お金を出しても買えるとは限らないもの

大変ご無沙汰しております
4月に社会人復帰をし、社会生活に適合できることを
必死になって自分に証明する毎日を過ごしておりました

大学院は修了したものの。まだまだ分からないコトだらけ
知りたいと思っていたコトが、な～んも分かってないコトに気づき。
社会人復帰と同時にそのまま博士後期課程に進んでおります

研究科を移りまして。今は政治学研究科。
よう受かったなぁというのが、正直な感想（我ながら ）
アタシみたいなのを博士後期で受け入れてくれる大学なんて
ウチくらいなもんでしょう。フトコロ広いな～と思います。

とはいえ、基本は社会人。
仕事に戻ったら、やっぱり手は抜けないのよ。
二兎を追うもの…的な負い目が自分の中にあるもんだから尚更。
ほとんど大学には通えてない。研究も進んでないというのが実情です

そんな中。今日は夏休みを取って、朝から大学に行ってました

久しぶりに乗る、大学へ向かう朝の通勤電車。その途中に思ったのです。
明るいうちから研究のことだけ考えていられるなんて、なんて幸せなんだろうかと。。
仕事は仕事で楽しんでいるし。仕事はネタの宝庫でもあるのですが。

決して現状に不満を言っているわけでなく。
結局、アタシはその幸せな時間を買っていたのだなと。
2年間の機会費用は桁が変わるわけだけど。。。
その間に支払った税金、社会保険料等の社会的費用を足すと
トンデモハップンな数字になるのだけれど。。。
（なぜモノ好きと言われるか、今ならなんとなくわかる）

でもそれも買いたいと思っていいる人がみんな買えるわけじゃなくて。
極めて幸運な人だけが手に入れることができるのだなと。
そんな貴重な時間だったのだなと、しみじみ考えてしまいました。

お金を払ったからといって、必ずしも手に入れられるとは限らないものがある。
時間、家族、仲間。。
それを手に入れているのだということに気がつくと、
それだけで人生もっと豊かに感じられるのだなと思います。

さぁ、感謝しつつ、この先もがんばります