SONY DATデッキ修理

ソニー製のDATデッキの修理をお受けしています。
長年、メーカーサービスでDATデッキの修理を担当いたしました。

DAT修理 DATカセット DAT音源のバックアップ パソコンへの取り込み 他メディアへのコピーにつきまして

2018-05-25 15:01:19 | DAT修理

SONY DAT修理 DATデッキ修理

DATデジタル化 DATダビング DAT変換 アーカイブ メディア変換

DTC-1500ES修理 DTC-2000ES修理 DTC-1000ES修理 DTC-77ES修理 DTC-500ES修理 DTC-300ES修理 DTC-A8修理 DTC-A7修理 DTC-ZA5ES修理 DTC-ZE700修理 DTC-59ES修理 DTC-59ESJ修理 DTC-55ES修理

 

このページではDAT音源の他メディアへのコピーの方法につきまして解説できたらと思います。

せっかくDATの高音質で収録した音源ですので、DATの高音質を活かした状態で他メディアへコピーする方法をご紹介させていただきます。

音質にこだわりを持っていらっしゃる皆様にお役に立てましたら幸甚です。

 

こちらの姉妹サイトでDATデッキに関したお役立ち情報を発信していますので、お時間がございましたら、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

DATデッキの修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

DAT音源の他メディアへのコピーの手法

まずは何と申しましても正常に動作し、安心してDATテープを再生できるDATデッキが必要になります。

当方では、長年メーカーサービスでDATデッキの修理に携わった経験を活かして安全・安心してお使いいただけるようにDATデッキの修理をお受けしております。

また丁寧に仕上げたDATデッキの販売も行っておりますので、お申し付けください。

 

 

DAT音源の他メディアへのコピーの手法の種類

①CDレコーダーへのコピー(CD-Rへのコピー)

②メモリーレコーダーへのコピー

③パソコンに取り込む

 

 

今回はパソコンへDATのデジタルデータのまま取り込んでみたいと思います。

 

 昔のVAIO(ソニー製のパーソナルコンピュータ)には「SonicStage Mastering Studio」というソフトウェアがプリインストールされていました。

 

「SonicStage Mastering Studio」は主に、劣化が著しいアナログ音源(アナログメディアの曲など)をVAIOに取り込むソフトウェアです。

 

「SonicStage Mastering Studio」は当時のVAIOの定義 (Video Audio Integrated Operation)をコンセプトとして生み出されたソニー独自のソフトウェアです。

 

VAIOをデジタルレコーダーとして使用でき、MDやDATを上回る高音質で録音を楽しめる可能性を秘めていました。

 

もともとSONYは、その社名が示す通り、「SOUND(音)」を出発点の一つとしたメーカーですので、従来のパソコンのオーディオ環境とは一線を画した、「音」に拘るソニーだからこそできたソフトです。

 

コンシューマーユースとしては常軌を逸した機能を搭載しています。

  • ASIOドライバ対応
  • VSTプラグイン対応
  • DirectXプラグイン対応
  • WAVESのマスタリングエフェクトを搭載
  • SONY Oxfordイコライザ搭載
  • Super Bit Mapping搭載
  • 自社開発高音質「Sound Reality S/N 109.8dB(カタログ値は107dB)」搭載
  • DSD対応

 

 

上記のパソコンには「SonicStage Mastering Studio」がインストールされていますので、「SonicStage Mastering Studio」を使ってDATの音源をデジタルのまま取り込んでみます。

 

 

上記のパソコンにはデジタル入力端子が搭載されておりませんので、DATデッキとデジタル接続することができません。

そのためUSBオーディオキャプチャーユニットを介して接続します。

 

橋本環奈さんのDATテープ(音源)をパソコンに取り込んでみます。

 

 

 

用意するもの

先ずは、何と言いましても貴殿の大切なテープを安心して再生できるDATデッキを準備する必要がございます。

 

DATデッキは、生産から年数が経過しておりますので、中古品を入手なさいましても安心できません。

ヤフオク等に出品されているテープデッキについて

世界に一本しかない大切なテープが台無しになる!

