EKKEN♂

このブログは http://ekken.blog1.fc2.com/ に移転しました

そんなトラバ送信記事は読みたくない

2005-11-13 | Trackback

+らぶCOMPANY 2.0+

あくまで個人的な意見ですが、TB先をクリックして
同じ記事をわざわざ読む必要があるんでしょうか?
 引用元の記事において、転載(Yahoo! ブログ他、一部のサービスに見られる、特殊機能→説明ページ)した時にトラックバックを求めるブログ主に対する疑問が書かれています。

 「転載したらトラバが欲しい」という、ブログ主のローカルルールに対する疑問が発せられるのは、YAHOO! ブログにおいて、「ただ相手の記事を転載しただけ」のブログが多いことを意味します。
 自分のブログの転載に対するローカルルールで、ただ転載しただけの記事を、転載元のブログ主が認めているのなら、第三者が文句を言う筋合いはないだろう、という反論もあるかもしれません。
 しかし、僕は+らぶCOMPANY 2.0+のらぶさんの意見を支持します。

 それは、こうしたトラックバックの使い方が、面白いと感じたブログの記事に寄せられたトラックバックを辿る楽しみを奪うことになるから。
 トラックバックに対する考え方の違いでしょうが、トラックバックの受信先と送信元に書かれた内容が、全く同じ物であった場合、そのトラックバックを辿る行為は、全く無意味なものになってしまいます。
 自分のブログに寄せられたトラックバックをどう管理するのかは、もちろんそのブログ主の自由です。
 自分の書いたものに触れられたブログからのトラックバックは、内容が薄くても嬉しいものかもしれません。
 が、読者の立場では、同じものを読まされるトラックバックに、何の意味もありません。
 そうしたトラックバックが多く残されているブログに寄せられたトラックバックは、もう読まなくなることでしょう。

 どういうわけか、「トラックバックの数を集めることが目的」となっているブログをよく見かけます。
 ブログ検索で見つけた、ただ単に同じ単語が出てくるだけのブログめがけてトラックバックを発射し、相手のブログのコメント欄に「よろしかったらTB返しお願いします」などと書き込んで、トラックバックの数を集めようと目論む。実のところ、相手の記事を読んでいるわけではなく、自分のブログへの集客とトラックバックの数を集めることが目的なので、その後の交流の発展に至るケースは少なく、サイドバーに並んだトラックバックは質の低い物ばかり。
 本当にその糞面白くない、自分で検索をかければすぐに見つけられるような、「ただ同じ単語が出てくるだけ」のトラックバック記事を読んでいるのか、激しく疑問。

 転載される人が「転載の際にはトラックバック下さい」というのは、「転載をしたことを通知して」の意味なんでしょうけれど、こういう人はヒトサマのブログのトラックバックなんて読まないのだろうなぁ。

ユーザーに罪はないけど、好きではないブログのデザインの例

2005-11-11 | WEBにまつわる話
タイトルにブログサービスの名前が付加される
 Yahoo!ブログや、ウェブリログがその代表例ですが、ブラウザのタイトルバーに、利用しているブログサービスの名前が表示される物がありますね。あれが非常に鬱陶しいのです。利用しているサービスによってブログを読んでいるわけではないし、ブックマークレットを使ってリンクタグを作成する場合に、生成されるタグがカッコ悪いじゃないですか。
 僕はその都度、サービスの名前を消して記事を書いていますけど、Yahoo!ブログにしても、ウェブリログにしても、その独自性の強さから、ひと目でそのサービス利用ユーザーであることが分かるのに、ちょっと自己主張が強すぎ。


タイトルに記事の題名が表示されない
 exciteブログがその代表。Yahoo!もそうですね。
 理由はやはりブックマークレットなどによるリンクタグ作成の利便性を、損なう物だから。
 これとは逆に、ブログの題名が表示されず、記事の題名が表示されるタイプもありますが、引用を行うに当たっては、記事の題名が表示されるほうが、僕にとっては便利。
 そういえば、このタイトルバーの表示、両方が表示される場合でも、「ブログタイトル:記事タイトル」「記事タイトル:ブログタイトル」のパターン(間の「:」が全角・半角、あるいは「:」ではなく「-」「|」というパターンもありますね)の二種類がありますが、これ、統一される動きとかってないんですかね?
 以前はリンクタグ作成した後に、コピペを使って「ブログタイトル:記事タイトル」に統一していたけど、最近は面倒になって、作成されるままの状態で記述するようになったなぁ。


