(新)闘病日記

結局mixiの日記との差別化に迷って、こんな漢字。w

田沢スーパー林道

2011年05月29日 00時36分46秒 | 
秋田県の田沢湖近辺から旧河辺町を繋いでいた、「田沢スーパー林道」なる道路があるらしい。
現在は崖崩れ等により通行止めの区間があり、全区間走破は不可能とのこと。
しかしネット上で情報を集めてみると、崩落現場の真ん前までは、スバルR2やらスクーターやらでも行けるよう。

R2が行けるなら、いちおうクロスオーバーSUVである我が愛車Keiが行けないはずはない。レッツドライブ!


まずは国道13号線を北上。ついでに、先日オープンしたばかりの「イオンスーパーセンター美郷店」に立ち寄ってみる。



ちょっと前までは、岩手県に本社を置くジョイスグループの「スーパーセンター仙南」という店だったが、一時期は山形に本社があるマルホンというディスカウントスーパーを潰すほどの勢いを持っていたものの、しばらくしてこの店を挟むようにイオン大曲店と横手南店が開店、イオンのブランドと体力には勝てず、先々月ついに撤退。
しかし近隣にこんなにイオンばかりできても、食い合うだけのような気がしないでもない。


それはともかく、地元JAと連携した産直コーナーもあるらしい。
家からこんなに近いところで、おばこさんを見られるとは。

飲み物をゲットしてドライブ再開。


大曲で信号待ち中、秋田新幹線が走ってくるのを見つけた。
慌ててカメラを準備してみたが…。
とりあえず木々の間に白い車体がかすかに見えている。


昼時になったので、どこかで昼食でも食っていこうかと思い、道端にあるラーメン屋に寄ってみたところ。



店内は暗く、暖簾も出ておらず、覗き込んでみると椅子がテーブルの上に重ねられている。どう見ても営業している雰囲気ではない。
単に定休日なのか、それとも潰れたのか。
ここは交通量がある割に、店ができては潰れる場所だからなぁ。

結局コンビニで調達。


そんなこんなで林道入口を目指して走っていたら、小さな公園のようなところを発見。
車10数台は駐められそうな駐車場と、なにやら閉ざされた建物、トイレ、芝生、東屋、ベンチなどがある。


すぐ近くに滝があるみたいだな。


…ということで奥まで行ってみたが、滝というか川の流れの途中に小さな段差があるのしか見つけられなかった。方向と100mという距離からすると、多分これだろうとは思うが。


東屋。奥には県内の公園には必須とも言える施設、バーベキューコンロと水道が見える。


壁一枚を挟んで、水道とコンロは文字通り表裏一体。

さて、一休みして昼飯も食った。
この公園は木陰もあるし駐車場もそこそこ広く、人も車もゆっくり休むことができる。ここを探索の拠点あるいはベースキャンプに決めて、林道入口を探すことにしよう。

まずは携帯の地図アプリで、林道入口の大まかな場所を確認してみることに。




って、ここが入口かよ!!


