SONY DATデッキ修理

ソニー製のDATデッキの修理をお受けしています。
長年、メーカーサービスでDATデッキの修理を担当いたしました。

お客様の声

2020-02-22 13:29:42 | お客様の声

DAT修理 DATデッキ修理 

長年メーカーサービスでDATデッキの修理に携わった経験も活かして丁寧に修理させていただいております。

 

お客様から、ソニーは創業時は崇高な理念を持った立派な企業だったが、今は、他の企業と同じように、ひたすら利益を追求し、アフターサポートを直ぐに打ち切る無責任な企業に変化したと叱責を受けました。

 

私は、お客様のDATデッキをお守りさせていただくため、残りの人生のすべてをかけて、

DATデッキの性能を維持するための重要な部品を新規に製造していただきました。

自分の仕事、修理、アフターサポートに責任を持って臨みます。

DATデッキと心中する覚悟を決めました。

詳細は下記をポチっとクリックしてご覧ください。

 

DATデッキの性能を維持するための重要な部品

https://blog.goo.ne.jp/dtc2000pro/e/f12f4b28ac77da7231505114d58998da

 

 

私が疑問に思うこと

 

地震等の災害が遭った際、ニュース報道等で、倒壊した家屋の映像等が流されますが、

私は、それらの映像を拝見して、疑問に思うことがあります。

それは、なぜ、耐震性に劣る設計をしたのか?

また、なぜ、こんな危険な所に大切な住まいを建てたのかということです。

(もちろんすべての家屋がそうではありませんが)倒壊した家屋の多くが上記の状態だと思います。

 

家屋建造の依頼主が、崖の近くに建てたいと要望があっても、

「ここは危険なので依頼を受けることができません」と何故、断らないのでしょうか。

建築業者は金になれば何でもするとしか思えません。

むしろ、故意に人を殺したいのでしょうか?

 

業者の前に、人として、お客様の大切な命と財産を守ら必要があると思います。

お客様の大切な生命、財産を守るために、きちんとした設計を行い、安全な場所に建てるのは当り前のことだと私は考えます。

 

でたらめな業者

余談ですが、とある業者に、私の住む小屋の2階にエアコンの取り付け(設置)を依頼した際、設置日に、設置業者から何時頃になると電話がありました。

2階に設置するので2名で来るとのことでした。

これだけなら、マシな業者と思えたのですが、(相手の設置業者は電話を切ったつもりのようでしたが)電話が切れてなくて、その後の業者の会話が聞こえてきました。

「(いい加減な設置で)室外機が(2階から)落ちました~」とか笑いながら言っている声が聞こえました。

私は、そのまま業者に来てもらい殴ってやろうかとも思いましたが、私が傷害罪で訴えられるかもしれないので、販売店に電話して、エアコンのキャンセルをお願いしました。

 

他にもたくさん経験しましたが、ここでは割愛させていただきます。

 

残念ですが、どの分野におきましても日本人は劣化してしまったと思います。

言葉だけ、看板だけ立派ですが、内容(品質)が伴わず、自分の仕事に誇りを持たない、金になれば何でもする業者、輩が、あまりにも多過ぎます。

 

オーディオ機器の修理におきましても、年数が経過してメーカーが想定した製品の寿命を終えていますので、製品の安全を確保するために安全に配慮した適切な処置を行って、お客様の生命、財産を守る必要があります。

 

ところが、オーディオ機器は金になるため、悪質業者、転売屋の金儲けのための おもちゃにされています。

悪質業者に自称修理を依頼すると非可逆的破壊イジリー処置をされ、大切な機器が、取り返しのつかないことになります。

悪質な業者が多過ぎるため、ご注意ください。



悪質業者の見極め方

 

悪質業者は平気で嘘をつきますので、見極めが困難です。

「メンテナンス済み」・・・言葉だけなら、バカでも書けます。

 

しかし、真の修理を行うには高度な技量が必要です。

もし、真の修理、真のメンテナンスを行う技量、真に適切な処置を行うことができるのなら、最低でも修理保証を1年間とすることができるはずです。

古いからやむを得ないではなく、古い機器だからこそ、適切なメンテナンスが必要です。

修理保証が無い、1週間とか30日間とか短い期間しか保証しないということは真のメンテナンスを行う技量がなく、「メンテナンス済み」という言葉を使っているだけだと見るべきです。

 

 

 

お客様を最も失望させる行為

 

 

お客様を最も失望させることは、お直しできていないこと、そして、修理させていただいても、直ぐに故障してしまうことではないでしょうか。

私がソニーサービスで修理を担当させていただいた時に、このことは痛いほど学ばせていただきました。

 

当方、その日暮らしの世界一、小さな貧乏過ぎる修理屋ですが、糞みたいなやつだが、この糞爺に修理を任せれば、安心して使え、なかなか故障しない、長持ちするとおっしゃっていただけるように真剣に修理に取り組ませていただいております。

 

 