カレンダーに「前月・翌月」へのリンクがない
トップページに「前のページ」「次のページ」がない
 Seesaa他がこのパターン。
 気にいったブログや、気になる記事があるブログは、過去ログを読む事が多いのですが、過去ログへのナビゲーションパターンが少ないブログは、読みにくいです。
 通常、トップページの最下段に「前のページ」「次のページ」というナビがあるのですが、これがないとどこから過去ログを読めば良いのか、わからない事があります。1ヶ月単位でまとめて読みたい場合に、カレンダー表示部分に「前月・翌月」が無いのも、過去ログを読む機会を失っている物と考えます。
 ブログのサービスごとに「前のページ」「次のページ」のそれぞれが過去を指すのか、未来を指すのかが統一されていないのも不満ですね。


最新のトラックバック一覧のリンク先が、送信者サイド
 これ、gooブログがその代表なのですが、トラックバック送信者が、相手の記事へのリンクがないトラックバックを発信している場合に、どの記事に対して送った物かが分からない場合が多いのが、気にいらないです。そもそも僕は「リンク無しトラックバック」はあまり好きではないのですが、悪意のないリンク無しトラックバックが元で、送信者が嫌われる要因を少しでも排除できる可能性があることを考えると、トラックバック一覧のリンク先は、受信した記事(あるいはそのトラックバック欄)の方が好ましいと思います。


リンクの際にリダイレクトが入る
 ココログがそうだと思うのですが、トラックバックが行われないと、リンク元を隠してしまうアレ、何とかならないのでしょうか。


用意されているデザインのテンプレで、背景画像がHTML記述
 記事本文に背景画像が表示されるブログは、その読み難さから物凄くキライなのですが、たいていはこの画像はCSSによって表示されているので、ブラウザの機能でCSSを無効化したり、自分好みのCSSを当てる事で、その読み難さを回避できます。
 ところが、一部のブログサービスが用意するデザインテンプレの中には、この背景画像がHTMLのほうで埋め込まれている物があり、閲覧者の自由を奪っている物があるのです。
 もうね、バカかと。アフォかと(以降、吉野家テンプレが延々と続く)

無断リンクの禁止理由

2005-11-11 | WEBにまつわる話
ひっそりやっているので、リンクしないで
 自分が想定している人以外には見られたくない、というものですね。
 具体的にはこんな感じ。
  • 仲間内のサークル的なブログだから、無関係な人からのリンクはお断り
  • 親戚・友人に向けて書かれた日記なので、このブログの存在を広めないで
 有名人のファンサイト的なブログにおいて、「○○のファンじゃない人はコメントを書き込まないで下さい」というのも、これに類するものでしょう。
 自分が想定しない人から読まれない為には、アクセス制限をかければ解決できます。パスワードによる閲覧制限の導入を強くお勧めします。
 メーリングリストという、ブログ以外の交流手段を選択する事を、視野に入れても良いかもしれません。

権利者に知られるとマズイので、リンクしないで
 マンガやアニメ、アイドルのファンサイトなどにありがちな、「勝手に応援」サイトに見られる物。
 著作権侵害・肖像権侵害の恐れがある画像を多用し、自分でも「権利者に知られたらヤバイ」ことが分かっている人が、閲覧者に対して儀礼的無関心を要望するものですが、閲覧する人が、必ずしもそのブログを好意的に見ているわけではないので、「無断リンクしないで」というお願いの効果は薄いと思ったほうが良いでしょう。


荒らされたくないので、リンクしないで
 多くの人の目に触れる事によって、荒らされるのを心配することから、無断リンクを禁ずる物。
 リンクを許可制にする事で、リンクされている場所を把握できると考えているのでしょうか。
 悪意をもってリンクする人には、全く効果が無い事を分かっていないようです。


リンクの際は相手に報告するのがマナーだから、勝手にリンクしないで
 どこで学んできたのか分かりませんが、「無断リンクはマナー違反」という間違った知識を植え付けられた人が唱える、「なんだかよく分からないけど、とにかくマナー違反」だから勝手にリンクしないで、というタイプ。
 ローカルルールを、ネットユーザーが守るべきルールと勘違いしている例。
 間違った情報を広めようとしているという点で、反無断リンク禁止論者からの無断リンクを受けやすくなるので、リンクをされたくない理由が「マナー違反だから」という以外にある場合は、逆効果。






