祝・1周年

ちょうど1年前の2008年の11月11日。
東京医科歯科大で“人生最後“の手術を受けてました。

入院も手術もこれを最後にもう一生縁を切るんだ！と
固―く固―く心に誓ってから、早1年。いたって元気です

1年前のこの日。麻酔から醒めたわたしは大笑いしたのでした。

というのも。簡単な手術とはいえ、一応、全身麻酔。
そのため、当日は父と叔母（父の一番下の妹）に来てもらいました。

午後の手術だったので、落ち着かなさはあるものの何となくの～んびり。

　　「何か欲しいものある？」と叔母。
　　「本が欲しいな。新刊だからすぐ分かると思う。これとこれ、2冊。よろ～」

そのあとわたしは幸せな眠りの中へ

麻酔から醒め、気分良好とはいかないまでも、そんなには悪くない。
今の麻酔はすごい

　　「本買ってきたからね。お見舞いの代わり。花よりいいでしょ」
　　「うん、サンキュ。早かったね。いつ行ったの？」
　　「あんたが手術してる間。お父さんと。帰ってきたらちょうど終わってた。
　　　ついでにごはんも食べてきたよ」
　　「回転寿司。あれ、まずかったな」

えぇ～；ちょっとちょっと；
全身麻酔中に何かあったときのために、呼んでるのよ。あなたたちを。
それなのに回転寿司ってどういうことよ；？

　　「だってやることなかったし」
　　「落ち着かないから」

？？？。。。そういう問題じゃないでしょ？
大体、お父さん、あなた娘の手術に呼ばれるの何回目？
4回？5回？初めてじゃないでしょ。慣れろとは言いませんが。
勘弁してくださーい。なんで男の人ってこう弱いんだ。。。？
しかも回転寿司って。。。思考停止してるからって、元漁師が行くトコか；？
食べるならもっと美味しいもの食べればいいぢゃん。ばっかじゃないの…；

麻酔から醒めて、こんなコトで笑ってられるんだから、わたしは幸せもんです
聞こえない左耳も、再発したバセドウも、形がいびつな心臓弁もぜ～んぶ個性。
充分、健康です