 

○○○の悪質業者の所業 DTC-59ESJ 編

上記は、「劣化部品の交換を行いました。」等と称して、○○○の自称修理・転売業者がヤフオクに出品していたDATデッキを落札され、到着直後から、テープに傷が入るとのことで、私に修理のご依頼をいただいたDATデッキの動画です。

○○○の自称修理・転売業者は「劣化部品の交換を行いました。」と称して転売していましたが、この機体はピンチローラーに亀裂が入っていました。

詐欺にあたるのではないでしょうか。



「メンテナンス済み動作保証品」

「整備済み」「レストア整備済」

「オーバーホール済み」「OH済み」

上記のようなことを謳って出品している輩が多数、存在しますが、ご自身の頭で、よく考えてみてください。

ほとんどのテープデッキが、生産から30年前後、30年以上経過した製品です。

メーカーがサポートを終了し、部品も無いのに、いったい誰が、どんな整備、メンテナンスを行ったというのでしょうか。

そこには必ず嘘があります。 残念ですが、人間は嘘をつきます。

息をするように平気で嘘をつく輩も存在します。


悪質な自称修理業者、転売業者、転売ヤーにご注意ください。

通販サイト、ヤフオク、メルカリ、アマゾン等でDATデッキを購入された方から、到着直後、もしくは数ヶ月で故障し、私のところへ、修理のご依頼を多数いただいております。

通販サイト、ヤフオク、メルカリ、アマゾン等で販売されているDATデッキの中には、電機安全上の知識が欠如した自称修理業者、転売ヤーが、メーカー仕様と異なる部品を使用したイジリー行為を行って販売(転売)されているものもあります。

中にはコンデンサーの極性が逆になっている機体もございました。

くれぐれもご注意ください。

 

 

他に用意するもの

パソコン

デジタル入力端子が搭載されたUSBオーディオキャプチャーユニット

接続ケーブル類

 

 

今回使用した機器のデジタル接続での制限事項、その他の注意点

 

今回使用した機器でデジタル接続で取り込めるDAT音源のサンプリング周波数は44.1kHzと48kHzのみです。(96KHzは未確認)

 

※USBオーディオキャプチャーユニットはSCMSのプログラムが働くため、デジタル接続での取り込みに制限があります。

デジタル接続で取り込みできるのは「ID6 00」と「ID6 11」です。

ID6につきまして、詳しくは、こちらをポチっとクリックしてください。

 

※サンプリング周波数が混在するDATカセットは上手く取り込むことができません。(サンプリング周波数が変わるとピッチが変わってしまいます。サンプリング周波数が変わる度に、録音を止めてプロジェクトの保存、サンプリングレートの変更、USBケーブルの抜き指し、ソフトウェアの再起動等を行う必要がありますので事実上不能です。)

 

サンプリング周波数32kHzで録音されたテープはデジタル接続で取り込むことができません。(物理的には可能ですがピッチが変わってしまいます。)

 

パソコンで録音中はパソコンで録音中の音をモニターできません。

録音中のモニターはUSBオーディオキャプチャーユニットにヘッドホンを挿すなどしてモニターするしかありません。

 

パソコンで録音後もパソコンで録音した音をモニターすることができません。

録音後のモニターは(USBオーディオキャプチャーユニットのデジタルインのスイッチをOFFにして)USBオーディオキャプチャーユニットにヘッドホンを挿すなどしてモニターする必要があります。

 

 

 

DATデッキ、USBオーディオキャプチャーユニット、パソコンを接続します。

DATデッキのデジタル出力端子とUSBオーディオキャプチャーユニットのデジタル入力端子を光ケーブルで接続します。

 

パソコンに取り込むDATカセット(音源)のサンプリング周波数をあらかじめ調べておいてください。

①DATカセット(音源)のサンプリング周波数に合わせて、USBオーディオキャプチャーユニットのSAMPLE RATE(サンプルレート)スイッチを設定してください。

※必ずUSBケーブルを接続する前に設定してください。

※サンプリング周波数が混在するDATカセットは上手く取り込むことができません。(ピッチが変わってしまいます。)

サンプリング周波数32kHzで録音されたテープはデジタル接続で取り込むことができません。(物理的には可能ですがピッチが変わってしまいます。)

 

 

②ADVANCEスイッチをONにしてください。

 

 

 

パソコンを起動して、USBオーディオキャプチャーユニットとパソコンをUSBケーブルで接続します。

※パソコンには、あらかじめUSBオーディオキャプチャーユニットのドライバをインストールしておく必要があります。

 

 

USBオーディオキャプチャーユニットとパソコンをUSBケーブルで接続するとパソコンから給電されUSBのランプが点灯します。

 

