分のブログの面白さを損ねてしまっているだけです。
 これが、「キャラクターの維持」に執着して、相互理解の無いブログに対してまで、出張って歩いては、いささか問題アリ。
 気にいらない相手の所に、罵倒系キャラのまま参上して粘着的にコメントを残していけば、これはもう、ただの荒らしです。
 中には荒らされる側にも、若干の問題がある場合もありますが、その不快感を表す為に自分のブログ内でのキャラクターをそのまま他人のブログに持ち込む行為を、正当化できるものではありません。
 どうしてもそのキャラのまま文句を言いたいのなら、トラックバックを用いて行うべきでしょう。
 ただし、その内容があまりに馬鹿げている場合、誰も相手にしてくれない事は明白ですけど。
 
 
自分が罵倒しているのだから、相手から罵倒されることも認める

 これが一番大事なんじゃないかと思いますが、結構多いのです、「自分はさんざん人を罵るくせに、自分が同じように罵られたら、途端に中傷誹謗扱いする人」
 他人を罵る、ということは感情的な問題が発生しやすく、たとえそこで罵られている本人でなくとも、コメント欄で反論する際、相手と同じ口調になってしまう事が多いものです。
 それが是か非かというと、あまり是ではないとは思うものの、仮にそうなってしまった場合、罵倒系の記事を書く運営者が、コメント欄で更なる罵倒で「罵倒コメントがつけられた事」を批判するレスを入れると、途端にオコチャマ度がアップします。これは要するに「俺は他人を批判するけれど、俺の事は批判をするな」と同じですね。
 
 
ランキングには参加するな

 人気ブログに対してトラックバックなどを送りつつ、相手を罵倒しつづけると、結構なアクセス数を稼ぐことが出来ます。
 相手のブログのアクセス数が多い場合、その中にはたいてい、そのブログアンチが含まれているので、援護射撃をしてくれる場合もあります。そういうアンチをうまく取り入れ、場合によってはタッグを組んで相手を煽り、一気にアクセス数を増やす事も出来なくはありません。
 実際、アクセスアップ法を謳うブログの中には、それを最終手段として勧める所すらあります。
 しかし、多くの場合、その方法では結局自滅してしまうようです。安定した人気ブログには何故読者が多いのかを考えれば、すぐに分かるはずなのですが、やはりそうしたブログには支持者が多いのです。
 その罵倒によって、そこの支持者をも見方に付けられるような、見事な論理展開で喧嘩を売れば、もしかしたら読者を引き入れて、立場を逆転する事もできるかもしれませんが、恐らくは「バカ・キモイ・イタイ」の類義語を並べているだけの文章では、もともとそのブログを嫌っていたアンチ君を見つける事ができるくらいで、たいした収穫はありません。
 そればかりか、人気ブログに喧嘩を売る事でアクセスランキングの上位を狙ったと思われてしまうかもしれません。
 もし、自分が正義と信じて、人気ブログに罵声記事からのトラックバックを送る場合でも、アクセス厨とうたがわれない為に、ブログランキングなどには登録せず、また、訪問者数を示すカウンターなどの設置もしない事をお勧めします。

 
罵倒しちゃいけないものもある

 昨年の春、僕がこのブログを始めた直後、ある面白い罵倒系ブログがありました。
 そのブログは、livedoorブログに存在した某ブログ。
 ある対象を徹底的にこき下ろし、罵声の限りを尽くすのですが、それなりに筋が通っており、愛読していました。しかし、やがてこのブログは批難を浴びて更新停止、閉鎖に至ります。
 それは、後に「やってはいけない罵倒」を繰り返したから。
 その対象が何であったのか、ちょっと記憶には無いのですが、確かに「その罵倒は人としてどうよ?」と思うようなものであったはずです。
 容姿などの身体的特徴、あるいは生まれついてのしょう害や、事故による後遺症を嘲笑うような罵倒は、もっとも「やってはいけない」ものでしょう。

コメント制限記事へのコメントが反映されない件について

2005-10-12 | goo BLOG
 以前から、gooブログ スタッフブログのコメントの調子が悪いな、と思っていたのですが、この事象が僕だけにあることなのか、あるいはgooブログユーザー全体にかかわっていることなのか、よく分かりません。
 gooブログ スタッフブログは、エントリによって、たまにコメント権限がgooIDでログインしている人限定になります。
 2005/10/12 21:31現在、gooブログ スタッフブログ:changes.xmlの配信を開始しましたのエントリが、コメントの際gooID必須状態になっています。
 この記事の投稿日時は2005-10-11 18:07:07 で、丸一日経過していますが、いまだひとつもコメントがありません。
 でも実は僕、何度かこの記事にコメントを残そうとしているんですよ。もちろんログイン状態で。
 最初にコメントしたとき(10-11 18:20頃)、よくある事故と思い、反映が遅いだけかと思ったのですが、いくら待っても反映されず、また、数度試してみても、同じ結果になりました。
 この時、スタッフブログのサイドバーに表示されるはずの、コメント/トラックバックモジュールなどの全てが、表示されない状態になっていたことを付け加えておきます。
 
 これはもしかしたら、「えっけん」のコメントがあると場が荒れると判断したスタッフの誰かが「simauma_dx」からのログインではコメント受付拒否なのかッ? 
 などと冗談半分で思いつつ、まぁ~よくあることよくあること、例えばねぇ・・・・・・と、谷啓化していました。
 
 ところで、僕はこのブログの続・のま猫を糾弾する人は……というエントリを、gooへのログインを条件にしてコメント受付しているわけですが、現在のところ、お二人の方からコメントをいただいております。
 当然このお二方は、ログインしてからコメントをしているわけですが、実は、最初のコメント(2005-10-10 22:32、sary_februaryさんより)のレスをしようと、そこそこ長文を書いてボタンを押した所、やはり反映されなかったようです。この時刻は「2005-10-11 12:44」となっています。
 そして反映されていないことに気付かないまま、次のコメントをいただいております。
 その時刻は、2005-10-11 04:58、survivalguideさんからのものです。
 本日の夕刻、survivalguideさんからのコメントにレスを入れようと、件の記事を開いたところ、sary_februaryさんへの返事が反映されていなかったことに気付きました。
 ちょっと不安定なのかな、と思いつつ、再度sary_februaryさんへの返事を書きました。これが本日 10-12 19:26 のこと。
 やはりすぐには反映されていません。
 そしてこの時、最初に書いたスタッフブログにコメントをした時のように、サイドバーの一連のモジュールが全て表示されない現象を体験しております。リロードすることで正常になりますが、やはりコメントは反映されません。
 念のため、連続でどうでもいいコメントを投稿しましたが、これもやはり同じような結果です。その時間は 10-12 19:27 です。
 コメントを登校した時刻を正確に把握しているのは、コメント・トラックバックのメール通知機能を使っているからです。
 つまりサーバーのほうでは正常にコメントを受け取っていることになります。現に、ログインによるコメント制限をかけていない記事へのコメントはきちんと反映されていますし、この事象が起きているのは、コメントの制限をした記事だけのようです。
 gooブログ スタッフブログ:changes.xmlの配信を開始しましたにコメントが寄せられないのが、この謎の現象の為なのか、あるいは単にユーザーの興味を惹きにくい話題なのかは分かりませんが、僕がコメント制限をしている記事には、お二人の方がコメントを残していることを考えると、僕のコメントが、スタッフブログおよび僕自身のブログで反映されない理由が分かりません。
 