僕が無断リンク禁止ブログに禁止ブログにリンクする時
 僕は「無断リンク」がネットユーザーが守らなければならない、共有されたルールだとか、マナー違反だと考えてはいないし、記事を書くために必要な引用を行う際は、出典を明らかにし、読者の利便性を考えて引用元へのリンクを行います。
 引用するほどでもないけれど、こちらの記事と大きく関連し、自分の記事に関心を持った人は、他者が書いたこちらの記事も読んでもらいたい、という際にもリンクをします。
 はてブでのリンクの場合、僕は[link]というタグを使って、リンクに関する話題を集めていますが、これは、集めたサイトを参考にして、いずれ記事を書くための材料にしようと考えているからです。それを「晒しの為のブクマ」と考える人もいるでしょうが、特に悪意をもって行っているわけではありません。

特撮ヒーロー「レインボーマン」をテキトーに紹介する

2005-11-10 | おたくなはなし
 ほとんど記憶から抜け落ちている懐かしのテレビ番組を、適当に脳内補完して紹介するコーナーの第2回です!

 どんどんぱふぱふ。←やる気のない音。

愛の戦士レインボーマン キャッツアイ作戦編 インドの山奥で修行していた虹野七兄弟が、謎の暗殺集団「死ね氏ね団」と対決する、愛と感動の物語、それが「レインボーマン
 日本の平和を守る為の修行先が、何故にインドなのかは知らない。
 修行内容として有名なのは、どんな条件下でも生きてゆく術を身につける為の、サバイバル。
 例えば、でんでん虫を殺して食べるなど。
 人間以外の動物とも会話する能力を持ち、特に、タニシと会話できるのは特筆に価する。
 ただし犬は苦手で、犬を見るとすぐに「さようなら」と逃げ帰ってしまい、家で好物のらっきょうを食べたりしている。
 こんなのが七人も揃っているのだから、恐ろしい兄弟なのです。
 7人の兄弟は、それぞれ曜日の名前がついていることから、てんとう虫の歌と間違えやすいので注意する事。
 上から順に、月男、火太郎、水十郎、木助、金太大冒険、土朗太、日末。
 月男はちょっとアブナイ格好をしているので、変質者に間違えられるのが、悩みの種。
 タレントの藤井隆氏に似ているのは気のせいだろうか。参考→月の化身 - Google イメージ検索


 なお、最終回、死ね死ね団は、火太郎の「おまえ等はネーミングセンスがない!」と言うヒトコトによって、解散されたと記憶している。


 濃い解説サイトは→『愛の戦士 レインボーマン~日本を守る日本だけのヒーロー』

B00005H0JL愛の戦士 レインボーマン ― ミュージックファイル
TVサントラ 安永憲自 ヤング・フレッシュ

ダイヤモンドアイ ミュージック 懐かしのテレビまんが主題歌大全集特撮編 愛の戦士レインボーマン M作戦編 愛の戦士レインボーマン キャッツアイ作戦編 快傑ズバットost

by G-Tools

特撮ヒーロー「アイアンキング」をテキトーに紹介する

2005-11-10 | おたくなはなし
 ほとんど記憶から抜け落ちている懐かしのテレビ番組を、適当に脳内補完して紹介するコーナーです。
 どんどんぱふぱふ。
アイアンキング Perfect Collection Vol.1 栄えある第一回に選ばれたのは、『アイアンキング』
 ウルトラマンのパチモンのような姿のこのヒーロー、変身前の人間の姿の時は、地球防衛軍には所属していません。人間の姿の時の名を、大場鉄五郎といい、製鉄所を経営する43歳の若手社長です。
 趣味はゴルフとパチンコ。町の商工会の付き合いで、麻雀も少々たしなむ。
 高度経済成長期の日本を支えた産業の一つである製鉄所は、当時のトレンド。謎の宇宙人の侵略を受け、たびたび襲われる製鉄所を守る為、鉄五郎はアイアンキングへと変身するのです!
 必殺技は、溶鉱アタック。製鉄所の釜に入っている溶けた鉄を、柄杓ですくって敵に振り掛けるのです。侵略者のシモベである凶悪怪獣も大ヤケド。あまりの熱さにのた打ち回ります。
 最終回は、当時そのあまりの衝撃的な結末に、賛否両論でした。
 火が消えそうになった溶鉱炉を守る為、自らを発熱させて炉の中に飛び込んで、会社の危機を救うという物。その自己犠牲が感動的だ、という意見がある一方、あまりに残酷だ、ということでテレビ局には抗議の電話が殺到したとか。

 さぁ、この脳内ストーリーが正しいのかどうかを確かめたい人は、今すぐアイアンキング - goo ブロードバンドナビへ!!

