Simple Happy Life

毎日毎日。ごはん作って。ごはん食べて。笑って、怒って、泣いて。そしてまた笑って。そんなフツーの日々の記録です。

真実の言葉2

2010年02月08日 | ちょっとしたこと
かつて書いていたBlogから。
ナガサキでもうひとり、お世話になった語り部さんの話を。

引用するのは2005年7月10日(日)の日記です。
その3日前の七夕の日。ロンドンでテロがありました。
そのことでわたしすっかり落ちてしまって。ナイーブなことにw
わたしが勝手に「長崎のお母さん」と呼ぶ語り部さんの言葉にすがってました。

彼女はあの日からおよそ50年が過ぎてから語り部になりました。
それだけの時間が必要だったのだと思います。
そしてこの言葉、この思いが彼女を語り部にさせたのだと思います。

昨日今日と、ちょっと重ためですが(ごめんね)しばしお付き合いを。

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   何が悪いって、戦争がいけないの。
   戦争は生活を、人間を、変えちゃうの。
   戦争はしちゃいけないの。

           ~長崎のお母さん~

このところちょっとダウンしていて。
原因はいろいろあるけれど、
一番大きいのは七夕に起こったロンドンの同時多発テロ。

テロはもちろん許されることではないけれど
怒りよりも何よりも悲しくなってしまうのが、
「自爆」ということなのです。どうして?としか考えられない。

それで何が変わるんでしょう?
自分の命と、ただそこに居合わせただけの人の命を巻き込んで。
人の悲しみと怒りを引き起こすことに何の意味があるんでしょう。

本当にそれで何かが変わるんでしょうか?
たとえ新しい世界が生まれたって。そこに自分はいないのに。
死んでしまう前に、なんでこんなことが分からないのでしょう。

特攻隊。沖縄。戦争。集団自決。
思い込まされてしまう恐ろしさ。もっと恐ろしいことになると。

わたしは平和な時代の この日本に生まれたことを幸せだと思います。
考える自分でいられることを、それが許される環境を。

911のとき。彼女はアメリカにいました。被爆の講話をするために。
「ナガサキ」が起こったと思ったそうです。
今回は何を思ったでしょう。
こんなときは彼女にとっても会いたい。何を話すわけでもなく。

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我ながら感傷的。まるで高校生のときの作文みたいですw
でもこのとき感じたことは今も変わってないのです。

長崎のお母さんは歌うことが大好き。長崎の夜は喉がかれるまで歌います
仕事を超えてかわいがってくれて。いろんな話を聞かせてくれました。
人の縁の不思議に感謝するばかりです。


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2 Comments

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Unknown (chichiの母)
2010-02-09 11:34:26
911の時、間接的ですが、私の家族も
危うく巻き込まれそうになったそうです。
(丁度アメリカに出張していて)
平和な国に生まれて良かったと思うのは
ごく自然だと思い、私も同感です。
長崎のお母さんの事をずっと大切に
して下さいね。
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ホントですね (もも)
2010-02-09 20:12:28
☆chichiママさん、重たい文章にコメントありがと~
ホント。たまたま自分じゃなかったというだけの話だよね。
悲しいだけの涙が流されないで済むといいのにね。

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