志村康太です。
昨今のビジネス界では、インターネットを用いれば誰でも起業が始められる時代になりました。
最近では、オンラインショップというものが流行っていますよね。
しかし、ビジネスを始めるとどうしても息詰まる部分があります。
それは「価格設定はどうしたら良いのだろうか」という問題です。
今回は、志村康太が、ビジネスにおける価格設定についてまとめていきたいと思います。
志村康太が推奨する「コストプラス法」
お客さんは、購買行動のたびに自分が持つ商品の価値と商品の価格を比べて購買を決定します。
あなたの商品にたどり着いたとき、お客さんの頭の中では「製品の価値VS製品の価格」を繰り返し行っています。
その時に「製品の価値>製品の価格」とならなければいけないのです。
では実際にはどのようにして価格を設定しているのでしょうか。
企業で推奨されているのは、主に「コストプラス法」という価格設定方法が採用されています。
コストプラス法とは「1単位当たりのコストに利益を上乗せする形で価格を決める」というものです。
コストには様々なものが存在しますが、「変動費なのか固定費なのか」「直接費なのか間接費なのか」という分類の仕方があります。
「変動費」とは、生産量・販売量に比例して発生するコストのことで、材料費や販売手数料などが存在します。
「固定費」とは、生産量。・販売量が0の場合でも発生する費用で、設備にかかった費用やオフィスの家賃などがそれにあたります。
「直接費」とは、生産に直接かかった費用の事をさし、原材料費や特定の設備などがそれにあたります。
「間接費」とは、生産に直接関わらない費の事で、消耗品費や販売手数料などがそれにあたります。
プラスする分の利益はどのように設定すれば良いのでしょう。
それは、売っている側が欲しいと思う利益と市場で売られている相場などで決められます。
しかしながら、志村康太が懸念するに、大きく設けたいけど高くて売れないという事態が多いのです。
そこで、この利益の設定のために必要となるのが「需要の価格弾力性」にあります。
さらに、それを利用して価格設定が出来る「上澄み価格戦略」「市場浸透価格戦略」が必要となります。
次に、志村康太が順番に説明していきましょう。
志村康太が説明する「需要の価格弾力性」
「需要の価格弾力性」とは“価格が1変化したとき、重要はどの程度変化するかというものです。
野菜の価格弾力性は高いでしょうか低いでしょうか、価格が変わっても家庭に必要なものなのであまり需要は変わりませんよね。
したがって野菜類は需要の価格弾力性は低いといえます。
では洋服はどうでしょうか、価格が変わると他のお店にもっと安くて同じようなものを探しに行きますよね。
したがって洋服類の需要の価格競争は高いといえます。
志村康太が説明する「上澄み価格戦略」
「上澄み価格戦略」とは、利益分を高く設定して大きな収入を得る戦略です。
価格が高くなってしまうので一般の人からの購入はあまり期待できません、富裕層やマニアの人からなら購入が期待できます。
そういったマニアックな商品は代替品が少ないので、高い価格でも購入してくれるのです。
価格弾力性が低い商品がそれにあたります。
それらマニアックなものや代替品の少ないものを作るには、オリジナルティあふれる奇抜な感性が必要になるでしょう。
志村康太が説明する「市場浸透戦略」
「市場浸透戦略」とは、利益分を低くして小さな収入を積み重ねる戦略です。
価格が低いので一般の人からの購入が期待できます。
しかし、価格競争の波にのまれるのでビジネスを始めたばかりのひとにはお薦めしません。
価格弾力性が高い商品に多く使われる戦略なので、代替品は数多く存在します。
いかがでしょうか。
結論を言うと、「ビジネスを始めるなら、得意なものでオリジナルティあふれるもの」から始めていく事が最善の策だと、志村康太は考えています。
以上、志村康太でした!
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