リゲイン狩猟日誌-頑張れマスターズ!

リゲイン救急隊、、自らの海難からの教訓

お勉強に余念のないリゲインです。

 

今回は救急医療養成員の講習を受けて来ました。




セーラーとして海の上での怪我に遭遇し、満足な応急処置も出来ずに慌てて病院までクルーを搬送した苦い経験があります。


強風のジャイブでトラベラーが膝をヒットしてばっくりと割れてしまったのです。



本当の医者にはなれないので、せめて一次救命処置くらいはできるようになりたいと、かねてより思っていたのです。




リゲインは海に住んでいるので、過去水の事故も沢山見ています。(朝の散歩は第一発見者になりやすいのです)



夏の間はライフセーバーがいますが、春や秋は専門家は誰もいません。



万が一、浜で心肺停止している人を発見したら救急車が来るまでの数分が生死を分けそうです。

 

AEDは普段見かけても使い方は知りませんでした、赤十字の講習ではこの動画のようなトレーニングをやります。




自分自身、海難で肺にしこたま海水を飲み込み、半死体で浜に運ばれ、レスキュー隊の蘇生措置で生き返りました。


多分、数分遅れていたらこのブログを書く事もなかったでしょう。当時はまだAEDもなかったので、本当にラッキーでした


海水が肺に入ったので細菌感染し、40度を超える熱が一週間続き、今度は肺炎との戦いでした。(この時点での生存率は3割だったそうです)



やっと退院する頃には痩せこけてました。

退院の会計で6万円…「え!何か間違いでは?

確か当時は一割負担だったので、オリジナルは60万円( ̄▽ ̄)



熱が下がらず危険な状態が続き、かなり高価な抗生物質を大量に使い解熱したそうです。




予防があれば防げた事故でした。レーザーの海外遠征を控えた激練の過労がピークを超えていたのです。週末は練習、練習、終わってから夜中に自転車、平日はジムに通いながら毎晩遅くまで仕事も。。




この事故の為に、15年間海に背を向ける生活が続きました。海への想いを断ち切れず、葉山の海辺にすみながら、浜からヨットを眺めて暮らしたのです。





毎年、夏になると赤十字で水上安全講習が行われるので、今年は受講しようと思います。

参加資格は泳力クロール500m以上。毎回泳いでるので、何とかクリアかな…

ライフセーバーの資格はもっと厳しく、クロール800m、しかも14分で泳がねばなりません。今の実力では16分以上かかります。


 

とりあえず、今回の結果をインストラクターに確認したら、「実技は素晴らしかったし、学科も大丈夫!



本当ですか?信じて良いんですよね?



って事で、夜は品川まで戻り、レーザー女子ラジアルのトンちゃんと爆食…お代わり何皿だったかな~?




さて、次は無線技師です。


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