無断リンク禁止論が泥沼化するわけ [ネタ]

2005-11-10 | WEBにまつわる話
 無断リンクに関する話は終結しないとか、泥沼化するとかよく言われるのですけど、実はその理由は物凄く簡単なハナシでして……
 個人が主張する「リンクは自由!」とか「無断リンクするな!」と言う記事に対して、その人の意見に反対する人が、自分のサイトで自論を説き、啓蒙すればいい事を、わざわざ反対論者のサイトに乗り込んで、自分に都合の良い部分だけを抜き出して反論したり、他者の発言内容を曲解して自論に取り入れるからなんですよ。

規約の柔軟な解釈も必要とは思いますけど。

2005-11-09 | goo BLOG
 つまんないイザコザでブログやめる人もいるのねぇ。

gooブログ スタッフブログ:ブログサーバー安定運用の為の施策について

あせった(^_^;) (disillusionmented)
2005-11-09 13:58:08
>「gooサービス」以外でgooブログサーバー上(http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/...)で表示している画像を他社サービスで利用できないようにさせていただきます。

バナーや矢印などの素材的なものは共有していた
もので、それを他のブログの記事毎にも使用していました。ああっ、今日だったのか!
直さないと・・
安定稼動すると良いですね。
意味なし (かつを)
2005-11-09 15:24:47
直リンクして意味があるバナーは、URLを変更しないで画像を差し換える場合。gooブログでは同じファイル名で画像を差し換えることができないんだから、自分のブログのバナーを作ったとしても、gooブログの画像に直リンクする理由にはならない。
Web素材に関しても、画像をお持ち帰りしてもらえばいいので、「直リンクしてください」という意味なし。

言い訳するにしても、正統性もなければ、真実味もない。
結局、こいつはgooブログの負荷を高めているだけの犯人の一人だったってことね。
Unknown (disillusionmented)
2005-11-09 15:49:04
はい犯人です。面倒くさかったので
人気ブログランキングのバナーと矢印を
2つ共有していました。
どんな罰でも退会処分でも永久追放でも
受けます。レンタルカウンタの発行タグの一部を取り出し
設置する行為はカウンタ側の規約違反ですがこれを広めた犯人さん?
 かつをさんの物言いにとげとげしさがあったことは否めないと思うけど、どうやらこれは、両者にgoo ブログサークル(gooブログに関する初心者の質問について、ユーザー間で解決を図ろうという場所)での意見の食い違いが多い事が、影響しているように思えます。
 まぁ、今回取り上げる事に、上記の事は関係ないのですが。

gooブログ スタッフブログ:ブログサーバー安定運用の為の施策について

gooスタッフさんへお願い (disillusionmented)
2005-11-09 18:19:31
上記の件、責任と謝罪の意味でブログの退会を
しようとしましたが、先にIDを削除してしまい
ブログが残ってしまいました。
今、知人のIDでログインしました。
ID=disillusionmentedのブログの削除お願い致します。

有り難う御座いました。

あらら (えっけん)
2005-11-09 18:40:23
別にやめる事はないんでないの?
止めちゃってからいったって仕方がないけど。

ところで「知人のIDでログインする」のは、規約違反だって知ってました?
知人のIDというのは (disillusionmented)
2005-11-09 18:58:03
>「知人のIDでログインする」のは、規約違反だって知ってました?
知人に頼まれて作成した
ビーズ教室のブログです。
知人はパソコン音痴なので
管理も一切やっています。
Unknown (Unknown)
2005-11-09 19:00:40
それなら微妙かも、というかセーフでしょー!

>disillusionmentedさんたかがこの程度のいざこざで辞めるなんてもったいないですよー
 規約を絶対的に守れ、というわけではないのですが、サービスを利用している中で、その解釈をキチンとしておかないと、アカウント剥奪などの痛い目にあうことも考えられるわけでして、間違った知識が広まるのは困るので、あえて申し上げますが。
 19:00:40に発言のUnknown氏は、利用規約をもう一度読み直す事をおすすめします。
 たとえ親切心とは言えども、パソコン音痴の友人のIDを使ってログインするのは、gooブログ利用規約に反する行為でしょう。
 それをセーフとするか、アウトとするのはgooブログスタッフが決める事ですが、規約に反する行為を堂々とスタッフブログ上で明かすのは、ちょっとまずいんじゃないの?
 ちなみにその行為が規約違反である証明。

gooブログ利用規約 - goo ブログ

第7条(会員資格の譲渡)
会員は、会員資格を第三者に譲渡及び貸与することはできません。また、第1条第6項の定めに従い、Eメールアドレスを登録した自己の携帯電話を会員本人以外に貸与し、記事を投稿させてはならないものとします。
 黙ってやればばれない事だとは思う物の、それをスタッフが目を通す可能性が高い場所で(無知からの行動とは言え)行うのは、いかがな物かと。
 