 

USBオーディオキャプチャーユニットのDIGITAL INスイッチをONにします。

USBオーディオキャプチャーユニットへ入力されたデジタル信号にロックすると赤いランプが点灯します。

 

以上の接続で準備が整いました。

 

 

 

「SonicStage Mastering Studio」の起動

デスクトップの「VAIOナビ」をクリックします。

 

「VAIOナビ」が立ち上がりました。

 

CD/DVDをクリックします。

 

「SonicStage Mastering Studio」をクリックします。

 

「SonicStage Mastering Studio」が立ち上がりました。

開始をクリックします。

 

 

ASIO DEVICEを選択します。

 

 

時間ができましたら更新させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつてのVAIOには高音質サウンドチップSound Realityを経由して出力することにより、通常の音楽CDおよびHDD内のリニアPCM音源(WAVファイル)をSA-CD(スーパーオーディオCD)で採用されている1bit/2.822MHzのDSD形式にリアルタイム変換しながら再生できるDSD Direct Playerが搭載されていました。(PCでは世界初)

10年以上前に既に、このような機能が搭載されていました。

当時、リニアPCM音源をDSD形式にリアルタイムで変換できる機能を搭載した機器はVAIOとティアックさんのSACDトランスポートP-03(¥126万)のみでした。

P-03はD/AコンバーターD-03と組み合わせると¥252万でした。

 

 

DSD Direct PlayerはCPUパワーが必要ですので Core 2 Duo 2GHz以上搭載機種にのみプリインストールされていました。

 

 

対応フォーマット (入力)

 

  • 音楽CD、WAVファイル、からDSD形式でのリアルタイム変換再生が可能。
  • 音楽CD(CD-DA)
    • - サンプリング周波数:44.1kHz
    • - サンプリングビット数:16bit
    • - 2チャンネルステレオ
  • WAVファイル(リニアPCM)
    • - サンプリング周波数:44.1kHz
    • - サンプリングビット数:16bit または 24bit
    • - 2チャンネルステレオ

 

 

 

 

時間がとれましたら更新させていただきます。

 

 

 

 

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DATデッキ修理 DTC-2000ES 症例

2018-02-25 02:19:39 | DAT修理

SONY DATデッキ DTC-2000ESの症例をご紹介させていただきます。

 

DTC-2000ES 症例① テープパスのずれ

 

DATデッキ修理 DTC-2000ES 症例 テープパスのずれ

 

テープパスがずれてノイズが発生しています。
動画は自己録音・再生した時のRF波形です。
テープパスの多少のずれでは自己録音・再生ではノイズが発生しない場合がありますが、ずれが大きいと自己録音・再生でもノイズが発生します。
メカデッキをすべて分解して、適切な処置を行って、再組み立てを行い厳密な調整を施すことで、お直しさせていただいています。
DTC-2000ESは全数処置が必要です。
修理・調整後は安心して録音・再生にお使いいただけるようになりますが、テープパスがずれた状態で録音されたテープは、正常に再生することができません。

 

 

DTC-2000ES 症例② 扉の開閉不良

DATデッキ修理 DTC-2000ES 症例 扉の開閉不良

 

OPENしても扉が固定せず、勝手に閉じてしまう症状です。

一見かんたんに直せそうに見える症状ですが、修理は調整が必要で大変です。
カセットコンパートメントをすべて分解して適切な処置と適切なグリスを適量塗布して開閉の調整を行うことでお直しさせていただいております。
開閉速度を調節するため機種によって使用するグリスを使い分けています。

 

 

 

 

DTC-2000ES 症例③ 左側の表示が乱れて操作不能

DATデッキ修理 DTC-2000ES 症例 左側の表示が乱れて操作不能

 

操作すると表示が乱れて操作不能になる症状です。 恒久的な対策はICの交換が必要ですが、部品の供給ができないため、当方では暫定処置をさせていただいております。 暫定処置のため、数年後に症状が再発します。 症状の再発の時期は環境に左右されます。

 

 

 

DTC-2000ES 症例④ 電源を入れるとレベルメーターが振り切れてノイズが発生

 

 DATデッキ修理 DTC-2000ES 症例

 

電源を入れるとレベルメーターが振り切れてノイズが発生しています。

動画でご覧のとおり録音レベル調整用ボリュームは絞りきっています。

A/D変換回路の故障です。 

 