 他のユーザーの方で、コメント制限をしている記事へのコメントを成功している例、あるいは、やはり失敗してしまう例がありましたら、情報をお寄せいただければ幸いです。
 
 
 
 
 こんなことまで書いて、gooブログスタッフの方から、
「いやぁ~、simauma_dxのIDは、コメント制限時には、gooブログ全体で拒否設定されるようになっているんですよぉ!! だってアンタ粘着なんだもん!」
 とか言われたら、ヤダなぁ~
 
 
 あ、あれ、村井さん、眼が笑ってないんですがッ!!
 

はてブに関するエトセトラ4

2005-10-12 | WEBにまつわる話
 数あるソーシャルブックマークサービス(長いので、以下SBMとします)の中でも、その使い勝手の良さと、ブックマーカー間の繋がりやすさから、二歩も三歩も抜き出ている感のある、はてなブックマーク
 普段巡回しているブログだけでは物足りなくなったけど、面白いブログの探し方が分からない、という人は、優れたアンテナ(はてなアンテナの意味ではないです、念のため)を持つ、はてなブックマーカーのブクマ記事を読むと良いと思います。
 そうしたブックマーカーの見つけ方は、自らもはてなのアカウントを取得し、ブックマーカーになること。始めは他人のブックマークしたものをあまり意識せず、普段の巡回や検索などで見つけた面白いブログを中心にどんどんブクマ。
 ある程度集まってきたら、同じ物をブクマしている事が多い、ブックマーカーAの存在に気付くはずです。
 ブックマーカーAが2~3人見つかったら、あとは芋づる式に「自分にとって面白いブログを探してくれる人」が何人もいることが分かってきます。
 まぁ、多くのはてブ初心者にとって、その「ブックマーカーA」は、laisoさんか、nobodyさんか、fellowsさんのような気がしますが。(というのは僕の思い込みで、人気・影響力のあるブックマーカーはHatena Bookmarker Rankingでわかります)


セルフブックマークの注意

最近目立っている傾向なのだけれども、自分自身のエントリをブックマーク(分熊)するというものだ。

…引用者・略…

だから「やるな」というのは若干キツめの言い方だし、カチンと来たり、抵抗感や拒否感を示す人もいるだろう。

まぁ、でも「かっこわるいなあ」と思っているブックマーカーがいる、って事くらいは覚えておいてくださいな、という事で。
煩悩是道場 - 分熊保育園 自分のエントリを三番目以内にクリップするな

 これ、僕も同感なんですよね。ブクマの使い方は人それぞれだし、自由なんだけど、はてブの特性上、三人以上のブクマがあると「ホットエントリー」として注目を浴びやすくなるシステムのせいで、三番目以内のセルフブックマークは、アクセス狙いのブクマだと、つい穿った見方をしてしまう。
 正直、「かっこわるいなぁ」と僕も思っているので、基本的に僕は三番目以内のセルフブクマはしない方針。
 「基本的に」と但し書きをしているのは、セルフブクマにはアクセス狙いとは別の意味もあることを知っているから。
 以前も書いているけれど、gooブログを含む、多くのブログサービスでは、記事が属するカテゴリを一つしか設定できません(はてなダイアリーなど、一部のサービスでは可能)。ところが、その記事の話題によっては、複数のカテゴリに所属させたい事があったりします(僕は気になった記事があるブログを、カテゴリ単位で見る事が多いのです)。
 そんな時、はてブでサブカテゴリ用のタグをつけておき、あとは自分のブログ内にそこへの誘導を設けておけば、複数のカテゴリに所属させるのと、ほぼ同等の効果を得る事が出来ます。僕はよく「NGワード:○○○」という記事を書いていますが、このシリーズの所属カテゴリは、バラバラ。「NGワード」というカテゴリを作ろうと思ったこともあるのですが、そうすると「トラックバックに関する話」から漏れてしまうことになるので、「NGワード:○○○」とつけた記事については、はてなブックマーク - むだの素Rにおいて[NG word]というタグを作って、そこにまとめる事で参照できるようにしてあります。
 余談ですが、この「NGワード」、ごく一部で人気のようで、たまに「えっけんさん風に」として同様の題名で記事上げしている人を見かけるようになりました。気付いた時にはそれもまとめてブクマしています。

 それでも、早いうちのセルフブクマは、ホッテントリ狙いと他人が思っても無理がないわけでして、極力、既に三人以上がブクマしてから行うようにはしています。


タグ[ekken]って、なんだ?

 八月にはてブの個人名タグを書いた時には、あまり感じなかったのですが、このところ、タグ[ekken]というのが僕とは無関係な部分で使われているようで、ニヤニヤしています。
 この[ekken]タグ、創出したのはBLOG STATIONでお馴染みのKenさん(はてなID:kanimaster)。初出はここ
 これを見た僕が「自分が言及されているブログをブクマしていこう」と利用していたのですが、いつの間にやら、タグが一人歩きしている様子です。
 タグ「ekken」を含む注目エントリーや、タグ「ekken」を含む人気エントリーをご覧いただければ分かると思いますが、ずらっと並んだ被ブクマ記事は、必ずしも僕がブクマしたものではないし、その記事内容も特に僕に関連したものではないのです。
 例えば、はてなブックマーク - コリアニメやつあたり:書評『日本はなぜ諍いの多い国になったのか』、ここのエントリーに、僕はブクマしていませんし、ブクマされている記事のどこにも僕の名前は出てきません。こうしたものが時々現れている模様。
 主に無断リンク禁止の話題とか、議論に関する記事のブクマの際に使われているような気もしますが、きちんと追って読んでいるわけではないので、詳細は不明。
 たぶん、使用されている方が、おのおの何らかの意味を持ってタグにしているのでしょうけど、分からないから面白い、という面もあります。






 ところで、冒頭に「ソーシャルブックマークサービス(長いので、以下SBMとします)」と書いておきながら、その後に一回も「SBM」と書かれていなかったこと、誰か気付きました?

