バストロンボーン演奏において、決して避けて通れないのが、低音域でのバルブ(ロータリー)コントロールとスライドのポジショニングです。これは普段から相当意識して練習しないとなかなか感覚がつかめません。更にバストロンボーンらしい深く柔らかい豊かな音色を出すためには息のコントロールとアンブッシャー、シラブル、喉のコンビネーションなどがとても重要。テナー演奏時とは違う身体の使い方が必要です。この感覚を身体に覚えさせるためには、とにかくひたすら地道な反復練習あるのみ・・・頑張りましょう。
特別にR.T君のために奏法改善のための覚え書き・・・下唇にマウスピースのリムを乗せ(つまり下唇はカップの中に入れない)、出来るだけ上唇をカップの中で自由に開放させる事。
写真の上の楽器はR.T君の ’あの’ J.マイケル、下は僕のヤマハYBL-622(ダグラス・ヨーモデル)。 J.マイケルといえば、最近ネットでも話題の超低価格の中国製楽器。楽器の鳴り自体は悪くはないんですが、ロータリーとスライドの精度はまだまだ駄目ですね。 J.マイケルのバストロはヤマハと規格が全く同じなので、ヤマハのスライドが使えます。試しにYBL-622のスライドを付けてみたら、まさにヤマハの音になりました。
J.マイケルさん、もっと真面目に楽器作らんといかんでぇ~。
(2010年11月7日加筆)
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R.T
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