 

 

DTC-2000ES 症例⑤ 録音モニター時にノイズが発生

DAT修理 DTC-2000ES

 

 ヘッド(ヘッドドラム)の不良です。

DTC-2000ESのヘッド(ヘッドドラム)のかんたんなチェック方法についてご説明させていただきます。

①10kHzの正弦波(サインウェーブ)を入力してください。

②LPモード(長時間モード)で録音しながらモニター切り替えスイッチをSOURCEからTAPEに切り替えてノイズが発生しないか確認してください。

TAPE側に切り替えたときにSOURCEに含まれないノイズが混入していないかヘッドホンで確認してください。

 

 

 

 

DATデッキ修理 DTC-2000ES 修理・調整後

 DATデッキ修理 DTC-2000ES 修理・調整後

 

DTC-2000ESの修理・調整後の動画です。

これが正常な状態です。

当方では、長年メーカーサービスでDATデッキの修理に携わった経験、知識、技術を惜しみなく投入して丁寧に修理させていただいております。

メーカーサービスの中でDATデッキを真に修理できる担当者は私を含めて、極僅かだったことを申し上げさせていただきます。

 

 

 

DATデッキの修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

貴殿のかけがえのない大切なテープを安全かつ安心して再生できるように、
これまで長年メーカーサービスでDATデッキの修理に携わり、蓄積した修理技術を惜しみなく全て投入して、これが私の最期の修理になっても悔いのないように、そして何よりも私を使ってくださったお客様にご満足いただけるように、DAT愛と想いを込めて、必ずレイテに突入する決意と覚悟で丁寧に仕上げさせていただきます。

 

素人のデタラメな自称修理業者様との隔絶したクオリティーの差、品質の違いを確実に実感していただけます。

 

修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

 

悪質な自称修理業者の実態は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

こちらの姉妹サイトでDATデッキに関したお役立ち情報を発信していますので、お時間がございましたら、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

 

 

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DAT修理 DATデッキ修理 テープパス調整等、各種調整の重要性

2017-07-24 14:58:58 | DAT修理

DAT修理 DATデッキ修理 DTC-1000ES修理 DTC-1500ES修理 DTC-2000ES修理 DTC-77ES修理

DATデッキの修理のお問い合わせは次のメールアドレス mayuki_2001@yahoo.co.jp 

まで、お申し付けください。


お電話 TEL080-5246-9320 でもお受けいたしております。

 

メーカーサービスでDATデッキの修理を担当した経験を活かして丁寧に仕上げさせていただきます。

 

DTC-2000ES DTC-1500ES DTC-1000ES DTC-77ES DTC-A8 も年数経過によりメーカーでのサポート(修理)が終了しましたが、当方では長年DATデッキの修理に携わった経験を活かして可能な限り修理の努力をさせていただいています。

 

修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

DATデッキはテープパス、DPG、FWDトルク、バックテンショントルク等の各種の調整が重要です。

 

OFFSET治具を接続して、 テープパス、DPG(テープ上の記録の開始位置を決める大切な調整です。)、FWDトルク、バックテンショントルク、エンドセンサー等の各種の調整を厳密に行う必要があります。

 

 

SONY製のDATデッキのサービスマニュアルに掲載されているテープパスの調整方法です。

 

 

テープパス調整

 

SONY製DATデッキのDTC-1000ESのテープパス調整時のRF波形です。
OFFSET治具のボリュームを回した時に、同形状のまま変化するようにS1、T1ガイドを調整します。

 

 

テープパスを厳密に調整します。

 

 

DPG(テープ上の記録の開始位置を決める大切な調整です。)を厳密に調整します。

 

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/43/e887188cad3beaed66d4ecfece53cfb0.jpg

安心してテープを再生できるように修理・調整させていただきます。

 

 
 

 

DATデッキの調整項目は多岐におよびます。

主な調整項目(確認を含みます。)は次のとおりです。

T2ガイド調整

S2ガイド調整

Fガイド調整

S3ガイド調整

T3ガイド調整

ロリータエンコーダー位相調整

FWDバックテンション

FWDトルク

REVIEWトルク

トラッキング電圧調整

キャプスタンスピード調整(×1)

キャプスタンスピード調整(×1.5)

キャプスタンスピード調整(×2.5)

キャプスタンスピード調整(×16)

テープパス微調整(×1.5FWDモード)