北海道に来たら、これを買え!

2005-10-11 | たべもの
 今週、ネット上の知人である某氏が、所用で北海道へ来るということなので、越後屋オススメ「北海道へ来たら、お土産はこれを買っていけ!」スペシャル。
 別名「もって帰る人の事を考えて勧めろ!」
 
ジンギスカンセット(5~6人前) 北海道稀生まれ・北海道育ちの僕は数年間埼玉県に居住していた時に、最も恋しかった食べ物が、ジンギスカン。最近はラム肉ブームで本州でも比較的容易にラム肉を入手できるようだけど、当時は滅多に買える物ではなかった。
 タレに付け込んだ状態の肉を焼く、パック入りのラム肉も美味しいのですが、僕は調味していない肉を焼いて、写真のベル・ジンギスカンのタレをかけて食べるのをオススメします。このタレは札幌のスーパーマーケットならどこででも買えるものですが、埼玉県では見かけなかったなぁ。帰省の際はいつもカバンに入れて帰っていたものです。
 焼いたラム肉にかけて食べるのもよし、野菜炒めの調味料としてもよし、チャーハンに味付けに最高!ご一緒にお肉もどうぞ。

ニシパの恋人(トマトジュース) 鷹栖町産「オオカミの桃」トマトジュース(1L・3本入り)【送料無料】
 小さい頃、嫌いな飲み物の代表がトマトジュースでした。しかしこれらのトマトジュース「ニシパの恋人」「オオカミの桃」を飲めば、トマトジュース嫌いは一気に解消です。
 トマトジュースってこんなにも美味しいものだったのか、と自分の中に味覚革命が起きてしまうのです。
 そのまま飲んでも美味しいのですが、カクテル用としてもどうぞ。
 トマトジュースにしてはちょっと価格が高いのが欠点ですが、後悔はしないと思います。
 お土産としては重量があるのが難点。
 つか、画像のリンク先で買えば、僕が大喜びします。


【税込】コアップガラナ-1箱24本 北海道といえば、ガラナ王国。
 なぜかは知りませんが、本州以南ではあまり市民権を得ていないガラナ飲料、北海道ではさまざまな会社からガラナ味の炭酸飲料が発売されています。
 中でも函館の小原商店の「コアップガラナ」はガラナ飲料の老舗として人気があり、ガラナ飲料の中では最もガラナくさい、濃厚な味が楽しめます。
 変な想像をされては困りますが、これを飲んでもえっちな気分がムラムラするわけではありません、念のため。


 ムラムラしたい方のガラナをお探しの方は、こちらをどうぞ。
したたる潤・今宵のひめごとシスターモイスチャー 女のうるおい 45g(250mgX180粒)


【サッポロビール】サッポロクラシック 350ml 24缶入1箱 最近はすっかり「第3のビール」づいてしまった越後屋、慣れというものは恐ろしいもので、むしろ普通のビールはどうでも良いと思えるようにさえなってきました。しかしこの北海道限定ビール「サッポロクラシック」だけは別格。家にいながらにしてビアホールのうまさが堪能できます。本州でもたまに扱っている酒屋がありまして、埼玉在住時は、わざわざ電車に乗ってそこまで買いに行っていました。

NGワード:誰もがブログを持っているわけじゃない

2005-10-11 | WEBにまつわる話
 NGワードにしているけど、これ、仰る通りだと思うんです。
 誰もがブログ(サイト)を持っているわけじゃないし、そうした人にも反論を唱える権利はあります。
 僕はこのブログに何かを批判する記事を多く載せている以上、他者から反論があるのは当然の事だと思っているし、何度も「自分は批判するが、自分を批判するなは、あまりに身勝手」と書いてきています。
 だいたい、僕が「読み手」の立場になった場合だって、反論の受け皿が用意されていないブログは、面白いと思っていないです。
 「反論の受け皿」というのは、コメント欄だったり、トラックバック受け入れ機能だったりするわけですが、このうち、コメント欄については、この受付を閉じてしまうと、ブログを持っていない人からの反論が閉ざされてしまいますね。「ネット上の匿名性」を保持しての発言が出来なくなります。
 そういう意味においては、持ち出されて当然の発言が「誰もがブログを持っているわけじゃない」

 しかし、暴論を承知で言わせて貰うと、僕はブログ(サイト)を持っていない者からのコメントは頂かなくても結構、と考えます。

 これは匿名はやっぱり推奨しないのです他で述べているように、自分の所在を明らかにしない・出来ない者の発言は、とかく無責任なものになりがちだからです。もちろん、全ての匿名発言が無責任(無意味に攻撃的、批判のレベルに達しないただの罵声)なわけではないですし、中には非常に有意義なコメントが残される事もあるのですが、その数はあまりに少なく、フィルタをかけることのメリットのほうが大きいものです。
 これ、言及ナシのトラックバックを弾こう、の考えと似ていまして、言及の無いトラックバックの全てが無意味なものではなく、中には優れた記事の場合もあるのですが、トラックバックの条件として「言及のない物を弾く」と決める事で、大部分の宣伝トラックバックや、価値の低いトラックバックをフィルタリング出来るのですね。
 僅かばかりの「有意義な匿名コメント」を受け入れる為に、多数の嫌がらせ的なコメントを受け付けるつもりは無いんですよ。
 もちろん、悪質な荒らしは、嫌がらせ用のアカウントを取得する事も出来ますが、そこまでやるバカは少なく、僕が利用するgooブログとはてなダイアリーにおいては、IDでコメントを制御できます。
 で、IDによるコメントの制限をかけた場合は、自由にコメントを出来る場合とは異なり、たとえ反論があったとしても、罵声を残されたり、不毛な言い争いになる事は少ないのです。

