リゲイン狩猟日誌-頑張れマスターズ!

狩猟用スラッグ弾で肩が絶賛崩壊

さて、猟銃の所持許可が下りてからまもなく二週間

 

弾の購入に必要な警察の火薬類譲受許可証に記載された800発

 

1年かかってもそんなに買わないわ・・・と思っていたのだが

 

すぐに夢中になるリゲイン、すでに5回射撃に行き、300発近く買っています

 


岩本山1回、伊勢原2回、大井2回と気がつけば5回も

 

弾はたくさん買うほど安くなるので射撃場で見かける人は皆さんアタッシュケースに弾が満載・・・リゲインは自宅に弾を持ち帰りたくないので撃ち切って終わるようにしています。


今回は撃ちきれず1箱(25発)を自宅に持ち帰り金庫に


射撃で高いのが何といっても弾代です、利用料金は県立の伊勢原なら1ラウンド950円くらい、クレー代が一枚当たり50円弱です。本格的にクレーをやっている人はクレー1枚に対して2発まで撃つので、1発で決まらないと弾数は増えます。弾は色んなメーカーから出ていて松竹梅なのですが一番安い弾で25発入り一箱で1,500円位です。なので一発60円くらい、本格的にやってる人達はこだわりがあるので高い弾を使っているようです。

 

リゲインの場合は映画でよく見るように銃身の下の先台をスライドして弾の装填をするので連発は出来ません。(引き金を引いたままスライドすれば連発できますが、まず当たらず弾の無駄です)

 

15m地点から発射されるクレーに対する第1矢は大体射台から35m前後、秒速320mで散弾の塊が飛んでいくわけです、2発目を撃つ時にクレーはさらに遠くへ移動しているので同じ銃身の絞りでは破壊力がないのです、クレー射撃を専門にやる人は必ず上下に銃身が並んだ上下二連式という散弾銃を使います。第1矢は下の銃身から出て、比較的絞りが緩く撃ち散弾が広がって当たりやすくなり、第2矢は上の銃身から出て全絞りで弾を遠くへまとめて飛ばす設定なのです。

 


かの有名な片手でスライドする通称「サラ・コナー撃ち」

 

この弾代がゆえ、射撃場に行くとどうしてもトラップ射撃の回数が増えます。

 

しかし、先日狩猟関係の大御所に「トラップ射撃は鳥撃ちの練習にはなっても大物獣を撃つことにはならん!スラッグ弾の練習をしろ」と言われました。

 

この世界の新米である以上、アドバイスには素直に従います

 

ということで伊勢原射撃場に行きました。ここにはライフル射撃場が2カ所あるのですがスラッグ射撃は大口径射撃場となり、新たにライフル射撃場の会員登録が必要となるのです。

 

この日買ったのは練習射撃用ではなく狩猟用のスラッグ弾、音も衝撃も比較になりません・・・

 

大口径射撃場はコンクリートの要塞のような建物の中にあり、薄暗く的だけがライトアップされています。

 

中に入るとライフル射撃の方が2名、スラッグの若者が一人(馬鹿でかいスコープ)

まず、的紙をセットせねばなりません、射台の後ろにあるスイッチを押すと女性の声でアナウンスが流れます「的紙の交換に入って下さい、射手の方は弾を抜き銃架に銃を置いて下さい」のような感じ

 

暗い射撃場の中をライトアップされた的まで歩きます、映画でみた「大脱走」のワンシーンのようです。

 

的紙をセットし射台に戻るのですが、今回シューティングレストを使って見ることに、銃身だけレストに乗せるので銃身が安定しますがこれがとんでもないことに・・・

反動をうまく逃さないといけないのですが、射撃場に備え付けのシューティングレストはスラッグ弾の衝撃を吸収することができず、思い切り肩に銃床が食い込みました。極真会の有段者に正拳突きを喰らったような痛みです。

 

しばらく周囲に気が付かれないように悶えてました・・(急所強打時のぴょんぴょん飛び)

結局、反動を逃しやすい立射に切り替えて20発を撃ち切りました。今回は4名で撃ったので隣が構えたら撃つのをやめるので先日一人で撃った時よりはゆっくりしたペースでした。

 


うっかり耳栓を外したら鼓膜が破れそうな銃声です、室内なので反響がすごい

 

これで伊勢原での射撃を終えるのですが先日大井射撃場に忘れ物をしてしまったので車で40分で行ける多い射撃場へ

 

せっかく来たので軽く1ラウンド(25発)撃っていくかと射台に入るのですがこの日アメリカントラップ(一方向にのみクレーを飛ばし1発しか撃たない)をやるのはリゲインだけ、気がつけば後ろに10人以上のギャラリー・・・

 

ここで外しまくったらかなり恥ずかしい

 

しかし、神様が助けてくれたのか当たる当たる・・・本人理由がわからない

 

結果的に25発撃って21発当たりました

 

ショットガンを構え、1発しか撃たないのに21発を当てるとはなかなかの快挙です

 

正体がバレないようにここですんなりと切り上げます

 

「あれ?もう終わりですか?」とプーラーさんに尋ねられ

 

「まあ、今日はちょっと寄っただけなので」(上級者のフリですが勝ち逃げ退散の卑怯者です)

 

実際は伊勢原のスラッグ射撃で痛めた肩が痛かっただけなのです

 


このリコイルパッドは薄すぎて衝撃がもろに伝わってしまうので、タオルか何かを挟まないとアカン

 

このままだと狩猟免許を取る頃には800発は無くなってしまいそう

 

何だかブログのタイトルも「リゲインの射撃日記」になりそう

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