DPG調整

ATFパイロット調整

VCO調整

A/Dオフセット調整

A/D歪率調整

 

これらの調整は、素人さんの修理業者では困難です。

修理・調整する技量がないにも関わらず、修理を受けている業者が存在します。

被害に遭わないように、くれぐれもご注意ください。

 

当方では、長年、メーカーサービスでDATデッキの修理を担当した経験を活かして、

貴殿の愛機を大切に修理させていただきます。 

 

DATデッキの修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

 

悪質な自称修理業者の実態は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 

 

 

 

 

DATデッキ修理 DAT Repai テープパス調整の重要性について テープパスのずれ症例④

 

 

 

 

 

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DTC-2000ES 修理  DAT修理  SONY DATデッキ修理

2017-07-23 16:20:12 | DAT修理

DTC-2000ES

DATデッキを修理させていただきます。

メーカーサービスでDATデッキの修理を担当した経験も活かして丁寧に仕上げさせていただきます。

DTC-2000ES修理 DTC-2000ES SONY DTC-2000ES DAT修理 DATデッキ修理

DTC-1500ES修理 SONY DTC-2000ES修理 DATデッキ修理 DTC-2000ES DTC-1500ES

DATデッキの修理のお問い合わせは次のメールアドレス mayuki_2001@yahoo.co.jp 

まで、お申し付けください。

お電話 TEL080-5246-9320 でもお受けいたしております。

 

DTC-2000ES DTC-1500ES DTC-1000ES DTC-77ES も年数経過によりメーカーでのサポート(修理)が終了しましたが、当方では長年DATデッキの修理に携わった経験を活かして可能な限り修理の努力をさせていただいています。

 

修理のお問い合わせはこちらをポチっとクリックしてください。

 

DTC-2000ESの修理後のお取り扱いにつきましては、こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

DAT修理で最も大切なことは、機器の安全 に配慮して、お客様のテープを安全かつ安心して再生できるようにさせていただくことだと考えます。

 

お客様のマスターテープを安心して再生できるように、徹底して修理・調整させていただいております。

具体的には、新旧さまざまなテープ、クセのあるテープで調整、確認を行っています。

クセのあるテープとは、製造上のバラつきにより、問題のあるテープを意味しています。

このクセのあるテープでもクリアできるように(このテープでもテープの走行が安定するように)、時間をかけて丁寧に仕上げさせていただいています。

安全・安心してお使いいただけるDATデッキに仕上げさせていただいています。

他の追随を許さない極上の品質を得るため、場合によってはメカシャーシまで交換させていただく場合もございます。

 

おかげさまで、世界的に有名な音楽制作プロダクション様、著名なアーティストの皆様、レコード会社様、お仕事でお使いになる企業様、音楽を愛し本質を求められる聡明な皆様から修理のご依頼をいただいております。

 

逆に申し上げまして、ここまでの品質を必要としない、テープに傷が付いても構わない、調整がデタラメで、正しい状態で録音できなくても構わない、一度だけテープを再生させて、その後は処分なさるのであれば、他の素人の修理業者様へ、修理をご依頼ください。

 

普段、お客様がご覧になれない箇所だからこそ、ご覧いただく必要があると思います。

DATデッキはテープパスに問題が発生していてもノイズが出にくい仕様のため、調整のズレ、劣化、異常に気づくことが困難です。

 
 
下記は私の修理・調整の例です。

※下記は4D.D.メカの動画です。

お預かりした時点では、テープに、シワやカールができて危険な状態でしたが、修理・調整後は安定してテープが走行する様子を動画でご覧ください。 

 

お預かりした時点(修理前)

 

 

 

DATデッキ(4D.D.メカ)修理・調整後

 

 

 

 

DTC-2000ESの修理の一部をご紹介させていただきます。

「メカデッキの処置」

長年ご愛用いただきますとメカデッキも油分、埃等が付着します。(修理前)

 

 

 

長年ご愛用いただくとメカデッキも油分、埃等が付着します。(修理前)

 

磁気テープは埃が大敵です。

メカデッキをすべて分解して清掃を行います。(修理中)

 

シャーシの裏面も丁寧に清掃します。

 

ローディングリングも丁寧に清掃して適切なグリス・潤滑剤を適量塗布します。

グリス・潤滑剤は同系統のメカでも機種によって、適切なグリスを選択して塗布しています。

(同系統のメカでも機種によって、使用するグリスを使い分けています。)