 ブログを持たない者の反論に再反論するとどうなるか?
 自分の意見を述べる場を所有しない者は、当然反論相手のブログ上で何度も批判する事になります。
 そのコメントが、あまりに非論理的なものであれば、それは荒らし行為と見なされるので問題外ですし、論理的なものの場合は、長文になる事が多い事から、やはり多くの人に「ウザー」と思われることになります。
 相手を真摯に批判したければ、ブログを持てば良いんですよ。
 ブログのアカウントなんて、誰でも簡単に無料で取得できるんだから。
 それが面倒だ、というのなら、わざわざ他人のブログに長々とコメントするのが面倒じゃない事とつじつまが合わなくなり、ブログ主から見れば「やはりただ荒らしたいだけなんじゃないの?」と思われても当然でしょう。
 
 匿名の批判コメントは、たとえそれが正論であっても、他の多くの匿名コメントが価値が低い物が多い事から、正当な評価をされないものです。


 もっとも、「ブログを持つ者の批判が、全てまっとうなものか」と言われれば、そうでない物も中にはあるわけでして、実際、僕のブログにおいても、ごくたまにワケのわからん「本人は批判のつもり」の困ったちゃんが現れるのは事実です。
 そういう人たちは、たいていは自然淘汰されているようですけど。
 
 ※のま猫関連に限ったハナシだと、コメント欄をオープンにしている‘のま猫糾弾を疑問視’するブログは、やはり匿名コメントの不毛な異論に閉口している模様。





続・のま猫を糾弾する人は……

2005-10-10 | WEBにまつわる話
 のま猫を糾弾する人は「権利」について都合が良すぎるのではないかに関連して、頂いたトラックバックや、検索などで見つけたサイトなどを読んでの記述です。

空耳で面白く聞ける曲がある~(外国曲、この時点では日本国内は輸入のみ)、
じゃあ、それにあわせたFlashとか、映像作ろう~、
人気出てきて、CDを探している人が増えているぞ~(この時点でも輸入のみ)、
企業登場、売れるなら…我社で権利を買って販売だ~♪
ついでに、あのFlashもつけちゃえば、完璧だな!、
販売しました~、予想以上に売れました~、グッズを作ります~。
まぁ、大体、こんな感じの流れです。
最初っから、エイベックス販売だったわけではないんですから、
エイベックスがのまネコの権利主張も間違い。
今日は、祝日…。

 上記引用元記事に書かれた内容については、若干の異論があるものの、引用部分について読むと、確かにavex社は「うまいことをやったなぁ」と感じますね(現段階では「うまいこと」ではなくなったわけですが)。
 『恋のマイアヒ』の日本発売に関してはosakana.factory - osakana日記(2005年10月7日)『のまネコ問題で考える二次創作の創造性』で分かりやすく書いてありました。
 確かに2ちゃんねるでのフラッシュ人気に乗じて、avex社が国内版販売にこぎつけたようです。これは僕の認識不足です。
 ただし、そのこととavex社を糾弾する方法についての正否はまったく別の話。
 
 たとえ相手が犯罪者であろうと基本的人権を有しており、法の下で裁かれるべきであって、彼を懲らしめる為に、法を逸脱した行為がなされてはいけないのです。
 今回ののまネコ関連問題について、僕が気になったのは、筋の通らないavexサイドへの嫌がらせです。
 例の犯罪予告はもちろんのこと、松浦社長が会員制サイトで公開した謝罪文のネット上ばら撒きは、法的に認められるものではありません。
 一方、avexサイドの「のまネコ」については、感情的に嫌悪感を生じるのは分かるものの、法的には特に問題はなさそうです。(弁護士・小倉 秀夫さんのブログbenli: 「モナーはみんなのもの」ではない。参照)
 
 HRSさんの記事への異論は、次の部分。
著作権は親告罪になります。
簡単に言えば、訴えられなければ、罪にはならない…って事ですねw
このように書くと、物凄く乱暴な感じですが、
著作権については、広く共有できる財産であると同時に、
個々に与えられる、重要な権利です。
著作権の主張はしつつも、自由に使っていただいて構わないとする、
著作物の所有者も、インターネット上には多数いますし。
今日は、祝日…。

 訴えられなければ罪にはならないから、他人の著作物を無断で使っても(バレなければ)問題なし、という考え方は、ご本人も書いているように、物凄く乱暴な意見です。「権利を主張しつつ、自由に使って良い、という権利者も多数いる」から全ての権利者を無視しても構わない、という話にはなりません。
 一部の人がそうだから、という根拠を全体に適用するのは、危険な行為でしょう。

 僕が「のまネコ叩きがよくない」と思うのは、実のところ、avexの著作権侵害をするな、ということではなく、もともとがパクリ文化である2ちゃんねるが、自分らが今までやってきたパクリを棚にあげて、自分らが「パクられた」と大騒ぎするのはみっともない、ということですよ。(2ちゃんねるは元々が「あめぞう」を真似たものである事は有名な話。参考:2ch裏の歴史と噂話と真相
 既存の著作権が確立している音源を使って、面白フラッシュ(黒フラというらしいですね)を作成し、ネット上にばら撒く行為をお目こぼししてもらっているのなら、自分たちがパクった相手(のまネコに限った話で言えば、その権利を法的に所有する側)に対し、逆に「パクられた」と騒ぐことは、今後お目こぼしの基準が厳しくなる可能性だって考えられます。
 法の専門家・小倉 秀夫さんに言わせると、こういうこと。
どうせなら、これをきっかけに、「洋楽の空耳フラッシュはAVEX的にはOK!。だけど優秀作品はプロモで使わせてね」という方針をAVEXが採用してくれれば、AVEXが権利を買い取った楽曲に限られるにせよ、原盤権者の著作隣接権によって阻害されることなくフラッシュ作家が創作性を発揮できるようになるわけで…(略)…

…(略)…今回のことで、AVEXがネットワーカーに敵意を抱き、フラッシュ作家を次々と潰していく方針に変更しないように希望する今日この頃です。
benli: 「のまネコ騒動」についての違和感

 感情的な問題は別にして、その是非を法的に問われた場合、黒フラ作成サイドには不利な用件が多すぎるのです。
 お目こぼしされているうちは、牙なんか向けずに、それに甘えさせてもらっていたほうが何かとお得ではありませんか。
 
 


 のま猫を糾弾する人は「権利」について都合が良すぎるのではないか頂いたトラックバックは全て目を通させていただいております。有意義な記事が多く、楽しませていただいております。
 なお、楓さんから頂いたトラックバック、記事の趣旨とは無関係な部分で、ひとつ反論を。
【記事には関係ないけどもさらに一言】

コメント欄を閉鎖するのは、反論に対する「逃げ」でしかありません。
たとえ建設的な意見がないと本人が思っているとしても、コメント欄に投稿不可能にしている時点で、正当な反論をする人のコメントを退けているわけですからね。
批判的な文章をお書きになるのでしたら、コメント欄は開放しておくべきです。
のまネコを糾弾する人は「都合がいい」?

