考えてみれば、2000whくらいのデカいポータブル電源
これ、レノジーのBT-2というBluetoothでバッテリー、走行充電器の
これが、ソーラー発電と走行充電を両方やってる時のデータ。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーにBT-2を接続した時は
何回かに分けて一人用キャンピングカー、電気自給自足車の
にすれば、配線なんぞに四苦八苦しなくて済んだんですよ。
見栄はって、普通のキャンピングカーみたいに自家発電
できるようにやろうなんて、ド素人にはハードル高いですよね。
ポータブル電源だと、車中泊の旅をしていて、いったいどこで
充電させてもらえるの?? ってとこなのですよ。ポータブル電源
で旅をしている方達は皆さんそう思ってますよね。でっかい
ポータブル電源をよっこいしょと、ホテルのロビーの前を
通ったり、民宿に持ち込むのも、なんか言われたら、とか、、、
だから走行して充電できるのは、凄いんです!!
注)ここでちょっと追加訂正です。 令和6年12月
ポータブル電源でも、走行充電できるものも現在はあるようです。
ただし、大容量のものになると、24時間走行充電しないと満充電
にならない、とか現実的ではないものもあるようなので、それを
含めて、どのようなシステムにするかを検討してくださいね。
上のデータは走行充電を3時間下道走行して、25.9% → 64.95%まで
充電出来たという結果です。エアコンは使用してません。充電量は30A。
200ah リン酸鉄リチウムバッテリー 12V×200Ah=2400Wh
このバッテリーを充電しました。
電流値が8.62Aとなっているのは、クルマのバッテリー保護のために
アイドリングしているエンジン回転数が上がっていない時は充電量を
落としてます。走行中は30A付近で充電してます。
想像するに、高速走行だと、もう少し充電の効率が上がるでしょうね。
だって信号待ちしないからね。
今年の2月、北海道で2週間の車中泊の旅しましたが、一回も
ホテルなどには泊まりませんでした。走行充電できれば、完全に
自家発電ができますから。ここなんですよ、大事なことは。
走行充電のシステムを組むにあたって、やはりネット検索すると
レノジーが出てきます。中国製だとは思いますが、調べたところでは
製品はしっかりしてそうです。
レノジーでは、ソーラー発電と走行充電を両方同時に制御できる
走行充電器は2種類ありまして、50Aと30Aとがあります。
悩んだのはここ。考えてみればすぐ判断つきますが当初は判らず
悩みました。
ハイエースなどは、皆さん50Aを選んでます。オルタネータという
クルマに付いてる発電機は100Aくらいかな、大容量なので大丈夫な
ようです。軽バン(ハイゼットカーゴ)はオルタネータ、どのくらいなの?
と調べたら60A前後とかくらいだそう。だから軽バンなどでは30Aのほうを
普通は選びます。
実際、レノジーの30Aの走行充電器で走ってみると、確かに30Aくらい
充電しております。ただしクーラーなどは使ってません。たぶん30Aの
走行充電は軽自動車のオルタネータとしてはギリギリのお仕事なような
気がします。クルマの電気はいろんな所で使ってますから。
これ、レノジーのBT-2というBluetoothでバッテリー、走行充電器の
状態をスマホなどで観られるもので、これは走行充電器のほうに
接続した画面。
たぶんアクセル踏んで、エンジンを吹かした状態の画面だったと
思います。確かにメインバッテリー(クルマの鉛バッテリー)から
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーに29.94A供給されてます。
これが、ソーラー発電と走行充電を両方やってる時のデータ。
うん?、単なる走行充電よりも充電電流が落ちているではないか!
と思いますよね。そうなんです、ソーラー発電と併用すると
走行充電がmax15Aになるんです。なので結果として走行充電15.59A
ソーラー発電7.34A、合計23.66A程度の充電となります。(足し算が
合わないのは不明)
私の考えでは、走行充電のみで、クルマのオルタネータに
30Aの充電を頑張らせるよりも、ソーラー発電と走行充電を
併用することによって、オルタネータは15Aの充電する仕事で
済むので、クルマの電装部品に優しいと思うんです。
走行充電15A+ソーラー発電7A、合計22Aの充電をさせると
4時間の走行で、おおよそ30%→70%くらいの充電結果に
なると思います。
これはですね、バッテリーのほうにBT-2を接続した時の画面です。
こちらのほうがバッテリーがどのくらい残量があるのかが、メーター
表示で一目瞭然。私はバッテリーのほうにBT-2を接続するほうが好き。
これ、実家から自宅まで3時間ソーラー発電のみで走った結果。
天気は薄曇り、のち晴れ。充電量の表示は画面に入ってませんが
実際にはこの画面の下にあります。
69% → 80.36%
という結果となりました。3時間全部晴れてはいなかったですが
まあだいたい晴れてました。ソーラー発電、こんな感じですが
あれば頼もしい存在ですよね。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーにBT-2を接続した時は
充電電流は下から4段目のように表示され、走行充電と
ソーラー発電との合計電流を表示してます。
BT-2を走行充電器に接続するか、リン酸鉄バッテリーに接続する
かはお好みですね。
BT-2は走行充電器には付属していなくて別売りです。
でも絶対便利です。
番外編です。
軽自動車でも50Aの走行充電器を付ける方法が無いわけでは
ありません。それは強化オルタネータ90Aあたりを付けちゃう
のですよ。私も今のオルタネータが壊れたらそうしようと
思ってます。
その強化オルタネータで、ソーラー発電7A+走行充電25A、
合計32Aでクルマに優しい仕様となります。緊急充電したい
時は走行充電50Aも選択できます。
はなっからソーラー発電と走行充電を併用することのみ、と前提に
すれば、50A走行充電器を付けて、走行充電は25A+ソーラー発電で
軽バン純正のオルタネータでもギリギリ通常使用出来そうな気もします。
このへんは難しい選択ですね。
私の使い方たと、50Aの走行充電器を付けなくても、リン酸鉄リチウム
イオンバッテリー200ahを無理なく満充電出来てたので、30Aの
走行充電器で選択は間違ってはいなかった、とは思ってます。
しかし、暖房器具やクーラーなどを使う人は50Aでないと間に合わない
と思います。30Aか50Aにするかは、よーく熟慮してから決めるべき
です。
まあ、クルマいじりする人は強化オルタネータにしそうですね。
私は純正ノーマル派なんですけどね(笑
何回かに分けて一人用キャンピングカー、電気自給自足車の
製作の過程を書いてきました。
昔みたいに大都市のビジネスホテルが1泊3000円なんて時代は
良かったですが、昨今は高くなりましたからね。気ままな車中泊の旅も
いいですよ。
これから軽ワゴン車でキャンピングカーを作ろうという方の参考に
なれば幸いです。
聞きたいこととか、私で答えられる範囲ならばご連絡ください。
僕は創作自動車を5台創作中ですが、
走行充電は高電流容量のダイオード一つでと言われるお人もいますが、中国サイトに走行充電ユニットも手頃なお値段でありますので、近々創作自動車に搭載する予定です!