3年前にヤマハのカレッジモデルケース(1980年代前半製造)の超美品をヤフオクで8千円で手に入れ愛用しております。このケースは僕が高校生の時に初めて親に買ってもらった楽器付属ケースと同じで、とても思い出深いケースです。カレッジモデルは当時のヤマハの一番安いモデルで5万円でした。豪快な音は出せないものの、小回りの利くコンパクトでクリアな音色と軽快なレスポンスがとても良かったです。大学入学時にこのケースを小脇に抱えて寝台列車(今はなきブルートレイン!)で上京、大学時代もしばらく愛用していました。
ヤフオクで入手したこのケースはとても40年前のものとは思えない超美品なので傷付けたくなく、ストラップ付けなどの改造はしていませんでしたが、やはりストラップが無いと移動時にとても不便なため、遂にストラップ付けの改造を行いました。最初は某大手楽器修理工房に依頼したところ「無理です、出来ません。」と冷たくあしらわれたため、「これはDIYするしかない!」と決心。金具や工具探しに少し時間はかかったものの、ストラップ取付作業は1時間ほどで完了!
ストラップは以前買った下倉楽器マルカートケースのものを借用。肩がけ、リュックの2Way仕様にしました。肩がけでもリュックでもベル側を下にして背負えます。ベルの出っ張りがお尻に干渉することなく普通に歩けます。トロンボーンケースをリュックで背負う場合、ベル側を上にするのが標準(?)のようですが、僕はどうしてもベル側を上にする背負い方には抵抗があり、特に電車に乗る時に人混みの中でケースを180度回転させて下に降ろさなければならず気を遣います。ベル側を下にして背負えば、そのまま下に降ろす事が出来ます。
ついでにケース上部にハンドストラップも付けました。このハンドストラップは脱着交換可能です。
肩がけ、リュック、ハンドストラップで移動がとても楽になりました。結果的にDIYした方が使い勝手の良い自分自身が納得出来る仕上がりになりました。