 批判的な文章をお書きになるのでしたら、コメント欄は開放しておくべきですという考えは、基本的に僕も同意です。
 他者を批判するものは、自分が批判することも受け入れろというのは、常に僕自身が言っていることだし、その窓口を塞ぐのは愚かな行為であるといってよいでしょう。
 しかし、「コメント欄閉鎖=逃げ」というわけでは無いでしょう。現実に僕はトラックバックを受け入れて、反論されることを認めているのです。
 gooブログでは、gooのアカウントを持っている者のみコメントを受け入れることは可能ですが、このブログの読者はgooブロガー以外の方のほうが多いし、何より話題的にコメンテーターをgooブロガーに限定するものでもありません。
 じゃあコメントを全て受け入れろよ、という意見もありましょうが、今回、この問題を扱ったいくつかのブログを読む限り、コメンテーターを限定しない「のまネコ糾弾を疑問視する記事」を書いたところの多くが、匿名の卑怯性を利用した嫌がらせコメントを残されています。
 トラックバックによって行われる批判については、あまりに馬鹿げた批判をするわけにはいかないので、概ね論理的な意見が多いですし、実際に頂いた批判的な記事も、そうだったのですが、匿名性を利用した批判・反論とは名ばかりの、単なる嫌がらせコメントと不毛な言い争いをする気はありません。
 「正当な反論」を行う場は、何もコメント欄に限った話ではないのですから、こお受け入れ拒否をしていることが「逃げ」と決め付けるのは、単なる煽り行為と判断しました。

gooRSSリーダー利用状況を調べてみました

2005-10-10 | goo BLOG
 gooがWeb版RSSリーダー機能を発表したのですが、そのことをアナウンスするスタッフブログに、次のようなコメントが。
Unknown (A子)
2005-10-09 23:12:28

自分のブログをRSSリーダー登録している相手を知ることは出来ますか?

gooブログ スタッフブログ:Web版RSSリーダー機能をリリースしました

 現段階では、そうした機能はないようです。
 BlogPeopleはてなRSSでは、被登録相手がわかって、そこが面白いところだったりするのですが、実のところ、僕にはちょっと鬱陶しい機能だなぁ、と思う面もあったりします。
 自分が登録している相手が、必ずしも自分のブログの内容に興味を持っているわけではないだろうから、相当数のブログを登録している僕は、登録している相手に知られると、「あら、やだ! 何でこんな内容でわたしのblogには関連性もないのに登録しているのかしら? キモイキモイ!」なぁんて思われるかもしれません。
 このブログの内容からは想像がつかないかもしれませんが、実は僕は、主婦が書いた日常の出来事を綴るブログが好きでして、コメントを残すことは滅多にないのですが、RSSリーダーには結構多くの主婦ブログが登録されていたりします。(もちろん、「イタイブログ探し」としてのネットウォッチの対象にしているわけではありません)
 そんなことから、僕が最近愛用しているRSSリーダーは、FEEDBRINGER
 はてなRSSや、Bloglinesよりもメンテナンスに入ることも少なく、表示速度が若干速い気がします。表示させているブログの登録数は分かるのですが、誰が登録しているかまではわからず、このRSSリーダーのリンクから訪問しても、自分が訪問したことは分からないのが、気に入っているところ(ただし、FEEDBRINGERからのリファラは残ります)。被登録者は分からなくても良いのですけど、被登録数が増えたことがわかると、なんとなく嬉しいものです。
 
 ところで、gooのWeb版RSSリーダーの方は、被登録者はもとより、被登録数も表示されないので、これを使っても更新に対するモチベーションが高まらないのが残念ですね。
 表示画面のナビゲーションに「人気RSSサイト」とあるのが気になってクリックして見ました。
 この「人気RSSサイト」は、10人以上から登録をされているRSS配信サイトが表示されるようです。
 その中から、gooブログに関係するもののみを抽出したのがコレ。
 ※登録件数は10月9日、23:30頃に調べたものです。 gooラボ スタッフブログまでの上位登録サイトのカウントが多いのは、恐らくはこのRSSリーダーを利用する際、デフォルトで登録されているのでしょう。既に更新されていないブログもありますし、Bloglinesにおいて被登録数が41件であるgooブログ スタッフブログの登録数が8000件超というのは、ちょっと考えにくいからです。
 このRSSリーダーのユーザーが任意で登録したと考えられる『佐々木俊尚の「ITジャーナル」』の登録数31件という数字から、gooブログユーザーの大部分は、このRSSリーダーを活用していないのか、あるいは、gooブログ内の他人のブログはあまり読まれていないということなんでしょう。
 
 ちなみに、他のWEB型RSSリーダーの多くで、100件以上の登録をされている人気ブログの、gooRSSリーダーでの実績は次の通り。

 使っているユーザーの層が異なる事にもよるのでしょうが、これらの人気ブログの登録者数が、他のRSSリーダーサービスと比較して極めて少ないことから、gooのRSSリーダーの利用者はまだまだ少ないものと思われます。
 
 
 ところで、gooラボ スタッフブログさん、設定変更で「レイアウト変更の保存」を「終了時に自動的に保存」にしていても、登録したブログやデザインの変更が保存されないのですが、僕の環境だけなのでしょうか?


 この記事は、越後屋娯楽堂に投稿した記事に、加筆訂正を行ったものです。

コメント欄の並び順について

2005-10-09 | WEBにまつわる話
 いろいろなブログを読んでいると、ときどき、色使いとか文字の大きさは悪くないのに、物凄く読みにくい所にあたってしまうことがあります。
 それはコメントの並び順。

 ご覧のように、gooブログはコメント投稿日時の昇順(古いものから新しいもの順)で決められていて、ブログ全体で見てもこれがスタンダードだと思いますが、ときどきこの順番が逆の降順(新しいものから古いもの順)になっているものがあります。
 そのブログサービスのデフォルトがそうなっているのか、あるいはユーザーがカスタマイズして並べ替えているのか知りませんが、僕にとってはこの降順表示コメント欄が非常に読みにくいのです。
 