ブログにおいての「無断リンク禁止」は、ブログツールへの理解度が足りないのではないか、という仮説

2005-11-09 | WEBにまつわる話
 無断リンク禁止の件について、話が広がりすぎない為に、僕がここで語る「無断リンク」について、ちょっと約束事を設けたいと思います。
 今後、このブログにおいて「無断リンク禁止」に関する話題を出す時は、特に断り書きがない場合、「ブログにおける無断リンク問題」について扱ったものとします。
 ここで言う「ブログ」とは、狭義のブログとします。つまりブログサービスを利用している物や、一般的にブログツールと呼ばれる物(MovableTypeとかtDiarySerene Bachなど、たくさんあります)を使って更新されているもので、その主な機能としてコメント・トラックバック機能(またはそれに類する物)を有し、RSS配信されている物の事と考えます。よって「更新頻度の高いテキストサイト」というような「広義のブログ」(必ずしもこれらの機能を有していない)は、ここでは除外して考えます。
 
 なぁんて能書きを書いたのは、結局の所、ブログサービスを利用して「無断リンク禁止!!」と宣言するような人は、ブログツールの特性を理解していないと思ったから。  ブログツールが、それまでの「ホームページ」と呼ばれる事が多かったWEBサイトと異なる点は何でしょう?
  • ブラウザ上で更新できる
  • 用意されたテンプレートを使えば、コンテンツの中身だけ考えればよい
  • それぞれのコンテンツ(記事)に独立して与えられるBBS(コメント欄)
  • トラックバック機能
  • 更新した事と、その中身の一部(あるいは全部)を手軽に知らせられる機能(RSSフィード)
 まだありそうだけど、とりあえずこんなところ。
 無断リンク禁止を主張する人の多くは、これらのブログの特性の中で、トラックバック機能に関する事と、RSSフィードの生成について、理解が足りないのではないかと思いました。
 
 無断リンク禁止論者が言う「無断リンク」とはどういうものを指すのでしょう?
 もちろん「無断で行われる、自サイトへのリンク」のことでしょう。この事だけを考えると、何らかの通知があればリンクしても良い、ということになりそうです。
 しかし彼等が言う「無断リンク」とは、必ずしもそうではなさそうです。
 何故なら彼等の多くが「無断リンク禁止」の宣言がなされる場所において、「リンクしたい方はメールかコメント欄でお知らせ願います」と謳っている事が多いから。
 つまりトラックバックでのリンクの通知は、除外されているようなのです。*(これはあくまで僕の印象です)
 トラックバックとは何なのか?
 いろいろ考え方はあるでしょうが、僕はその機能の一番大きな役割として、言及リンクの通知機能があると思います。ブログ以前のサイトの形態では、アクセス解析をつけていない人にとって、自分の書いた物に言及しているサイトのことは、なかなか見つけにくい物でした。言及した側においても、「あなたの書いた物について、こんな事を書きました」と知ってもらうためには、メールを出すか、相手のサイトに設置されている掲示板などに書き込む必要があったのです。
 しかしメールでの報告では、その事は運営者にしか伝わらず、記事から記事への拡がりがありません。掲示板での報告では、ログが流れたら気付く者が少なくなるでしょう。
 そうした問題を解消するのが、トラックバックです。受信者の記事が生きている限り、その記事にたまたま辿り付いた人でも、その事に触れた他者が書いた記事を読む事ができます。もちろん送信者側の記事に辿り付いた人でも、そこにリンクがあることによって、何の事について触れた記事なのかを知る事ができるのです。
 いちいち「お伺い」を立てなくとも簡単に言及し合える事が、トラックバックの魅力の一つです。しかも送信側が相手へのリンクを施す事で、自動的に相互リンクが成り立ち、相手に手間をかけさせる事なく関連記事を辿りやすくするのです。
 要するにトラックバックによって、「リンクしました」という報告がなされているのに、その事を理解できない人達が「無断でリンクされた」とか「勝手にトラックバックされた」とか騒ぎ出すのです。
 トラックバックという「通知機能」を使う事を報告しろ、という奇妙な言い分ですね。
 
