このカルテットの演奏はキャパ1000人超えの大ホールでは何度も聴いた事があったのですが、ドルチェ楽器のようなキャパ100人ほどの小さなホールではどんな感じに聴こえるのかというのにも興味がありました。昨日のコンサートはもう満員御礼、お客さんの熱気で溢れておりました。ドルチェ楽器のホールは小さいながら音響がとても良いホールなんですが、お客さんが満杯だとさすがに相当響きを吸われてしまうようで、ほとんど残響が無い状態になってしまい、演奏者側としてはかなり演り辛い状況だったのではないかと思います。聴く方もトロンボーン・アンサンブルの心地よい響きに包まれるという感じではなくなってしまったのですが、逆に4人のアンサンブルの非常に細かい部分まで聴き取れたので、そういった意味では良かったかもしれません。
お客さんの7割近くは高校生、大学生などの若い世代。昨日のコンサートではなぜこのカルテットがこんなに人気があるのかという理由も少しわかりました。ジャズ系の曲の取り上げ方、演奏解釈などについては、少し「???」な部分はあるにせよ、これだけトロンボーン・アンサンブルの魅力を広く世間に知らしめた(特に若い世代に)功績は非常に大きいといえます。
また、クラシック奏者の演奏を聴くというのはとてもいい勉強になりますね。
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