 ブログの特徴として、トップページの一番上の記事が最終更新であることが挙げられます。
 ブログ以前の「ホームページ」形態のWEBサイトでは、トップページに「更新履歴」を記載するのが閲覧者に親切なテクニックとされていましたが、ブログツールは最新投稿記事を優先して目立つ場所に配置することで、この「更新履歴の更新」という手間を省きました。
 ブログのこの特徴は、訪問するたびに同じコンテンツを読まされることが少ないので、読者にとっても効率的な仕様であると言えます。
 しかし、コメント欄は記事本文の並びと逆になっているところが断然多いですね。
 サイドバーにある「最新のコメント」などは降順になっているにもかかわらず、コメント欄本体は古いものから新しいものという具合(昇順)になっています。
 だったら、昇順で並んだコメント欄は、何度も訪問する人にとっては、同じコメントを読まされる機会が多くて、その度にスクロールさせなければならないから、不親切なんでねぇの?
 ……という考え方もあるかもしれません。
 
 しかし僕はコメント欄が降順になっているブログは、あまり好きではありません。
 
 ブログの記事というものは、基本的に個別の記事単位で読まれるものです。
 もちろん、いくつかの記事が連続した物語になっていて、古いものから順番に読み進めることが条件になっているものもあるでしょうが、その場合は検索などで中途の記事にたどり着いた人にも便利なように、記事の冒頭と締めくくりに昇順のナビゲーションリンクをつければいい話です(参考:続きものの記事
 しかし、これがコメント欄の話となると、ちょっと事情が変わってきます。
 コメント欄は、主として、個別の記事についたブログ主と閲覧者の交流の場です。人によっては閲覧者に使用方法を任せて、自分は一切登場しないというブログ主もいますが、それでもコメント欄の全体の流れを無視してなされた「空気が読めていない」コメントは嫌がられることが多く、何かを書き込む際は、一応一通り他者が残したコメントには目を通すものでしょう。
 この時に、寄せられたコメントが降順で並んでいると、その数が多いほど読みにくいのですよ。
 一つ一つのコメントは、当然の事ながら上から下に向かって読むものです。
 昇順で並んだコメント欄は、マウスのスクロールホイールを手前にクリクリするだけで読むことができますが、降順で並んだコメント欄の場合、流れを把握する為に、一旦未読の一番古いものを探し出し、個別のコメントを読み進めるたびに、下から上がって次のコメントを上から下に読む必要があります。
 これって凄く面倒なことですよね。
 雑談的な一言コメントのやりとりが続く場合だと、そんなに面倒さを感じないかもしれませんが、ある程度の分量を伴ったコメント欄の場合、上から下、下から上を繰り返す物だと煩わしくてたまったものじゃありません。
 
 そのブログが、仲間内で読むことを前提にしていて、常に一定の仲間がチャット的に、頻繁にコメントのやり取りをしているところの場合は、降順のコメント欄のほうが都合がよいかもしれません。
 仲間が読み終わったコメントについては、再度読まれる必要もないし、訪問するたびに新着コメントを求めてマウスをスクロールさせるよりも、手早く未読コメントまでたどり着けそうだからです。
 
 そうしたブログのコメント欄が、「誰のためにあるのか」というと、読者の為ではなくて、「自分の為」なんですよね。
 自分のブログを一番多く読むのは、恐らくは自分自身でしょう。コメント欄に書かれた事に対して一切の興味がない人は別でしょうけど、多くの人は、書き込みされたコメントにレスを入れるべく、自分のブログのPVカウンターを廻していることと思います。
 ブログ主本人にとっては、寄せられるコメントが多いほど、最新の書き込みが一番上にあったほうが断然便利です。
 しかしたまにしか来ない閲覧者にとってはどうでしょう?
 降順で並んだコメント欄は、読んでいないコメントの数が多いほど、そのコメント欄を読むのが苦痛になるはずです。
 
 ブログ主にとっての「コメント欄の意義」が、コメントを寄せた人と個別の会話のみに利用されるのであれば、降順のコメント欄は都合が良いのかも知れません。
 しかし、そうしたブログの多くは、極めて閉鎖的であり、記事本文がそれなりに面白いことが書いてあっても、よそ者の自分はなかなかコメントを残しにくさを感じずにはいられないのです。
 
 
「降順」「昇順」などという、使い慣れない言葉を多用したせいで、文中に間違いが多く発生しました。
混乱させて、「申し訳ない」
4794212666日本人はなぜいつも「申し訳ない」と思うのか
長野 晃子

涙と日本人 世界が称賛!!伝説のニッポン人 大東亜戦争と「開戦責任」―近衛文麿と山本五十六 石に咲く花 謝らないアメリカ人 すぐ謝る日本人―生活からビジネスまで、日米を比較する

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スパマーと思われたくないなら、あのブログは利用するな

2005-10-08 | WEBにまつわる話
 本日、ある個人ニュースブログが閉鎖宣言を出しました。
 ここでは、そのブログを個別に叩く事が目的ではないので、そのURLを記載するのは避けますし、事情をご存知の方も、コメント欄などでの「そのブログが特定できる書き込み」はご遠慮ください。

 閉鎖に至った経緯については、運営者は「ある事情」としか触れていないので、その詳細は分かりませんが、先日、そのブログと複数のブログとの間に、ちょっとした衝突がありました。
 閉鎖宣言を出したブログは、いわゆるリンク列記型ニュースサイトというものでした。
 面白いブログを見つけては、そのブログへのリンクをペタペタ貼り付けていくタイプで、これ自体はそう珍しいものではありません。
 個人的には、運営者の主張を感じられないニュースサイトにはあまり興味がないので、リンク列記型ニュースサイトを見る事は少ないですが、僕のこのブログのリンク元を見ると、リンク列記型ニュースサイトからのアクセスが非常に多いことから、こうしたサイトの需要は相当高いものと思われます。
 リンク列記型ニュースサイターの大部分は、そこに取り上げた個人サイトの内容に言及する事がないことからか、トラックバック機能を有している運営形態においても、トラックバックを送る事はないようです。
 しかし、今回閉鎖宣言をしたブログ運営者は、「リンク通知」という意味で、取り上げたブログに対してトラックバックを発信していました。
 こうしたケースはリンク通知トラックバックの項目でも触れているのですが、決して間違った使い方とは思わないものの、発信した記事の内容によっては、あまり歓迎される事はないと思います。
 言及はしていないけれど、内容が深く関連し、お互いの読者に読んでもらいたい、という意味で記事内にリンクをして、トラックバックを発信すれば、相手にも喜ばれるかもしれないけれど、何の内容もない、正に「リンクをしているだけ」という記事においては、受信した人も、受信したブログの読者も、読みに要ってガッカリする事でしょう。
 リンク通知トラックバックの意味は、悪意のない言及無しトラックバックが、ただの宣伝トラックバックと思われない為の工夫なのです。
 