 

 

ローディングギヤをすべて清掃します。

留めワッシャーの清掃を行います。

ワッシャー等は傷つきやすいため、マイナスドライバー等の金属で取り外してはいけません。(ワッシャー等の部品は供給できなくなっています。)

 

 

 メカデッキのリミットスイッチの処置を行うため取り外します。

 

 

生産から数十年経過していますので接点が真っ黒です。

スイッチを分解、清掃して、適切な接点グリスを適量塗布して、再組み立てを行います。

 

 

メカデッキをすべて分解して各パーツの洗浄を行い、対策を講じながら組み上げていきます。(修理中)

 

 

 

「回路基板の処置」

DTC-2000ES DTC-1500ES DTC-77ES その他のDATデッキは内部の発熱、経年変化で重要な回路基板が腐食してしまいます。 

 

上記の2枚の写真はメカデッキの制御を司る重要な回路基板です。

現在、動作していても、内部の回路基板の腐食は徐々に進行しています。

メンテナンスを怠りますと、腐食が進行して修理が困難になり貴重なDTC-2000ESが昇天してしまいます。

具体的には録音中に勝手に一時停止になったり、ローディングしても勝手にアンローディングされ、CAUTION表示が出たり、モーターが回転しなくなったりします。

今まで、一度もメンテナンスを行っていない機体は、なるべく、早めに修理(メンテナンス)をお申し付けください。

 

長年、メーカーサービスでDTC-2000ESの修理を担当してきましたので、私に修理(メンテナンス)をお申し付けいただけましたら、今後も安心して、お使いいただけるように丁寧に処置させていただきます。

 

私の修理は、ソニーの磁気録音機、DATデッキに魅せられ、機器に対する愛情を持った者でしか成し得ない、いのちをかけたメンテナンスです。

私の残された時間、全身全霊を注ぎ、貴殿の愛機を大切に仕上げさせていただきます。

 

 
 
 
 
 
 
下記はネットオークションで整備済み動作品と説明して出品されていたDTC-2000ESを落札され、その後、私に修理をお申し付けくださったお客様の機体の回路基板の画像です。
 
転売屋さんが、回路基板をぐじゃぐじゃにしていました。
 
ネットオークションには、上記のように大切な基板をぐじゃぐじゃにした品が流通しています。
くれぐれもご注意ください。
 
 
合わせてこちらもクリックしてご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下記は私の修理例です。
 
 
お預かりした時点の修理前の画像です。
過去に修理歴があり、コネクターの一部が溶けていました。
 
 
 

 コンデンサーが交換されていましたが、基板の腐食は放置されていました。

 しかも耐圧の異なるコンデンサーに交換されていました。(修理前)

 
 
 

回路基板を安全に配慮して丁寧に補修して、チップ電解コンデンサーを全数、

長寿命品に交換しました。(修理後)

 

 

 時間をかけて丁寧に処置を行っていますので、修理後は安心して、お使いいただけます。

(溶けていたコネクターも可能な限り修正しました。)

 
 
 
画像1最初から私に修理をお申し付けいただきますと、上記の写真のように基板のコネクター等に
ダメージを与えることなく、プロの技で丁寧に処置させていただきます。
但し、コネクターの直ぐそばで、半田づけして熱を加えるため、若干の変形、溶解が生じる場合がありますことをお許しください。
 
 
画像2 コンデンサーを全数取り外した状態です。
 
 
 
画像3
コンデンサーを、一個ずつ丁寧に半田づけして丁寧に仕上げますので、
修理後は安心してお使いいただけます。
DTC-2000ESを延命させる上でMD基板の処置は重要です。
お客様が、ご覧になれない箇所だからこそ、丁寧に仕上げなければなりません。
 
 
 
RFアンプ基板も丁寧に仕上げさせていただきます。
 
 
 
 
わかりにくい画像で申し訳ございませんが、埃が堆積して重要なデジタル基板の表面がくすんでいます。(修理前)
 
 
 
 
 
 
デジタル基板の表面を洗浄してチップ電解コンデンサー(表面実装タイプ)を長寿命品に交換します。
デジタル基板もピカピカです。
(修理後)
 
 
 
 
 
 
 
カセットコンパートメントに埃等が付着しています。
(修理前)
 
 
 
