Simple Happy Life

毎日毎日。ごはん作って。ごはん食べて。笑って、怒って、泣いて。そしてまた笑って。そんなフツーの日々の記録です。

大阪徒然草

2009年12月27日 | 旅・散歩
大阪城ホール。行ってまいりました。
いつもどーり。いい塩梅にとろけてます

今回は観光はまるでなし。関西な友人たちにも連絡は取らず。
ライブを観るためだけに行って帰ってきました。

ちと居心地の悪い感じで「すごいね~」なんて言われることもありますが
わたしの中では、武道館に行く感覚とそう変わりはなく。
都会はどこも一緒だし。ただ3時間ほど電車に乗る時間が長くなる程度w

だけどきっと、この場所の移動というのがとっても大きいんだよね~
いつもと違う場所にいるというだけで、感覚がとっても敏感になっていて。
いろいろなことに眼がいくし。いろいろなことを考えちゃう。

大阪にはたいてい夏の終わりに来るから
淀川の光が冬色に変わってることや。肌をちくちく刺す空気の乾燥に気づく。
地下鉄では乗客の美相・貧相探しと、使ってる言葉の属性を自然とチェック。
多分、東京でも日々似たようなことは感じてるんだとは思うんだけど。
感じ方が半端じゃなくなる。多分、日常として流さないから。

城ホール前の噴水に腰掛けて、もちもちした米粉のパンを食べながら
何ともなしにぼーっとしてると。ダフ屋と交渉する女の子2人組。
もう、自然とダンボちゃんにwこういうときの関西弁ってサイコーにいい
訛りってお得だ~と思う瞬間。人工的な言葉での交渉はどこかうまくない。

わたしは雑多な場所が好きなので。宿はたいていなんばに取ります。
ライブ後。心斎橋で乗り換えずに、心斎橋筋を道頓堀までダラダラ歩き。
今井で「きつねうどん」を食べました。おうどんは我的大阪MUSTメニュー。
関西のおうどんはやはりおいしい大好きです。鰹の香りがプ~ン。

夜の9時過ぎ。1人でうどんを食べてる客が他に3人。うち2人が女子。
こんな気楽な空間。東京じゃ探せない。だって家に帰っちゃうもん。

今日は、所用があったため、早めの新幹線を予約していました。
でもその前に新幹線で食べるランチを調達すべく「純喫茶アメリカン」へ。
この何とも言えないレトロな感じ。ベタベタで嬉しくなってしまう
上海とか、台湾とかでよくお目にかかる感じです(偏見じゃないわよ。事実よ)
東京でも探せばあるんだろうけど、行かないなぁ。

お持ち帰りのサンドイッチも頼んでから作ってくれます。
耳を落とした 焼かないままの食パンで作るバターをたっぷり塗った
昔ながらの三角形と長方形のサンドイッチ。記憶どおりの味。
ミックスサンドの芥子入りをオーダー(マスタードじゃないのw)

待つ間は、席に通され。お水もすぐに供されます。
眼の前に広がる世界は、昭和そのもの。
3連のシャンデリアの下、化粧脂の匂いがしそうなおばさんとか
ジャンバーを着たまま競馬新聞を飲みふけっているおじさんとか
酒と煙草のせいだとすぐに分かるつぶれた声をしたおばさんとか
そして若~い従業員たちも平成の子どもには見えないのが不思議w

異空間。
でもこぎれいな場所では排除されてしまうかもしれない人たちが
至極フツーに、本当に普通に、ありのままいるという場所。大好きです
わたしはグリーン車で出張したりすることも、もちろん大好きだけど。
誰もが排除されない空間。こういう街がないといけないよ。やっぱり。
だから大阪と香港は似てるんだ。

もしかするとわたしは彼らだったかもしれない。と思ったりもします。
それはそれで、きっと幸せな人生なんだと思うのです。何だってそう。
もしかしたらすごい人たちなのかもしれない。イイ悪いなんてないな。
次は新世界あたりへモーニングを食べに行ってみようw

店を出ると、そこにはパチンコの開店を待つ行列。老若男女問いません。
これはうちの近所でも見るなぁw

あー、つれづれに書き過ぎてますね。

用を済ませて、帰宅。荷物を全部定位置に戻して、掃除、洗濯、明日の準備。
旅のしるしはもう台所にしか残ってません。がっ!それがたくさんありますw


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