食材を買いに行ったり、リンゴを煮たりして過ごした。
開花の発表があった日本の桜を思い出していたら、
Rちゃんから心づくしのお荷物が届く。
桜色のお菓子のパッケージや刺し子キットが春の風を運んでくれた。
Rちゃんの小学生のYちゃん手作りのお守りも入っていた。
いろんな人からのパワーをもらっている。
明日は病院なのでお守り持って行くね。
安いサーモンがあったので
鮭のちゃんちゃん焼きを作ろうということになった。
野菜を切っていただんなさんが、ついに左薬指を切ってしまい流血。
忙しい中、いろいろやってもらっているから疲れも溜まっているんだろう。
ありがたくて早く元気になりたいと強く思った。
それにしても、彼は賞味期限に厳しい。
彼が台所を牛耳っている今は私がいかにズボラで、賞味期限などをあまり気にしないたちだということがバレてしまった。
彼は期限が切れそうなものを前の方に置いたり、忘れ去られている調味料などを発掘し使っている。
今後、私が元気になって台所に立つことになったとしても、今のように彼を巻き込んだ食事作りが継続しそうな気がする。老後のためにはその方が絶対いいのだろう。
二人で作ったちゃんちゃん焼きは野菜モリモリ食べられて、味噌とバターの優しい故郷の味がした。