私たち、メーカーサービスの担当者は、販売店様、電気店様、特約店様から、

売ってやっているのだから、アフターサポートは、メーカーの当然の仕事と考えられ、

私たちメーカーサービスの担当者はゴミ扱い、奴隷扱いされました。

 

特にソニーショップの店主(社長)は怖かったです。

現在は、流通形態が変化し、大手家電量販店の寡占状態ですが、以前は街の電気店(小売店)が、主体となって販売を行っていました。

さらに、メーカーごとの系列店が販売を行っていましたので、販売店の数が売り上げに大きく影響していました。

当時はナショナル(現在のパナソニック)、日立のお店の数が多数を占め、戦後生まれのソニーは販売店の数が圧倒的に少なく、ソニーは製品を作っても販売してくださるお店がない状況でした。

余談ですが、ベータ方式のビデオが主流にならなかったのは、ナショナルと日立がVHS方式を採用した時点で決まったといっても過言ではないと思います。

ソニーショップの店主(社長)は、俺たちがソニーを大きくしたという自負を持っていらっしゃるため、お客様に、ご迷惑をお掛けする行為、再修理になんかなったりすると大変です。

「お前、どこを診てるんだ!」「店を潰したいのか!」と電話口で、大きな声で、怒鳴られ、「直ぐ、来い!」と脅されました。

そして、お店に向かい、店主(社長)に土下座してお詫びし「もう一度診させてください」とお願いし、その場で、お直しさせていただきました。

 

お客様、販売店様に、ご迷惑をお掛けし、そして、怖い体験をして、ご指導いただき、私を育てていただきました。

 

 

私が最も重視していることは、お直しさせていただくことは当然ですが、修理させていただいてから、長期にわたって安心して、お使いいただけるような修理にチャレンジさせていただくことです。

お預かりさせていただくデッキのほとんどが、生産から30年前後経過しており製品の寿命を終えていますので、大変ですが、可能な限りの処置をさせていただき、永く、安心してお使いいただけるように、修理品質の限界にチャレンジさせていただいております。

 

 

ですので、ここだけ直して欲しい、再生だけできればいいとか、そんないい加減なことを求める方は、私に修理の問い合わせをなさらないでください。

 

オーディオ機器は家電製品の範疇になり、修理・販売するには電機用品安全法を守らなければなりません。

メーカーは国が定める技術認定基準をクリアして安全に配慮した設計を行って生産・販売を行っています。

修理におきましても、メーカー指定の決められた電気部品を使って修理を行う必要があります。

勝手にメーカー仕様と異なる電気部品を使って修理したり販売すると違法になります。

 

残念ですが、悪質な自称修理・転売業者、転売ヤーが、製品の安全を無視した、イジリー行為を行って転売している輩が多数存在します。

それらの、悪質な自称修理・転売業者に自称修理を依頼した方から、直ぐに不具合が発生したり、購入した方から、不良品が送られてきたと、私のところへ、相談をいただいております。

こいつらは、製品の安全を無視したイジリー行為を行っていますので大変危険です。

 

 

再生だけできればいい・・・

再生できるようにするにするには、

生産から30年以上経過し、製品の寿命を終えておりますので、安全に配慮した回路基板の適切な処置を丁寧に行い、安定したテープの走行ができるように、メカデッキ等の劣化した部品を交換して適切な処置を行って、厳密な調整を行わなければなりません。

 

 

 

私の仕事(修理)は、結果がすべてです。

お客様からお預かりさせていただいた機器を大切に修理させていただき結果を出すのは当然のことです。

 

2023年

 

2023年8月

お客様から、嬉しいメールをいただきました。

2017年に、お客様が、ご所有なさるコンサートホールで録音なさった500本のDATテープをPCに取り込んでデータ化したいとご相談いただきました。

お客様は、ご所有なさるDATデッキを、これまで5回ほど修理に出されたとのことでした。

どこに出しても1年もすると故障し、修理代もかさむので何とかならないかとのことでした。

低スキルの担当者、低スキルの業者が弄っているデッキは修理というよりも破壊されている可能性があり、

私が丁寧に仕上げたDATデッキをお求めいただけることになりました。

そして、2023年8月、お客様が、ご所有なさる500本のDATテープのファイル化が完了したとメールをいただきました。

 

お客様へ

500本のDATテープのファイル化、お疲れ様でした。

そして、私を使っていただきまして誠に有難うございました。

 

 

お客様からいただきました良い評価等のみではなく、このページでは、私の再修理で、お客様にご迷惑をお掛けした事例もご紹介させていただきます。

詐欺業者のように、お客様を騙して、反吐が出るような気持ち悪い良い評価のみを掲載してお客様を釣る行為は行いたくありません。

 

修理保証期間を経過して、再び修理代のご負担をお願いして申し訳ございませんが、¥10,000を超える技術料をご請求させていただきました再修理の例を記載させていただきます。

 

修理保証期間を経過した再修理につきましては、技術料半額で修理させていただいております。

 