 じゃあ、トラックバックを伴わない「無断リンク」はどうなのでしょう?
 リファラを飛ばしているから「通知」している、という考え方もあるようですが、相手のアクセス解析ツールの性能にも依存する事だし、そもそも全ての人がアクセス解析を導入していない事を考えると、これはちと苦しい言い訳。
 じゃあ「リンクは自由にやってよい」という立場の僕は、どういう話の展開をすればいいのか?
 それはブログの概要をRSSにて配信するという機能です。
 ブログの大きな特長として、トラックバック機能とともに便利なのが、このRSSの自動生成。
 更新情報の送信先として、いくつかのPingサーバにPingを飛ばしている人が多いと思いますが、その理由は恐らくはアクセスアップの為でしょう。Pingを飛ばすと、新着一覧に表示される他、ブログの検索サービスに拾われやすくなります。
 時事ネタを扱うと、検索トラックバックが寄せられるのは、このためです。検索トラックバックの是非は、ここでは省きますが、Pingを飛ばすということは、単一の記事を見られる易くする行為です。
 また、ブログ検索によらずとも、RSS配信機能により、RSSリーダーに登録されることで、記事の集合体としてのブログではなく、一つ一つの記事単体で読まれる事が多くなるでしょう。ブログの基本的なデザインの一つであるサイドバーは、実は読者にとってはどうでもいいもので、読者が求めている物は、そこに書かれている記事です。
 この事は改めて詳しく書くつもりですが、読者は、その記事内には書かれていない「そのブログ独自のお約束」なんて、読まない物なのですよ。
 仮に「無断リンク禁止と宣言する人に対しては、勝手にリンクしない」ものだとしても、ブログというサイトの形態においては、そのブログ独自のお約束は、ほとんど読まれる事は無いって事です。
 
 長くなったので、一旦投稿。
 
*もちろん、無断リンク禁止論者の中には、「リンクしたらお知らせください」という事後報告でも良い派もいますが、この人たちは「自分の記事がどこで言及されたかを知りたい」と言う考えだと思うし、トラックバックを用いたリンク通知も認めている人なので、トラックバックの役割を理解していないわけではないです。

象が踏んでも壊れない

2005-11-08 | 雑記いろいろ
サンスター NEWアーム筆入 レッド 象が踏んでも壊れない筆入れ、と言うのをご存知ですか?
 確かあれは、昭和50年前後、当時の小学生に絶大な人気を誇った、ちょう頑丈な筆入れで、テレビコマーシャルは、まさに象が踏み潰したかのように見えた筆入れが、あーら、フシギ、全然なんともない! というものだったように記憶しています。
 当時画期的な筆入れとして、人気を博したソレを、ウチの兄貴は、出たばかりのときに買っってもらいました。
 当然クラスメートに珍しがられ、

実  験  !


 買ってもらったばかりの兄貴の筆箱は壊れましたとさ。


 
どうでも良いオマケ。
正・象が踏んでも壊れない - Google 検索
誤・像が踏んでも壊れない - Google 検索
 ちなみに冒頭の楽天ショッピングリンクの解説も、じっくり読んでみることをオススメします。

村井さんにツッコミ!

2005-11-07 | goo BLOG
 gooブログチーフ・村井さんが書かれたスタッフブログの記事に、なんとなく感じた違和感。

gooブログ スタッフブログ:「コメント」「トラックバック」メール通知機能について

「え??メールで通知??そんな機能があるの」って思った方。
是非、こんな機会なので使ってみたらいかがでしょうか?
ケータイに飛ばすと 意外と便利ですよ。

 昨年の五月頃でしょうか、僕は自分のブログに寄せられたコメント・トラックバックの報告を、ケータイに飛ばしていました。
 その頃はまだ、そうした使い方があまり認知されていなくて、コメントを入れると即レスをしていた僕は、「いつどんな時もPCの前にいる人」と印象があったようですが、PCの電源さえ入っていれば、ケータイがブルブル震えた時にモニターの前に座ればよかったのです。
 しかし、この方法は、もらえるコメントの数が増えるにしたがって、鬱陶しくなり、すぐに中止。
 コメントが入った事がすぐに分かると、コメントレスに対する義務感も強くなり、ブログを続ける事が窮屈になるのです。
 
 ……そんなことは別にして、村井さんの記事に感じた違和感なのですが、僕がケータイにコメント通知を飛ばすのを止めた後、gooブログの利用規約を改めて読み直すと、こんな記述が。

gooブログ利用規約 - goo ブログ

5.会員が会員情報として登録するEメールアドレス(PC)及びEメールアドレス(携帯)は、会員本人のみが使用するEメールアドレスに限られるものとし、Eメールアドレス(PC)として携帯電話のEメールアドレスを登録すること及びEメールアドレス(携帯)としてPCのEメールアドレスを登録してはならないものとします。また、会員は、会員本人以外の者が使用している又は使用できるEメールアドレス及びメーリングリストのEメールアドレスを登録してはならないものとします。

 コメント・トラックバックの通知機能である「お知らせメール」の配信先は、個人情報登録画面での「Eメール(PC)」となっている事から、この配信先をケータイに飛ばす為には、「Eメール(PC)」の欄にケータイのメアドを入力する必要があり、まぁ、なんだ、これって、gooブログの利用規約違反になるんじゃないかッ!!

