Sliding Cafeマスターのブログ

トロンボーンセクションレッスン

昨日、午後7時から埼玉大学Swing Cube Jazz Orchestraのトロンボーン・セクションレッスン。去年の山野のコンテスト前以来ですね。曲ではなくとにかく基礎的な事をみてほしいという事でレッスンしました。

最も気になった点は、音程。普段の練習の時でも、回りの音と自分の音程の関係を常に集中する習慣をつけた方が良いですね。レッスンしていて、自分以外の音に対する集中度、注意度がとても低いのがわかります。回りの音に集中するという習慣が身に付けば、音程のずれもすぐに改善されると思います。まずは習慣付けですね。

あとは、学生トロンボーン奏者のほとんどが陥っている問題。スライドに捕われているという事。さもスライドというとてつもなく大きく克服困難なハンディキャップを背負ってしまっているかのようです。そのスライドを操る腕は心もとなく、ふらふら、ふにゃふにゃ、定まる所を知りません。まるでスライドに腕を持っていかれているかのようにさえ見えます。とにかく、左手で絶対に楽器がぶれないようにがっちりとグリップ、その上で右手はスライドを決して握りしめず、手の中でスライドの支柱を遊ばせておくようにする事。各ポジションの位置(倍音の修正ポジションも含めて)を見た目の景色、手の感覚(もちろん耳で音程を判断しながら)などでしっかり身体に覚えさせる事。トロンボーン演奏の基本中の基本なんですが、これが出来ていない人は本当に多い。

この問題、ほとんどの学生トロンボーン奏者にあてはまる問題のようですので、まずはこの点に注意しながら悪いところを修正していくと良いと思います。


(2010年11月7日加筆)

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コメント一覧

マスター
焦らず、あきらめず、、、
とても当たり前の事なんですが、とにかくトロンボーン演奏の基礎をしっかり築く事が一番大切です。

決して焦らず、あきらめず、じっくり一つ一つの課題を改善していきましょう。改善にはとても時間がかかるものだと思って下さい。

僕も学生の頃は奏法について何年間も悩んでましたから。。。
尾高北斗
 先日はお忙しい中レッスンしていただきありがとうございました。指導された点はできる限り改善していきたいと思います。
 
 またメンバーでスケジュールをあわせて伺いますのでよろしくお願いします。
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