Seriously?

ひとりごとです

U-NEXT MOVIE ■■チャプター27■■

2022年07月11日 | 映画

感染者増えてきたから

映画館に行くのは
しばらく控えようと思う
 
リスクは低いのだろうけど
 
シニアの方に会う機会が多いので
私の不注意から
大変な事態を引き起こしたくない
と思うのです
 
 
ということで
U-NEXT MOVIE で我慢
 
U-NEXT MOVIE ■■チャプター27■■
 
☆☆
 
 
ジョンレノンの殺害犯は
J. D. サリンジャーの
「ライ麦畑でつかまえて」
を読み耽っていて
殺害前後にも読んでいたとか
「ホールデン・コールフィールドは
私だ」
と、自分をかなり重ねていたそうだ
 
私も相当影響されて
「ホールデン・コールフィールドは
私だ」
と、思っていたから
他人とは思えない
 
小説の中からの
引用がたくさん出てくる
 
ホールデンが
マンハッタンでしたことと
同じことをしてみる
ホールデンのセリフを
小説と同じように
タクシー運転手に
語りかけてみたりする
 
でも、赤いハンチングは
被ってなかったな
 
 
ホールデンに共感する
自己否定感
孤独、不安、自信のなさ
 
承認欲求
自分に気づいて欲しい気持ち
誰かの「特別な誰か」に
なりたい気持ち
 
大人の世界にある
「欺瞞、汚さ、嘘、偽り」への
強い拒否感
 
多かれ少なかれ
誰もが持っているのではないかな
と思う
(え?私だけですか?)
 
だから私は
「キモいサイコ野郎」とは
突き放せなかった
 
 
でも、彼の孤独が
ジョンレノン殺害まで行くのは
理解できない
精神の不安定さが
相当度を越してしまっている
 
精神的に病んでしまうのは
誰にもあることとよく言うけど
じゃあ彼も
もう少し早い段階で
癒され軌道修正されていたら
偉大なるミュージシャンの命は
救われていたのか
あれから更に何十曲も
心を揺さぶられる名曲が
生まれていたのだろうか
 
 
頑張っているのに
うまくいかない焦燥感や
「いくらやっても無駄だ」と
自暴自棄になる気持ち
今の時代
感じている人は多いのではないかな
 
このフラストレーションが
他の人を傷つけたり
命を奪う方に向かわないように
早いステージで気がつくように
 
そして私の場合
文章を書くこと
絵を描くこと
下手だけど音を奏でることに
昇華させていけたらいいと思う
 
なんて思えているうちは
軽症なのであって
重症になると
自分では
コントロールできなくなるんだよね
 
 
「ライ麦畑でつかまえて」は
読んだ人が殺人に走る本ではない
でもあの本に惹かれると言うのは
心の不調の知らせなのかも
(でも素晴らしい作品です)
 
 
ところで
「ライ麦畑でつかまえて」に
出てくる
「Comi' thro' the Rye」
という歌は
ドリフの「誰かさんと誰かさんが」
の歌だったとは
初めて知った
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画 ■■ベイビー・ブローカー■■ | トップ | ANNA SUIのシフォンスカーフ... »

コメントを投稿