個人ブログにポッドキャスティングは定着しないと思う

2005-11-07 | WEBにまつわる話
 対応するブログサービスも少しずつ増えているみたいですけど、どーなの、コレ。
 有名人が運営するブログや、ごく一部の、優れたコンテンツ作成能力を持ったブロガー以外には、定着しないんでないの?
 っていうか、ぶっちゃけ素人の作ったWEBラジオ、聴く気がしないんですよ。
 もちろんそういうコンテンツに面白さを見出す人もいるだろうし、実際に面白い物を作っている人も、いるのでしょうけど、テキストで書かれたものと違って「斜め読み」ができないので、その面白さが「全部聴かないと分からない」のは、閲覧者(視聴者というのが正しいのでしょうけど)にある種の苦痛を強いているような気がします。
 ネット友人の作った物だとか、好きなブロガーが配信している物であれば、聴いてみたい気がするのは分かるのですが(ちなみに僕は、どうでもいい)、ブログ以前の個人WEBサイトにて最も嫌われるコンテンツの一つして「音の出るサイト」があったことから考えても、積極的な訪問者って、(今はまだ目新しいから多いかもしれないけど)すぐに激減すると思うなぁ。テキストと違って、ネットを見ている環境によっては、音声を流したくない場合もあるでしょう。僕は自宅のパソコンでさえ、普段はスピーカーのスイッチを入れていません。
 テキストを書いて他人に面白がってもらうのも、そう簡単な話ではないと思いますが、音声の場合は面白さに対する閾値が高くなってしまうと考えます。
 お笑い芸人のコントと違って、素人のおしゃべりには「これをやったら笑わなければならないお約束」がないから、純粋に面白いコンテンツ(決して笑える物じゃなくても良いのですが)が求められます。
 素人ブロガーのポッドキャスティングの利用法として考えられるのは、「オフ会の様子を配信」「自作コント配信」「一人おしゃべり」「自作曲の公開」などがありますが、どれもイマイチぱっとしないなぁ。自作曲の公開で、イイモノを作れば僕は聴きたいと思うけど、それを見つけ出す作業が大変そうだし、せっかく優れた楽曲を作っても、他人が作った著作権侵害スレスレのどうでもいいものに埋もれてしまいそう。
 芸能プロダクションとブログサービス会社がタイアップして、ポッドキャスティングを用いて、ブロガーの中から新人芸人発掘、とかいうようなイベントを行えば面白いかもしれないけど、お笑い芸人も供給過剰だしなぁ。
 
 実のところ、ポッドキャスティングが爆発的に普及するには、エロコンテンツが認められるか否かに掛かっていると思います。
 淫らな姿の画像と共に、エロボイス垂れ流しでアクセス倍増、ポッドキャスティングの認知度、さらに倍! 篠沢教授も真っ青!
 んでもって、そういうサイトからの宣伝トラックバックが大量に寄せられ、結局うざがられてアンダーグラウンドな世界に埋没しちゃうの。

無断リンク禁止2.0への道

2005-11-07 | WEBにまつわる話

モヒカン族 - 二酸化モヒカン倶楽部 (otsune) - 何年たってもループするから「無断リンク禁止論争」と呼ばずに「批判的リンクはマナー違反なので禁止だ論争」と正確に呼ぶほうがいい

「ソーシャルブックマークは無断リンクなのでマナー違反です」とか「ジャニーズネットは無断リンク禁止なので、ジャニーズ系ファンサイトもリンクしないのがマナーです」とか「学校のホームページ(←Webサイトの事をこういう間違った言葉で表現しているらしい)への無断リンクを禁止します」みたいな論争が何年経っても繰り返される。
だから啓蒙する人たちは「無断リンク禁止」という言葉を使わずに「批判的リンク」などと言葉を変えてみよう。
 一瞬「お、それはいい考えだ!」と思ったのですが、「無断リンクはマナー違反」と考える人の多くは「相手を批判する為のリンクはマナー違反」と考えている傾向があるし、無断リンク肯定派の多くは、批判的リンクをマナー違反とは考えていないので、結局ループし続けるのでした。
 無断リンク禁止派が、「何故無断リンクは嫌なのか?」については、もうちょっと考える所がありますね。
 「無断」で行われるのが嫌なのか、「批判的言及」が嫌なのか?
 これを個別に考えたほうが、より説得力に増す展開ができそうです。

