リゲイン狩猟日誌-頑張れマスターズ!

ハンター”リゲイン”の狩猟記録と日々思うこと。

ハーフライフルでスラッグを撃つとこうなった

2023年04月12日 14時48分12秒 | 狩猟生活

ずっと探していた狩猟専用のスラッグ銃身が手に入った


オマケでスコープもついてますが設定が200ヤードとかエゾシカ仕様の感じ

 

しかしよくよく見てみるとこれはハーフライフル銃身、ライフリングという溝が銃身の半分まで刻まれているのです。全部入っていると日本の銃刀法ではライフルにカテゴライズされ、10年以上散弾銃を所持しないと持つことができません。

 


どう見てもライフリングです、しっかりと手の感触もライフリング

 

とりあえず銃身でも何でも銃のパーツを交換すると警察に申請し所持許可に記載をしなくてはなりません。


葉山警察の補導取り調べ室で銃身の検査です、カツ丼は出ません

 

登録も終えたのでハーフライフル銃身でも良いのですが巷にはハーフライフル銃身はサボットスラッグ弾専用という空気が蔓延しています。

 

リゲインの場合、射程距離は50mで十分なので、この銃身でスラッグ弾が撃てれば問題ありません。しかしやはり巷にはハーフライフル銃身でスラッグを撃つと着弾性能がガタ落ちになるとか、ライフリングに鉛がこびりついて落ちないとか心配な情報ばかり

 

そこで真偽を確かめるべく、また静岡の富士総合岩本山射撃場に

 

ここでは頻繁に顔を出すリゲインは皆さん良く知っていてくれて親切なのでちょっと遠いけどここが好きなのです

 


結果の動画が全てを物語っています、この日はサボットがなかったので代用でハイブリッド弾を使い比較検証をしました。

 


ハーフライフル銃身でスラッグを撃った際のグルーピングです

 

結論として50mに限定して言えばハーフライフル銃身でスラッグ弾(狩猟用 REDBIRD)を撃ちましたが全く問題なく精度にも不満はありませんでした。

 

最後の銃身のお掃除問題です、確かに汚れはしつこいですがライフルチョークと同じで毎回キッチリと掃除をしていればさほど酷く汚れがこびりつくことは無さそうです。

 

ハイブリット弾も撃ちましたがこれはさらに性能が良く、たった5発ですが1発でゼロイン完了で残りの4発は10点(ど真ん中)に2発、そのすぐ下の9点に2発でした。

 

従って50m程度であれば平筒のスラッグ銃身の代用として使えてメンテをキチンとしていれば狩猟時にはサボット弾が撃てると確信しました。

練習で高価なサボットを使う必要もなく広く流通しているスラッグ弾で今まで通り練習が出来ることがわかったのは収穫でした。

 



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