FEEL GOOD ~人生を楽しもう~

生まれたからには人生を楽しみましょう!私の経験や日常の出来事からの学びなど。マヤ歴を学びました。自分を知って楽しく!

終戦記念日に思うこと

2018-08-15 22:11:35 | 日記
今日は終戦記念日。

この日に思うこと。

私の母方の祖父は、太平洋戦争に出兵した。
旧日本海軍に配属され、輸送部隊であったと。
南西諸島の海域で物資などを運んだらしい。

昔良く聞かされたのが、行儀が悪いと戦地で造った太い箸で頭をたたかれたと、母から聞かされた。
戦争で足を悪くしたが、生きて日本に帰ってきたと。

戦前は材木商をしていたそうだが、体を悪くして働けなくなり、材木商から農家に。
その時、親戚など離れていったとも。
悲しいね。

また、私の奥さんの祖母の旦那さんも、また太平洋戦争に出兵。
旧陸軍に配属。

終戦からポツダム宣言調印まで戦い、シベリア抑留に。
最後は、肺炎でなくなったと、死亡解剖の記録があった。
日本へ、家族の元に帰ること願っていたはず。

祖母は2年前に他界した。
その祖母から聞いた話しでは、奥さんの父親が生まれる前に出兵したそうです。

父親が産まれ、しばらくした時に
「帰ったぞ!」
と、玄関の扉を開けた音がしたと。

祖母は、その時、旦那が亡くなったと悟ったと。

良く聞いたのは、亡くなってからの二階級特進の勲章とわずかな恩給を貰うより、生きて帰して欲しかったと、、、

本当に切ない。


祖母が他界してから遺品を整理していたら、亡くなった旦那さんが使っていた、旧陸軍の身分証と日本政府から送られてきた、シベリア抑留で他界したときの死亡診断書、なぜ日本が太平洋戦争を開戦したければならなくなったのか、国民にむけて発行された冊子が出てきた。

私はこれを見たとき、胸が張り裂けそうになり、戦争を体験した方々の苦労を感じました。

祖母が他界してしばらくしてから、靖国神社神社へ参拝しました。
遊就館で当時の遺品なども拝見した。

色々と感じるものが多かった。

当時の日本が戦争をせざるを得なくなった背景や、国際社会の思惑など、色々あったと思うよ。

兵隊に召集され出兵された方々は、日本を家族を守りたいとの思いがあっただろうし、家族の元に生きて帰りたいと願ったことだろう。

国を守らなければならないことは、解ります。
国を追われたらどこで、どのようにいきるのか。
民族の血も絶たれます。

今の世の中では防衛力は必要。
力を示すことで抑止力となるものはある。

ひとたび有事となれば、被害は大きいだろう。

戦争は何も産まないだろう。
戦争の当事国の家族の悲しみだけでは無いかと、私は思う。

しかし、今の日本が有るのもたくさん苦労をされてきた、ご先祖や戦没者の方々のおかげであるでもある。

終戦記念日と云う日に、戦争の是非だけではなく、その時生きた人達をおもい、戦争とは何だったのかと考える日ではないだろうか。

願うは世界が平和でありますように。