創作落語
「ちまたの一席」
ちまたのはなしは
聞きたくもなし
しかしながら
五月に入ると
端午の節句
ちまきの話は
聞きたいもんだ
創作落語しらん亭咲
創作落語
「だんちがい」
生きていた
段違いなことにも
出合うこともある
ある意味
感ちがいかもしれない
そうだろう
創作落語しらん亭咲
面白講釈
「いい訳」
・時は元禄、今は令和
いい訳する人
世の中にはいるが
そのことを
卑怯者と呼んでいる
まあ勝手にと言いタイ
こんな奴に
タイなんかやるものか
だしを取りつくした
にぼしでもポイ
面白講釈師 しらん亭咲
創作落語
「ない」
"ない"と言う
言葉の裏
何もないと
言うことなど
生きていて
ある訳ない
その本人が
"ない"と言うなら
そうだうけど
"ない"ではなく
見つからない
これならわかる
そうだろうよ
創作落語しらん亭咲
創作落語
「きこえる」
日本には
もったいないと言う
言葉がある
ある意味
このようにも聞こえる
捨てても
もんだいない
お後が宜しいようで
創作落語しらん亭咲
