潮待小屋

手も足も出ず・・・



こいつだったのかも・・・

10月某日 釣果:アジ、アコウ(の子)

興津漁港に、アジ狙いで釣行した。
朝3時、港に到着。
外堤の先端が満員だったので、漁協前の岸壁に入る。
ここは車横付けで釣りができる楽チン釣り場だ。
子供連れでも安全なので、家族連れも多い。

前方に網が入っていないことを確認し、カゴ釣りタックルを用意する。
遠投ウキにケミホタルを差し込み、吹流し式の夜光さびき3本針仕鰍ッをセット。
コマセはアミエビに配合餌を混ぜたもの。
3本針の一番下には、付け餌にオキアミをつける。
えいやっと遠投して、アタリを待つ。

小アジ~中アジが飽きない程度にぽつぽつとあたり、10匹ちょっとの釣果。
いまひとつ盛り上がりに欠けたまま、まったりと夜が明ける。

すると突然、目の前に「ナブラ」が立った。
目の前の水面のあちこちで、何かはわからないが何匹もの大きな魚が、直線的に水を切って水面の小魚をチェイスしている。逃げ惑ったたくさんの小魚が水面にぴょンぴょんと飛び上がり、それを追った大物がまた直線的に突進していく。
壮観だ。
スズキか、それとも青物か。
こんな日に限ってルアーを持っていない。
しばらくの間、なすすべもなく呆然とナブラを眺める。

豪華な料理とビンテージもののワインと峰不二子を目の前にして「おあずけ」を食らったルパン三世のような気分だ。

やがて完全に日が昇り、食事を終えた大物達はどこかへ去っていった。
足元の水面を見ると、膨大な数の小さなトウゴロウ?イワシの群れが居る。
さっきの魚は、この小魚の大群を追って、湾内に入ってきたらしい。
次回からは必ずャPットの中にルアーを2、3個入れておこうと心に誓う私であった。

その後、手のひら弱のアコウの子を1匹釣り上げたところで、朝8時、納竿とした。

(2001年10月)
 

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