さっきの建物の横に続く道と「通行止め」の看板。横には目印の養魚生産組合。
まさにここが、田沢スーパー林道であった。
この写真を撮影したのが13時17分。

ちなみに林道と反対側に行くと、間もなく先日も訪れた「へそ公園」がある。かなり近い。


そんなわけで、いよいよ林道へと突入。凸凹だらけの未舗装路を泥だらけになりながら進む。

道無き道…と言いたいところだが、実際には道はある。w


そしてついに崩落現場まで到達。撮影時刻は13時51分。およそ30分で来た計算だな。


横を見ると清流が。ごつごつした岩との対比が、なんとも自然の無慈悲さを物語る。


落石の向こう側には、まだガードレールが続いている。
ちなみに反対側まで来ることもできるらしい。


記念に携帯内蔵のGPSで緯度経度を測位しようかと思ったところ。
携帯の電波が届かないところでは、何故かGPS測位もできないらしい…。

さて、それでは帰る。
登りの際は動画撮影しながらだったのと、初めての道で集中力を途切れさせないため、写真撮影を控えた。なので下りで撮りまくる。


今回の最狭箇所。
軽自動車サイズでさえ、ちょっとハンドル操作を誤ると側面がぶつかりそうであった。


更に下りてくると…何かいる。


鼻の所が白いので、最初はハクビシンかと思ったが、耳や尻尾の形からすると、どうやらアナグマのようだ。


今回見つけた最も大きな岩。


そこかしこに、こうして水の流れや滝ができている。
ちなみに、どうして他の写真と同じように、車を一緒に撮らないのかというと。

真ん前に停められないからである。


中には、通行に邪魔な木を切ってある部分もあるな。


今回の最も天井が低い部分。
Keiでこのくらい余裕があるので、軽トールワゴンくらいなら通れそうだ。
もっと天井の高い車でも、もっと路肩側に寄れば通れないことはないだろうが、今度は路肩が崩落する恐れがあって怖い。


川の水位計測システム。洪水などを監視しているらしい。


こんな壁がある。
ちょうど川が蛇行している部分なので、水量が増えたときに流れが直進するのを防ぐためのものか。


壁の反対側はすぐ川になっている。幅も広く、流れは緩やかだ。


朽ち果てかけた鉄扉。


入口付近まで戻ってくると、水路や遊歩道が整備された場所があった。


「舟作」というらしい。岩盤が水の流れによって浸食され、船のような形になったのが由来という。


川端にあった「お立ち台」から上流側を見る。岩がゴロゴロしている激流。


そして下流側を見ると、まったく正反対の非常に静かな流れになっている。


やっと舗装路に出た。ここからが「人間の世界」である。


さて、あとは温泉に入って帰ろう。
途中で「源泉掛け流しの湯」という看板を見かけて、「からまつ山荘」へ向かう。
やがて白い大きな建物が見えてきた。


…が、この大きな建物や広い駐車場の割に、車が他に1台も無い。


何かと思ったら、大震災の影響で営業していないのであった…。orz


新緑の中、孤独に佇む愛車。これだけ雰囲気のある宿なのに残念だ。


かわりに、こんな所に寄ってきた。




玄関付近。
車が1台も見えないのは、この部分がちょうどバス用のロータリーになっていて駐車禁止だからである。


ロビーはこんな感じ。なんだか色使いが派手目で、いまいち落ち着かない。


浴場に通じる通路は、この片隅の狭い所。


そして「ゆ」の暖簾をくぐると真っ正面がいきなり壁。面食らう。
すぐ右手が男湯入口。日によって入れ替えがあるかどうかは不明。


成分等。
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。
加水はされていないが、循環・塩素消毒されており、またその際に加温されている。


浴室の様子。ドーム状の天井にはぶっとい梁が渡され、それが結構な圧迫感を感じさせる。
洗い場は20人くらいは座れそう。お湯の出も悪くない。

風呂の部分は半円形。大きな窓があって明るい。
浴槽内の一部では常に底から泡が出ているが、その出ている範囲は狭く、ぴったり並んで座っても2人いられるかどうか、という程度。赤の他人はもちろん、たとえ家族であっても、温泉に来てぴったり寄り添って風呂に入るような趣味は無い…。

お湯は、わずかに肌に引っかかりを感じるような湯質。塩素の臭いはほとんど感じない。そのかわり温泉っぽい匂いもあまり感じられない。


アイスが売られていたが…。
りんごとブルーベリーは良いとして、味噌!?


さて帰路へ。
信号待ち中、ふと横を見ると。


こ、これは、もしかして、お馴染みおばこさん?
Tシャツ姿は珍しいうえに、汗がなんとも扇情的である。


おまけ。
国道13号線沿いにある、どこかで見たようなロゴの美容室。

番組の変遷に合わせて「美容室ナージャ」や「美容室プリキュア」にしていないのが最後の良心か。
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