 無断でリンクされるのが嫌なら、リファラ弾きをしたら良いとか、パスワード制を導入したら良い、という話があります。ほんの数年前までなら、このような防衛手段をとるのはそれなりに知識と技術が必要で、無断リンクを嫌がる多くの初心者にとっては、敷居が高く、決して「簡単な方法」ではありませんでした。(実のところ、僕も「そういうものがある」事は知っているし、解説サイトを読んだ事はあるのですが、それを自分のサイトに組み込むことはできません)
 しかし、今は自分のブログにパスワードを導入する事は、非常に簡単です。
 そういう機能を持っているサービスはいくつもあります。
 個別の記事に対してURIを生成し、リンクとトラックバックによって他者との交流を得やすいことが、ブログの持っている最大の特長だと思います。しかしあえてその特性を捨て、勝手にリンクをして欲しくないのなら、実効性の無い「無断リンク禁止宣言」よりも、パスワード制や閲覧者許可制を導入する事のほうがよほど効果的なのに、そういったことをせず、時には何かを批判する文章を書いておきながら、それに対する反論の為の記事を書くことを禁ずるのは、ちょっとムシが良すぎるのではないでしょうか。(うわー、またしてもループしてますよ!)
 今現在自分の使っているブログサービスには、そういう機能がない、という方もいらっしゃるでしょう。引越しするのは面倒だ、という言い訳もあるかもしれません。でもいくら「ローカルルール」として「無断リンク禁止」と掲げていても、現実に行われるのを避ける術は無いのだから、「お願い」と言う形にして守ってもらおうとするよりも、確実なんだけどなぁ。通りすがりの読者(検索などで辿り付いた人)が、本文に書かれていないローカルルールを、いちいち読むとは思えないし。
 引越し作業の面倒さと、無断リンクを続けられる苦痛を天秤にかけて、リンクされる苦痛のほうが重ければ、即引越し&アクセス制限をかけたほうが良いと思うんですけど。
 
 このところ「無断リンク禁止に関するエントリ」が多くなりすぎている(言っている事は、どれも大差ない)ので、ここらでちょっと整理。
  • 無断リンクはマナー違反か?
  • 無断リンク禁止サイトに無断リンクするのはマナー違反か?
  • 無断リンク禁止を宣言するのはマナー違反か?
  • ソーシャルブックマークは悪か?
  • 批判的リンクはマナー違反か?
  • リンクタグで括らないでURIを記すのはどうだろう?
 今後は、以上の観点を個別に取り上げて考えていこうと思います。
 
 
 「無断リンク禁止という主張」をする権利だって保証されねばらなないという主張もあります。言論の自由の観点からすると、確かにその通りでしょう。
 「無断リンク禁止」の宣言する事自体は、確かに自由かもしれませんが、その宣言は万人が守るべき宣言ではないし、それが守られなかった事について「マナー違反だ」と騒ぐのは、なんとも滑稽な事で、かえって「リンクは自由である」と考える人からの注目を浴びて、揶揄されるきっかけを増やす事になるのです。

昨日届いたCD

2005-11-06 | 音楽の話
ブラームス:交響曲第1番~のだめカンタービレ 漫画に登場する架空の指揮者が出したCDとして話題になっているみたいですね。クラシックのCDとしては珍しいくらいのヒットだとか。
 漫画の題材に扱うことで、クラシックが身近なものになるのはイイコトだと思います。
 ところでこの架空の指揮者が登場する、『のだめカンタービレ』の作者・二ノ宮 知子さんの作品が、こんなCDに収録されていましたよ。
高嶋ちさ子/クロスオーバーセレクション
B000B56OEK高嶋ちさ子 藤満健 村松崇継

コロムビアミュージックエンタテインメント 2005-11-02
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アラウンド・ザ・ワールド ニュー・シネマ・パラダイス 音楽 音楽
 高嶋さんのCDは、気軽に聴けるものが多いので好きなのですが、先日発売されたこの作品は、プラケース+紙ケースの特製ジャケットで、紙ジャケの裏に二ノ宮知子さんの漫画が載せられています。コレクターの方はどうぞ、っていう程度のアイテムですが、リラクゼーションミュージックとしてもオススメ。