 今回閉鎖する事になったブログの運営者は、複数のブログ主と起こした衝突というのは、この「何の言及もないリンク通知トラックバック」が原因です。
 発信者にとっては「良かれと思って」行ったリンク通知トラックバックなのですが、トラックバックを有効に使おうという意志をもつ者にとって、ただリンクがあるだけのトラックバックは、あまり好ましいものではありません。
 それでも、トラックバックに対する価値観の違いだけが理由なら、さほど問題にはならなかったと思います。
 この件について、複数の受信者が、このトラックバックに対する不快感を顕わにしたのは、発信者が利用するブログサービスの仕組が原因であると思われます。
 そのサービスとは、アメーバブログ
 真面目にブログを運営されているアメーバブログ(以下・アメブロ)ユーザーには申し訳ないのですが、僕の印象としても、アメブロから発信されたトラックバックには、スパム臭さを感じずにはいられないですし、現実的にアメブロユーザーにはスパムトラックバッカーが多いように感じます。
 それは何故か、というと、あの有名な賞金システムのせいなのですね。どういう仕組で賞金が与えられるのか、ハッキリしないのですけど、ランキング道場 トップランカーへの道 十箇条 を読むと、どうやらアクセス数も重要な意味があるようです。
 アメブロサイドでは、当然のことながらスパム助長にならないよう次のような注意書きが書かれています。
記事の内容はもちろん、コメントやトラックバックにもあなたの人柄が表れます。自由に発信できるからこそ、マナーを守った誠実な態度を心がけたいですね。第三者に迷惑をかけるような発言や行為は、必ずランキングにはね返ってきます。
ランキング道場 トップランカーへの道 十箇条

 しかし何の罰則もない注意書きで、これではユーザーの善意に頼っているだけですね。
 僕は何度か書いているように、基本的に、アクセス数やトラックバック数によるブログの人気ランキングは撤廃すべき、という考えです。アクセス数などの個人が意図的に操作できるランキングは、決して「面白さの目安」になっているとは思わないし、宣伝コメントや宣伝トラックバックを誘発する大きな原因になっているからです。
 アメブロの場合、このランキングにお金が絡んでくるから、問題が大きくなってしまいます。
 嫌われてもお金がもらえれば良いや、と考える人もいるでしょう。
 そういう人は、僕のようなアメブロに対する偏見を持った人に好かれようとは思っていないでしょうから、そのままアメブロを使い続ければ良いでしょうが、何の悪意もないユーザーでも、アメブロの賞金システムにより、スパム発信者という濡れ衣を着せられかねないのです。

 トラックバックの価値観の違いから、ブログ間に衝突が起こるのは避けられない事だとしても、単に自分が利用するブログサービスが原因でトラックバックスパマーと判断されるのは、なんともバカバカしい話。
 とは言え、アメブロにおいては、あの賞金システムがなくならない限りは、永遠につきまとう問題でもあるように思えます。
 
 とりあえず悪意のないトラックバック利用しているアメブロユーザーは、スパマーの烙印を押されないためにも、アメブロを去ったほうが良いと思われます。

のま猫を糾弾する人は「権利」について都合が良すぎるのではないか

2005-10-07 | WEBにまつわる話
 モナーには何の愛着もないし、avex関係のアーティストの音楽にも何の興味もないけど、のま猫問題は面白いねぇ。
 のま猫を、目のカタキにする人たちには、いくつかのパターンがあるので、まとめて「あんたらのここがヘン!」とする事は出来ないのだけど、あんまり‘のま猫’をいじめると、結局は自分達の首を締めてしまう事になりますよ。
 
 のま猫が出てくるフラッシュの曲「恋のマイアヒ」は、先にフラッシュがあったのではなく、曲が先だったという事を忘れていませんか?
 もちろん、あの曲は、あのフラッシュがあったからこそ、大ヒットしたものだと思います。ヒットしたのはフラッシュ職人のおかげである事は否めません。
 しかし元来著作物であるアーティストの曲を、権利者に無断で利用していたことは事実です。avex側がそのフラッシュに興味をひき、公式フラッシュとして認知したから良かったものの、これは特例といってよいでしょう。(細かな話になると、このいきさつがもっと複雑だったのは分かっているのですが、その詳細については、ここではあまり関係のない話なので、「大筋でそうだった」と解釈して下さい)
 ネットにはたくさんの面白フラッシュが転がっており、作成者には何の悪意もないだろうし、見る人を楽しませてくれているのですが、その大部分が他人に著作物の権利を侵害している事は棚に挙げて、「俺たちのモナーを返せ!」と糾弾していることには、違和感を覚えます。
 モナーがいつ「キミタチ」のものになったのか、僕にはサッパリ検討がつかないのは別にしても、フラッシュにおいて利用されている音楽のほとんどは、その権利者がハッキリしているものです。
 少なくとも、「モナーを勝手に使われた」と認識し、それを糾弾するのなら、音楽業界側から正当な権利の主張として「勝手に私達の音楽を利用したコンテンツを作らないで頂きたい」とネット監視の強化がなされる可能性が出てきます。そうすると、今後面白フラッシュの作成にはかなりの制約が出てくるのです。

 フラッシュに限らず、アスキーアート(AA)と呼ばれるものについても、似たようなものです。
 AAの著作権が誰にあるのか、あるいは、そもそもAAに著作権があるのかどうか、という法的な議論は別にして、どうも2ちゃんねるの間では「AAの権利はAA職人のもの」という認識がなされているようです。(多くの職人が「名無し」であることを考えると、これもおかしな話だとは思いますが)
 オリジナルのAAであれば、その主張はごもっともなのですが、コミックスやアニメのキャラを利用したAAの場合、それは二次創作であり、その権利を丸ごと主張するのは変な話だし、AA作成ツールなどで画像を取り込んでAA処理したものの場合、それが「二次創作」と言えるのかも疑問です。
 
 つまり、自らは「法的にかなり黒に近いグレーな行為」をしておきながら、自分達が「法的には何の問題もない、心情的に不快なだけの行為」をされたときには、ありもしない権利を主張するのって、あまりに自己都合に良すぎるのではないか、ということ。


関連はないけれど、のま猫問題について共感したブログなど

 リンク先を読む限り、のま猫糾弾派には、何の建設的意見が出されないばかりか、論理的に破綻しているものが多すぎるので、この記事はコメントオフにします。
 ご意見はトラックバックでお寄せください。
 なお、言及のないトラックバックは、削除対象となる場合があります。

