週刊コンパクトドライブ2024

結果、過程、達成感の三位一体を求める、
チャリダー“な”の自転車生活週報。

鈴鹿エンデューロ2021レースレポート(3時間ソロの部)

2021-11-14 14:57:00 | レース

■11月13日(土曜日)S-WORKS 109km 3h01m NP184W Ave36.5km/h Ave177bpm(89%) Max196bpm(98%) Ave88rpm 2081kcal Elevation1070m TSS232 Intensity88%
【Results】3時間ソロ40代の部 13位/105人、3時間ソロ総合 43位/350人 19周 3h0m58s (-3laps)

2020年1月以来の鈴鹿サーキット。まずはコロナ禍の度重なる中止を経て、開催してくれた主催者に感謝申し上げたい。やっぱり、開放感あふれるサーキットでの大規模レースはテンションあがるし、ポジティブな空気に満ち溢れていた。ここに向けて練習を計画通りに積み重ねて、レースでほぼ全力(95%)を出し切れたことに、それなりの満足感がある。以下、22か月ぶりの大規模エンデューロレースレポート。

当日10時スタートなので、5時前に起床して5時半に自宅を出発。国道163号線と名阪国道を経て、朝食におにぎり3つ食べながら鈴鹿サーキットに7:20到着。ゲートでのドライブスルー検温もスムーズに終わり、いつものA2パドックトイレ近くに無事駐車。この時間帯でギリギリと( ..)φメモメモ。K久保さんと職場のO川さんと合流し、受付準備のち8:30より各々試走へ。久しぶりのサーキットコースは広くて気持ちいい。参加人数も合計1000名以下なので、混雑もしていない。周りの飛ばす人たちに惑わされず、ミドルイージーペースで2周。毎回思うけど、こんなアップでレースペースまで持っていけるのか、と少し不安になるが、私にはこれくらいのウォームアップが適切ということも、経験上分かっている。【試走の記録】12km 26min NP141W Ave27.4km/h Ave142bpm(71%) Max164bpm(82%) Ave80rpm 227kcal Elevation112m TSS20 Intensity67%

試走から帰ってきて9:20にK久保さんと3列目に整列。スタート前の緊張はほとんどなく、久しぶりのレース開催にわくわくした気持ちが大きかった。Ascendersグループライドのリードで精神的に成長したかもれいないと思いつつ、10:04にスタート。目標は何となく40代の部で上位15位(%)以内、平均9分30秒以内、20周回だけど、いずれも他人(集団)に左右されるので、あまり決めつけずに流れに身を任せる。リアルスタート開始後も、ペースの上がり方がきつくなく、1周目を大集団のままクリア。100人以上いそうな雰囲気のまま2周目も8分24秒(178W, 182bpm)でクリア。タイムのわりにパワー的には低く、岡山エンデューロのように大集団のまま進むんじゃないかと少し期待。しかし、3周目の終盤下りで少し気が緩んだのか、ポジションを少し下げてしまい、ホームストレートの立ち上がりで集団最後尾から3秒ほど差が開いてしまった。いつもなら途中で集団に追いついて緩むのだが、たぶん前方でペースが上がったんだろう、踏んでも踏んでも追いつかないまま4周回へ、このラップが自己最速の8分19秒(197W,185rpm)。ホームストレートの単独走で限界に達成してしまい、ゴール地点過ぎたところで諦める。その直後、後ろからK久保さんが集団目がけてブリッジかけていった。背後にいたのね…。夢の先頭集団は30分で終了。

