表現者・宮本浩次～ゴツゴツした音楽が聴きたくて。

ただ今、エレファントカシマシを聴いてます。

選んだのは『明日に向かって走れ-月夜の歌-』。
コアなファンなら邪道だ、とするトコでしょうが、わたしにはこれが限界w

エレカシとの出逢いは、つかこうへい氏の『新・幕末純情伝』。
藤谷美和子さんが沖田総司を演ってた舞台。
「風に吹かれて」と「今宵の月のように」が劇中でかかっていたのです。
朴訥としたボーカルが、舞台の刹那に輝く哀しさにぴったりだったの。

それまでは、エレカシのあの過度に感傷的で破壊的な表現は
どーしても嫌悪感が先にたっちゃって。。。全くダメだったので
へぇこんな曲もつくるんだ、と本気で驚いたのをとってもよく覚えてます。

こういう人がこういう歌を歌うと、とっても無防備な感じになって。
逆に軽さが、切なさをココロのどっかから連れてきちゃう。
「昔の侍」なんか聴いてると、泣きたくなる。ときがある。ホント。

宮本さんを見てると
他人の中に何だかよく分からないものを呼び起こすひと。表現するひと。
というのは、何を持っていて、何を持っていないんだろうかと
ふと考えてしまったりします。

ちとおおげさだったなw

ヨースルニ、いまわたしが幕末モードだってことなんだろうけどw
『龍馬伝』やら『壬生義士伝』やら…なんてまぁ分かりやすい


　　　くだらねえとつぶやいて　醒めたつらして歩く
　　　いつの日か輝くだろう　あふれる熱い涙

　　　いつまでも続くのか　吐きすてて寝転んだ
　　　俺もまた輝くだろう　今宵の月のように

　　　　　　　　　　　　　～「今宵の月のように」～

　＊詞の全文はこちら　→　今宵の月のように エレファントカシマシ 歌詞情報 - goo 音楽

　＊Amazonのページに視聴用のサンプルがあります。
　　時間があったらぜひ聴いてみてください