長丁場に備えて
コーヒー、おにぎり、バナナ、甘いもの、
文庫本(もちろん時代小説)など準備して行った。
9時45分の予約。Dr.クーが来たのが10時。(なんで〜)
10時20分に診察。肝臓の数値、腫瘍マーカー共に問題なしとのこと。
10時30分からスタート。
だんなさんは午前中は一緒にいてくれて昼に出社し、帰りは迎えに来れないとのこと。
朝一緒に来てくれるだけでもありがたい。
2種類の錠剤を飲み、左腕に点滴の管を通して、2種類の注射を入れ、吐き気止めの点滴から始まった。前回も吐き気止めを入れたら猛烈に眠くなったのを思い出した。
昼近くなりお腹が空いたのでおにぎりを食べた。急に眠くなった。
ウトウトしてる間にだんなさんは会社へ。
そのあと生理食塩水を点滴。
腕に刺したところが前回より全然痛くなくてストレスなく過ごせた。
看護師さんナイス!
次に抗がん剤パクリタキセルを点滴。
10分ぐらいして首、脇の下、腕が少し赤くなり痒みもあって、これはパクリタキセルのアレルギー反応らしくまもなくおさまると言われてじっと我慢。
パクリくん、3時間ぐらいかかった。
もう一つの抗がん剤カルボプラチンを点滴。
昼間はたくさんの患者さん達で賑わっていたのにこの時間になると治療室には私一人。私が特別長いのだろうか。やっぱり重いのか?と不安に。
文庫本を一冊読了した頃に
会議がキャンセルになったとだんなさんが再登場。
最後に生理食塩水を点滴して
点滴が終了したのが5時半。
やっぱり前回同様7時間コースだった。
薬と自宅で打つ注射を渡されて終了。
それでも、2回目の余裕というか緊張感は激減し、前回8回ぐらい行っていたトイレも今回2回で済んだし、少しだけ慣れたのかもしれない。
夕飯はだんなさんが、おでんを作ってくれた。
はんぺんを煮込みすぎてドロドロになって鍋の中で分裂してたけど大根と糸こんにゃくとえのきが加えてあった。
口の中を火傷するとそこから口内炎が悪化するから冷まして食べるように言われた。
いろいろ調べてるなぁ。
今日はとことん甘えることにした。
次回は、3週間後の5月19日。
白血球数が減少する2週間後ぐらいからウイルスに感染しやすくなることを今回は注意して湿疹や顔のシシド化をなんとか回避したい。
吐き気もありませんように。
どんな副作用がやってくるのか
待ち構えつつ、また好きなことをしながら楽しく生活していこうと思う。
帰りがけにポストを見たら
3月末に二人で受けた中国語検定の結果が届いてた。
二人とも合格していた。
ガンになってから
辛いことや悲しいことが押し寄せてきたけれど、
その反面
嬉しいことや楽しいことも
新たに発見できた。
悪いことばかりじゃない。
今日はゆっくり眠れるといいな。