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メジナは周囲の状況に合わせて体色を変える魚。
夜の間や、深場にいるときは青緑色。
日の当たる浅場では黒褐色。
6月5日 本日の釣果:メジナ、アジ、豆シマアジ
今朝の満潮は日の出と同時刻の朝の4時半(勝浦)。絶好の潮回り。
この前後のゴールデンタイムに狙いを定めて、浜行川漁港へ釣行。
ターゲットは、「小アジ」(笑)。
最近、小物釣りが妙に楽しくて、はまっているのだ。
朝1時半、自宅を出発。
途中、コンビニで朝食を仕入れ、釣り餌屋でアミコマセと付け餌用のオキアミを購入。
国道128号線を一気に南下する。
BGMは、エアロスミスの「ナイン・ライブズ」。
眠気も吹っ飛ぶぜオーイエイ!
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朝3時半、浜行川漁港に到着。
赤灯堤防に入る。
先端には既に先客が居たので、手前の船道向き内側に釣り座を構える。
磯竿1号に、電気ウキ、コマセカゴ、さびき仕鰍ッをセットして釣り開始。
しかし、どうしたことかアタリがほとんどない。
3週間前にはあれほどいた豆アジも、豆サバも、豆シマアジも、全然あたってこない。
生命反応のない海。
黒潮が房総沖で蛇行して水温が下がっているせいか。
それともここ数日来の真夏日で、海の中までおかしくなってしまったのだろうか。
結局、日が昇りきるまでの約2時間で、豆アジ4匹の超貧果。
これ以上粘っても無駄と判断して、そそくさと荷物を片付け、釣り場を移動した。
次に向かったのは、守谷・荒熊の磯。
小アジがダメなら、磯でメジナでも釣るのだ。
普通、この優先順位は逆かもしれないが、私にとっては40センチのメジナよりも、食べて美味しい10センチの小アジの方が偉い。
メジナは持って帰ってもあまり家族に喜ばれないので、どちらかというと偉くない魚の部類に入る。
負け惜しみじゃないぞ(笑)。
6時前、守谷漁港に到着。
トンネルをくぐり磯に出てみると、先客は誰も居ない。
クロダイのノッコミの時期にあれほど混雑していたのが嘘のようだ。
釣り座を構え、コマセをまくと、すぐにものすごい数の小魚の群れが集まってきた。
浜行川の魚が全部こっちに集まってきたんじゃないのか、と思うくらい賑やかだ。
ウキフカセ仕鰍ッで釣りを開始すると、木っ端メジナ、豆シマアジ、小アジに混じって、ぎりぎりキープサイズの中メジナが退屈しない程度に食ってくる。
中メジナも、25センチくらいになれば引きも強く、釣っていて楽しい。
木っ端メジナはリリースし、豆シマアジ、小アジ、中メジナはキープした。
やがて、餌取りに混じって、フグが食ってくるようになった。
ハリスがぼろぼろになり、針が取られる。コマセに集まってしまったらしい。
フグが鰍ゥり始めると、しばらくは釣りにならない。
「ここらで潮時」と、守谷湾をはさんで向こう岸の犬ヶ岬の磯に移動した。
犬ヶ岬の磯には、投げ釣りでシロギスを狙う釣り人が既に数名はいっていた。
岬先端手前の広い磯に釣り座をかまえ、再び釣り開始。
しかし、ここでまたアタリがぴたりと止まってしまった。
潮がほとんど動いておらず、磯全体がどよーんとした状態なのだ。
これでは魚は釣れない。
さっきまで居た向こう岸の荒熊の磯では、ガンガンに流れていたのに。不思議なこともあるものだ。
荒熊の磯で粘っていたほうがよかったなあ、と後悔した。
結局犬ヶ岬ではノーヒットのまま、朝10時、納竿とし、帰路に着いた。
今日の天気はほとんど真夏。
守谷ビーチでは、早くも海水浴に興じる家族連れの姿が見られた。