尚、この劣悪業者 もしくは 素人が弄った(オナニーした)機体 につきましては、 気絶してしまいそうになるくらいの劣悪で危険な処置 がなされていますので、私の方でも修理を辞退させていただく場合がございます。

 

 

 

 

私の再修理で、ご迷惑をお掛けした事例につきまして

 

2022年

 

DTC-1000ES 2022年2月

2010年1月に、私が修理させていただいたDTC-1000ESの再修理のご依頼をいただきました。

EJECTの動作に不具合が発生し、再修理させていただきました。

ご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ございませんでした。

 

 

 

2021年

 

PCM-R500 2021年4月

2013年に私がヤフオクに出品して落札していただいたPCM-R500の修理のご依頼をいただきました。

2013年に嫁がせていただき、約8年ぶりの再会です。

EJECTの動作に不具合が発生し、修理させていただきました。

ご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ございませんでした。

 

SONY PCM-R500 修理・調整後の様子を撮影しました。

※録音ソース(音源)が圧縮音源ですので、音質が良くありません。

PCM-R500本来の音質が発揮できていない動画で申し訳ございません。

 

 

余談ですがPCM-R500は天才ギタリストで作曲・編曲家の水谷公生様もご愛用くださっています。

 

 

作曲・編曲 水谷公生様 歌・作詞 真璃子さん「元気を出してね」

 

「村下孝蔵さん聴こっ♪ 陽だまり」

 

「村下孝蔵さん聴こっ♪ 初恋」

 

村下孝蔵さんの曲が心に響くのは村下さんの才能もありますが、水谷公生様がアレンジをしてくださったからだと思います。

曲のアレンジを何でも好きにさせてくれたそうで、村下さんが、他界された時は、本当に辛かったそうです。

 

 

 

余談ですがPCM-R500の姉妹機PCM-R700はスマイルカンパニー様が、ご愛用くださっています。

 

 

竹内まりやさんを外国人が聴くっ♪『プラスティックラブ』

 

 

 

 

2020年

 

DTC-59ES 2020年2月

2010年に、私が修理させていただいたDTC-59ESの再修理のご依頼をいただきました。

お客様は、音楽の編集に、ほぼ毎日ご愛用いただいたそうで、ヘッドの磨耗が進行していました。

ヘッドの交換とメカデッキのメンテナンスを丁寧に処置させていただき、お直しさせていただきました。

ご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ございませんでした。

DTC-59ESの再修理の様子は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

DTC-59ES 修理・調整後の様子を撮影しました。

 

 

 

DTC-2000ES 2020年2月

2013年に、私が修理させていただいたDTC-2000ESの再修理のご依頼をいただきました。

再生中にノイズが入るとのご指摘をいただきました。

消耗品の交換を行って、お直しさせていただきました。

ご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ございませんでした。

2013年当時は、まだピンチローラーの部品の供給が可能でしたので、ソニーから購入したピンチローラーに交換して修理させていただきましたが、経年変化で硬化して亀裂が入っていました。

生産から年数が経過していますので、ほぼ全数、交換が必要なピンチローラーですが、

当方では、新規に製造していただいたピンチローラーを補修用部品として使用しています。

私を使ってくださったお客様のDATデッキを必ずお守りさせていただきます。

当方が修理に使用しているピンチローラーの詳細は、こちらをポチっとクリックして、ご覧ください。

 

修理後に、お客様から賜りましたコメントです。

米国から購入したクラシック音楽用のマイクプリアンプやノイマンのセミプロ用のコンデンサーマイクとの相性も抜群で、録音のS/Nにも余裕があり、ひ弱な音にはなりません。とにかく新品を買ったときの様なうれしさです。ありがとうございました。家内も前の状態に戻ったと、すっかり満足しています。世の中にないのですから、新品以上の価値がありますね。

 

 

 

2019年

 

DTC-1500ES 2019年12月

2007年に私がヤフオクに出品して落札していただいたDTC-1500ESの修理のご依頼をいただきました。

少し前にCAUTION表示が出るようになり、私ではなく、他の修理業者に修理を依頼されたそうですが、また故障して再修理も受け付けてもらえなかったとのことで、私に修理をお申し付けいただきました。

2007年に嫁がせていただき、約12年ぶりの再会です。

再び、メカデッキと回路基板を徹底して処置させていただき、お直しさせていただきました。

ご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ございませんでした。

DTC-1500ESの再修理の様子は、こちらをポチっとクリックしてください。

 

SONY DTC-1500ES 修理・調整後の様子を撮影しました。

DTC-1500ESの修理を依頼される場合、上記の動画のようなテストは必須項目のひとつです。

修理業者に必ず、10Khzの正弦波をLPモード(長時間モード)で録音して、SOURCEとTAPEに切り替えて、TAPE側にしたときにノイズが入っていないことを確認する証拠動画を提示してもらってください。

詳しくは、ヘッドが磨耗するとどうなるの? こちらをポチっとクリックしてご覧ください。

 

 

DTC-1500ES ノーパン編

 

 

 

半田づけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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