Seriously?

ひとりごとです

寺地はるな 「大人は泣かないと思っていた」

2022年10月08日 | 読書

寺地はるな 「大人は泣かないと思っていた」

 
登場する若い男性達、私から見るととても好感が持てるのだけど、男性が読んだらどう受け止めるのだろう?
 
「随分女性にとって都合の良い男性だな」
と思われるかも。
 
女性であれば誰もが感じたことのある「もやもや」を描いていて面白かった。
 
時代と共に価値観はどんどん変わっていく。
 
この作品の舞台である地方の小さな町でも。
 
とある時代の「当たり前」を、ずっとずっと大切に守ってきても、世の中が変わってくるとそれは異端扱いされるようになる。
 
どの世代の人間もシンドイが、そのしんどさは「変わってきている」証拠。
 
もっともっと葛藤しよう!
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