ここから一気にペースを落として、適当な小グループが来るのを待つ。このコースは集団の力が大きいので、軽量かつ非力な私としては単独走を極力避けたい。それぞれ異なるチームジャージを着た4名が来たので合流してローテーションに加わる。ペースがいっぺんに落ちてかなり余裕モードになり9分26秒(187W 182bpm)で5周目クリア。やがて他の小グループを吸収して10-15名の規模になって、しばらく9分30秒(180W 177bpm)前後で推移する。感覚的にはAscendersグループライドやGOUREN OSLTと同じ負荷だけど、後でSTRAVA見たら少し高かったみたい。これがレースモード効果。動きがあったのは、90分ほど経過して、6時間の先頭集団が来たとき。抜かれるときにこちらのペースも釣られて上がって、何人かが飛び乗ろうとする。この飛び乗りは十中八九失敗するので、周りに「どうせ乗れないし、乗れるくらいなら千切れてないから、やりすごしましょう」と声かけたが、誘惑に負けたようだ。仕方ないのでこちらもペースを上げて、やはり飛び乗りに失敗した人たちを吸収する。この12周回が9分7秒(174W 176bpm)だったが、次週以降また落ち着く。以降、4時間の先頭集団、3時間の先頭集団が来るたびに、こちらのペースも上がりグループの人数が減るという非効率な展開を繰り返す。まあグループライドじゃなくて、レースなので一つでも前の順位でという気持ちは大切だけど、できるだけ集団を形成して効率的に動きたい、という私の思い(エゴ)かもしれない。

10名程度の小グループだけど、二人ほど変な動きをする人がいる。一人はEFのジャージ着た若者で、一列の集団の横を前後に行ったり来たりする。ふだん集団走行してなくて、単独で走っている人に多い無駄な動き。何度か声かけたが、まったく協調する気がなくて無視。途中から排除しようという気になり、横入りしようとしたときに肘でブロックした。もう一人は赤いベストの人。先頭から3番目をキープしてるけど、めっちゃしんどそうで、ペースが上がらない。先頭交代するときに「変わりますねー」と声かけたら、怒り出した。え、何かしました?と聞いたら、「落とさずにちゃんと引けよ」と言われたので、「すみませんねー。パワーなくて(笑顔)」と返したら、日本語じゃない何かで喚き散らされた。ひょっと中国系の人かと思い、しばらく黙って引いて下がることに。今回はグループを協調する方向にもっていこうと、あちこちに声かけたが、チームジャージの人らは先頭変わるときも「ありがとうございます」と協力的だったが、どうもそうじゃない人はやりにくい。まあ、そんな場所で走っていることを選んだ自分が悪いんだけど。

そうこうしているうちに2時間経過して、ペースが9分50秒台までペースが落ちてきた。この間、先頭集団に2回目のラップされたときに、何人か抜け出したようで、順位がさがっていた(と後にラップクリップで知る)。たしかに、9分50秒で走った3周回は、パワーも心拍も146W, 170bpm前後とグループライドペースに落ちている。この時間帯がもったいなかった。愛知県と三重県の有名チームジャージの人らが知らん間にいなくなっていて、周りは個人ジャージの人が多かった。ラスト30分は足釣りそうになりながらも、自ら先頭交代に加わってペースをつくるも、協調して回してくれる人は少なく、9分50秒維持がせいいっぱい。ラスト半周は最後の力を振り絞って、先頭引き倒してゴール。一緒についてきた4時間の人、ありがとう。

終わった瞬間は、なんか不完全燃焼という気分に。20周回したかったが、あと58秒足りなかった。もうちょい行けたんちゃうかという気持ちと、あのグルペット集団にとどまることを選んだ自分の責任という気持ちが入り混じったまま、パドック駐車場に戻る。職場のO川さんはすでに戻っていたが、K久保さんは20周回に突入した模様。10分後に帰ってきて無事完走を称えあい、ラップクリップでK久保さんの60代1位を知って喜び合う。私は19周、36.5km/hを確認しておそっ!というのが当日の印象。K久保さんの表彰式を撮影して解散。着替えて片付けているうちに4時間の部が終了したので、BパドックでN川さんと再会。無事完走を第一に考えて、マイペース走行を貫いたらしい。エンデューロの友と温泉につかり、中華料理の破天荒で遅めのお昼ご飯。お互いの無事完走と健闘を称えあっているうちに、鈴鹿が開催された喜びと、温泉とごはんで味合う開放感で幸せな気分になってきた。



本当にレースが開催されたことに感謝している。来春の岡山エンデューロも無事開催され、たくさんの仲間とこの達成感とAfterparty(2次会)を楽しめますように。次回からは待望の50代の部だ!


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