ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

数へ日

2019-12-29 | 冬の俳句
     


     数へ日や気づきて戻る買ひ足しに


     数へ日や鶏のごと歩く人をり


     


     数へ日やパッと開きしキューピーの手


     


     数へ日や猫一心に毛繕ひ


     数へ日のまう追ひつかぬ用事かな


     数へ日や諦めること良しとする


     数へ日に寂しさずっとつきまとふ


     数へ日や小倉トーストてんこ盛り


     数へ日やゴング鳴るカウントダウン


     数へ日やあしたのジョーのごとく立つ