NGワード:まとめサイト読め

2005-10-07 | WEBにまつわる話
 この言葉が出やすい状況においては、使いたくなる気持ちは十分わかるのです。
 何が起きているのか全く分かっていない者から、あまりに天然過ぎる発言が出されたりするケースが、多々あったりするものですから。
 ただ、状況をよく理解してもらう為に、「まとめサイト読め」と、特定のまとめサイトに誘導する事は、あまり是とは思えないんだなぁ。
 
 ブログというのは、全体ではなく、個々の記事単位で読まれやすいものなので、関連記事に何の誘導していない本文で「過去ログ読め」「激しく既出」という発言を安易にするのは、僕は嫌いです(NGワード:激しく既出参照)。過去ログ読め・激しく既出が持ち出されるのは、そう言われた人が、その記事までの経緯を読んでいない事は確かなのですが、しかし、本文中で誘導されていなければ、悪いのは書き手のほうであって、責任を読み手に押し付けることじゃない。
 で、一見似たような趣旨とも取れる「まとめサイト読め」なのですが、これが良くないな、と思うのは、「NGワード:激しく既出」で書かれた内容とはちょっと違った理由によります。

 BLOG STATIONのKenさんが、次のように仰ってます。(抜き出した部分が、該当記事の要旨とは、関連性が薄い事はご容赦ください)
昨今、ウェブ界隈で話題になっている事柄についての「まとめサイト」が、よく読まれるようになった。特に、2ちゃんねるのログは膨大な割に、ノイズ的な情報が多く、消え去るのが早いこともあって、わかりやすく要約された「まとめサイト」は、全体の流れを大雑把に理解するのに役立っている。
しかし、この場合も、「まとめサイト」の編者というフィルターを通して、我々は物事を見ているのだということを忘れてはなるまい。

BLOG STATION:孫引きがいけない理由
太字は引用者による強調

 この意見にはほぼ同意です。
 お笑いネタのまとめサイトの場合は、‘編者のフィルター’はたいした問題とは思いませんが(フィルター能力の低い人がまとめれば、かえってつまらなくしてしまう事はありますが)、意見の衝突をまとめたもの(いわゆる「炎上サイト」の動向記録や、最近の「のま猫問題」のまとめたものなど)の場合は、その多くが、自分と主張を同じくする者にとって有利なまとめ方がされているものです。
 自分達の主張に不利な発言が「ノイズ」として処理されてしまい、結果的にそのまとめサイトを読んでも、不快感を覚えるか、洗脳されるだけです。しかもまとめた人本人は「あくまで中立」と思っているから余計に性質(たち)が悪い。
 ネット上の揉め事を観察するのが好きな人は多く、まとめサイトがそうした人の需要があるのはわかるのですが、もしその揉め事に対して、観察だけでは物足りなさを覚え、自分も意見を述べようと思うのなら、なるべく自分の目で「何が起きているのか」を見聞すべきであって、安易にまとめサイトを頼ったり、あるいはそうした人への助言として「まとめサイト読んで来い」と、特定のまとめサイトへ誘導するのは、あまり好ましい事ではないな、と思います。
 

木乃伊と木乃伊とり

2005-10-04 | goo BLOG
 たとえ相手が犯罪者であったとしても、それを糾弾する為に、自らが法を侵すのは良くないんだよね。
 どうもネット上だと匿名性の弊害が発生するのか、いわゆる「祭り」「炎上」となった時に、自分でわかっているのかいないのか、簡単に違法行為や、限りなくそれに近い事がなされていると感じます。
 最近では「のま猫問題」がソレに当たるのですけど、殺人予告があったとかなかったとかで、「アレはデマだ」だとか「avex側の自作自演だ」とか騒がれて、その真偽は僕にはわからないのものの、そうした噂が出る事自体が、既に異常さを感じるわけでして。
 avex社長の顔写真を勝手に公開したり、それを差し止められると、今度はそのやり取りのメールをブログ上にコピペしたりと、ああいうことをやっている人たちには、そうした行為が法やブログサービスの規約に反するっていうことが分かっていないんだろうなぁ。

 これ、のま猫問題に限った話じゃないんですよ。
 いわゆる「オタクな人」が殺傷事件をおこすと、どこから入手してきたのか、勝手に犯人の写真を公開される事があります。
「このキモイ奴が犯人です」
 などと自分が正義の味方になったつもりなのか、ある種の私刑を楽しんでいる。
 程度の差こそあれ、犯罪者を糾弾する為に自ら犯罪を犯してどうするの? と思いませんか。
 有名人が不祥事を起こした時も似たようなものです。
 多くの人が敏感に反応しやすい「芸能人のスキャンダルネタ」は、アクセスアップには好都合な題材だし、(個人的には興味がない物の)その手の話を取り上げる事自体は悪い事ではないのですが、どうも取り上げ方が間違っている人が多いのです。
 最近はテレビパソコンも普及しているせいか、簡単にキャプチャできるので、引用と見なすにはあまりに無理があるようなテレビ画面をペタペタ貼りまくり、「テラワロス」のヒトコトだけが自分なりの言葉。はっきり言ってバカ丸出し。
 あるいは、新聞社などのサイトから全文コピペして、自分のブログに載せる意味を出そうとしているのか、ところどころ「そうそう」「へぇ~」などと書き入れ、自分なりの意見とは言いがたい「よかったよかった」だけの締めくくっているスタイルも多い。
 ひどい奴になると「ブログというのはそういうもの」と思っているようで、そもそもそうした行為の「何が悪いのか」も分かっていない。
 で、困った事に、そういう人に限って、「ネットマナーは大事だよ」などと書いて、批判的なコメントを消したがるのですよ。
 ネットマナーもクソもない奴にですよ?
 そうした連中の言う「ネットマナー」が、「みんなを不快にさせることは書かない事」だとするのなら(現実にそういう考えの人は多い)、まずはテメェがネットマナー以前に法を守れ、と言いたいのですよ。
 
 っていうか、各ブログサービス会社は、ユーザー数を増やすのもいいけど、こうした連中に対し、リテラシーを高める啓蒙をすべきで、それが行き届かないのなら、違法性のあるユーザーに対してもっと警告を出すべきだ、と思います。
「いやぁ、規約ではそうした行為は禁じているんですけどねぇ」
だけで済ませようとしているのなら、そのうちイタイ目にあうに違いないのです。