「私なら大丈夫よ」と答えたのだが
もともとそのつもりだったんだよと
心配顔で心配してないと言っていた。
申し訳ない。
以前書いた日記を読み返すと
副作用の症状の経緯がわかって確認しやすい。
午前中は普通に家事をして、パタパタ動けた。
お昼はだんなさんとおそばを茹で食べた。
普通にキッチンに立っているだんなさんの姿も見慣れた風景になってきたし、そばの茹で加減もバッチリ。
褒めたらちょっと照れていた。
午後になると、声がかすれてきた。
指の痺れが強くなってきて、
体の節々がギシギシ。
きっと明日になったら体のあちこちが小爆発を起こしてるような感じになるんだろう。
予測できるけどやっぱり辛い。
夕飯は二人でクリームシチューとサラダと煮物を作って、後片付けはだんなさん。
こうやって二人で協力していかないと。
1ヶ月近く常に指先が痺れていることには慣れてきた。でも気を抜くと食器を落としたり割ってしまう。
うちはサービスアパートメントで食器はほとんど備えついているから、日本からほとんど持ってきてないが、厳選して持ってきたお気に入りのグラスを一つ割ってしまった。
同期とお茶した神保町の喫茶店で一目惚れして買ったグラス。
指のあたるところが窪んでいる。
熱いものを持ったりするときも気をつけなくては。
爪を切るのも緊張する。指先ってとても繊細だったんだな。
眉毛を引っ張っても抜けない。
クリニックで眉毛が抜けていた人がいたから私もそうなるのかな。
シンガポールと日本の時差は1時間。
朝ドラは7時に見ている。
今朝は泣かされたけど
元気出た!
佐伯泰英さんの
居眠り磐音決定版を読み終えた。
全51巻。読み終わるのがもったいなくて少しずつ少しずつ読んでいたけど終わってしまった。
日本に置いてきた一巻からまた読み直したい気分だ。
時間はたっぷりあるのだから。
明日はどんな体の変化があるのかな。
初めての症状にもびくつかない強い気持ちを持ちたい。