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徒然 さやか日記

桜吹雪 老舗閉店 感無量

2023年3月31日の千秋楽をもって
宇部市の ずわい蟹専門店が暖簾をおろした
「味道楽」
老若男女のお客様から
愛され続けてきた店の顔 女将と、
裏調理場で蟹を捌き続けたオーナー
48年間見事な二人三脚の名店だった
 
店のカウンターで蟹を焼きながら
全ての座敷席への心配り気配りの叔母は
営業最終日も いつもと変わらない

…ここでバイトさせて頂いた私は
お客様への思い遣り、おもてなし、
さり気ない気づきサポートの大切さ、を
学べた…原点。
女将(叔母)の姿は、
同じ女性としての厳しさと優しさ、
周囲への心配り、気付き、
そして 自身の自立、は
青春時代から今もなお、
憧れであり、道標でもあった
叔父を立てながらの支えと気遣い、また、
店と家族、遠く離れた私の母や親族へも
叔父の知らないところで叔母は気遣い続けてくれる人…感謝ばかりです。
叔母を慕って店に来て下さる常連お客様の気持ちが、私には解る。
…私も常連でいたい(笑)
本当に、お疲れさまでした、と、
これからは、自分自身の楽しみの時間を
どうか満喫してほしいと願うばかり。
今回の閉店最終日には、このgooblogを通じてお出会いが叶った宇部市在住の俳句の先生をなさってられる方ともご縁を頂けた。
ご多忙で広島までお出かけだった先生の、
ご家族でのご来店には本当に感謝でいっぱいでした。ありがとうございました

石炭、炭鉱の町、宇部。
夜は灯火しか見えないので明かりが優しい
宇部に暮らすもう1人の叔父のお伴で
夜景を見ながらのラウンジBAR…
なんだか…久しぶりに味わった空間。
たまには、しっくり良い時間だった
出光興産のトップの中で働き続けた叔父
引退しても、相変わらずキレもの
孤独を愛し、旅を愛し、体力作りを
しているダンディーさは
傘寿が目前の人とは全く思えない若さ。
叔父がお気に入りのScotchストレートは
長らく飲んでなかったので、
むせてしまった(笑)
マルガレータくらいが今の私にはぴったり。
叔父が最後に語ってくれたことは、亡き父の言葉と一緒だった。
「さやちゃん、自分の人生楽しまないと、
借金はせずに、人に迷惑はかけずに、
自分の人生、楽しく生きて」
叔父や父に限らず、お世話になっている私の周りの先輩方皆さんから良く聞くようになった…楽しまなきゃ…

翌朝の宇部興産は 昔から見る風景。


今回は、2日に渡る萩訪問も良き思い出に。


松陰記念館内の蝋人形に、
現代のこども達が釘付けだった。
血気漲る長州の若人達の様子が再現され、
文字資料だけではなくインパクトが強い。


松下村塾も、萩の街も
時間をかけてもう一度、
ゆっくり訪れてみたい。
…もう少し勉強してからの方が良い私(笑)











叔父叔母の通う老舗鮮魚料理店で
活きイカはじめ活きた海の幸ばかり頂いた
…ノンアルコールが、残念だが、
最近の0%ビールも美味しくて驚いた
レモンをかけると まだ踊りだす烏賊
大好物!初モノの雲丹が甘くて美味しい
板一枚みんな頂いてしまった🤭

それぞれ一皿ずつ全て頂いていると
体内にエネルギーがパァーッと回り
基礎体温がグンと上昇するのは、
鰻を食した時と似ている
鮑も栄螺も、やはり新鮮本物は最高に美味。

叔父が笠山に行こう!と案内してくれた
素晴らしい風景と舞い散る桜吹雪。




日本海の穏やかな風景に、
桜舞う笠山、
本当に潔く素晴らしい閉店をした
花吹雪の中の叔父叔母の姿
…美しかった
立ち会えた息子と私は、本当に幸せ
叔父、叔母に、感謝でいっぱい。
ありがとう。











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