ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

群生の冬木の奏づシンフォニー

2019-12-27 | 冬の俳句
     


     裸木の風と奏でるシンフォニー


     


     吠ゆるごと枝はらはれし冬木かな


     


     裸木の空掃き終えし如くかな


     裸木の枝は千本のアンテナ


     裸木の堂々とした幹廻り


     耳を当て裸木の温もりを聴く


     裸木の肌に仏の浮かびたり


     


     裸木に人の集ひし古墳かな