 
カセットコンパートメントをすべて分解、クリーニングして、適切な処置を講じながら組み上げます。
 
 
 
 
カセットコンパートメントをすべて分解して、各パーツの洗浄を行い、対策を講じながら、適切な潤滑剤を適切な箇所に適量塗布して組み上げます。(修理後)
 
 
 
 
 
シールドも新品に張り替えます。(修理後)
 
 
 
 
生産から数十年経過していますので接点が真っ黒です。
スイッチを分解、清掃して、適切な接点グリスを適量塗布して、再組み立てを行います。
 
 
 
 
経年変化でスイッチの接点が汚れていますので、スイッチを分解して適切な処置を行います。
 
 
 
 
メーカーサービスでDATデッキの修理に携わった者でしかわからないDTC-2000ESの対策を合わせて処置させていただきます。
 
 
 
テープパスを厳密に調整しますので、修理後は安心して録音にお使いいただけます。
 
 
 
 
 
テープパス、DPG(テープ上の記録の開始位置を決める大切な調整です。)、FWDトルク、バックテンショントルク、エンドセンサー等の各種の調整を厳密に行います。

 

FWDトルク、バックテンショントルク等の調整を行います。

トルクの調整はテープパスにおいてとても大切です。

 

 

 

当方では、長年DATデッキの修理に携わることで培われた技術・経験・知識を惜しみなく投入して、貴殿の愛機を大切に修理させていただきます。

 

 
修理につきましては、生産から年数が経過していますので、メカデッキ、回路とも、可能な限り適切な処置をさせていただきます。
 
 
 
具体的な処置としまして、
 
①各種回路基板の表面実装タイプのチップ電解コンデンサーの交換と適切な処置をさせていただきます。
 ※コンデンサーの交換と回路の処置を実施しておきませんと、致命傷となり修理が困難になる場合があります。
 
 
 
 
 
②メカデッキは精巧に作られていますが生産から年数が経過していますので、さすがに不具合が生じてきます。
 
ローディング機構の故障(不具合)等によりテープパスにずれが生じてきます。
この対策とメカデッキを分解して適切な処置を施します。
 
 
 
 
 
 
③テープ走行系に関わる部品、スイッチ、その他の部品を交換をさせていただきます。
 
 
④リールモーターのブレーキパッドの処置をさせていただきます。
 
  
⑤キャプスタンモーターの軸受けの処置をさせていただきます。
 
⑥ローディング・イン、ローディング・アウトの対策処置をさせていただきます。
 
⑦DTC-2000ESの弱点(左側のディスプレイの表示が乱れて操作不能に陥る症状)の処置をさせていただきます。
※左側のディスプレイの表示が乱れて操作不能に陥る症状につきましては恒久的な対策はできません。
 
 
⑧再生イコライザー回路等の適正化(ノイズ対策)の処置をさせていただきます。
 
 
⑨カセットコンパートメント等の駆動部を分解して適切な処置をさせていただきます。
 
 
⑩電気調整、メカ調整、テープパスを厳密に調整させていただき、正しい状態で録音できるようにさせていただきます。
 
 
⑪その他DTC-2000ESに必要な対策と処置をさせていただきます。
 
 
 
 
 
 
 

貴殿のかけがえのない大切なテープを安全かつ安心して再生できるように、
これまで長年メーカーサービスでDATデッキの修理に携わり、蓄積した修理技術を惜しみなく全て投入して、これが私の最期の修理になっても悔いのないように、そして何よりも私を使ってくださったお客様にご満足いただけるように、DAT愛と想いを込めて、必ずレイテに突入する決意と覚悟で丁寧に仕上げさせていただきます。

 

素人のデタラメ修理業者様との隔絶したクオリティーの差、品質の違いを確実に実感していただけます。

 
 

 

 
 
 

悪質修理業者の実態は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
「大切なお客様の財産に傷をつけないようにDAT愛による可能な限りの配慮を行っています。」
 
 
 
 
テープで固定してからネジを外します。
 
 
 
 

テープで固定してからネジを外します。

 

取り外したカセットの扉はエアクッションで包みます。

 

天板を外す際は、厚紙を挟んで外します。

※製造段階(出荷段階)、過去の修理で、既に傷が入っている場合がありますが、

これ以上傷を付けないように配慮しています。

 

保護フィルムを貼ってから処置に入ります。

 

 

 

 

 

 

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