Seriously?

ひとりごとです

英語レッスン 2016秋 #4

2016年11月06日 | 英語
今期の先生は
ニュースに出て来る単語を
あらかじめ教えてくれるから
リスニングも内容理解も平易



楽に出来て達成感あるけど
チャレンジングではない



手を変え品を変え
世の中で起きているニュースについて
楽しく興味深くお話し出来るように
工夫してくれる所はすごい
感謝しています



今日のテーマは
ヨーロッパにおける
イスラム教徒の女性の服が禁止されていく流れ



この問題について
私には2つの矛盾する意見がある

<1つ目の意見>
ニカブとかブルカとか
目しか出さないイスラム教徒の女性の衣装は
一部の極端なイスラム教徒によるテロ行為で
恐怖のどん底にいるヨーロッパの人たちにとっては
非常に恐怖を掻き立てられるものだということは
理解出来る
無理もない
私も怖いと感じてしまうだろう

更に、目しか出ないというのは
覆面しているようなものだから
何か犯罪を犯しても
どこの誰だと突き止めることは難しい

更にあのゆったりした服の下に
簡単に爆弾や銃を隠せるではないか

宗教的に不可欠な大切な衣服かも知れないが
イスラム教徒側にも
「郷に入っては郷に従え」という姿勢が
必要だと思う

お互いに恐怖を取り去って
信頼関係を築くために
イスラム教徒は
もう少し、譲るべきではないか?
隠すのは髪の毛だけで顔は出すとか

「ヨーロッパ人に恐怖を与えたくない」
「ヨーロッパ人にテロリストだと疑われたくない」
のであれば
そう見える工夫をするために
宗教上の戒律に融通をきかせるべき



<2つ目の意見>
今回のニュースレポートで問題になったのは
イスラム教徒の女性のための水着
顔は出しているので顔認証出来るし
ピッタリしているから、武器を隠すには向いていない

宗教を公共の場所から切り離したいという名目だけど
恐らくターゲットはイスラム教のみ
ミャンマーのお坊さんや
修道女の衣装を脱ぐように命じたりしないだろう

イスラム教徒への明らかな嫌がらせ
基本的人権の侵害

不景気な状態が続いていると
大量に流入してくる移民に対して寛容になれない
自分の会社が倒産したり
人員削減のためクビになるかも知れない時に
移民を保護するために大量の税金が使われることには
抵抗を感じる

そんな不安なときには
自分より立場の弱い移民達を困らせて
ストレスを解消しようとする人もいる

「あいつらより金持ちだ」とか
「あいつらより優れている」とか
間違ったやり方でプライドを守ろうとする



繰り返されるテロ事件で生まれた
テロリストへの憎しみは分かるが
一部のテロリストと
それ以外の罪のないイスラム教徒とは
しっかり区別して考えるべき

イスラム教徒=テロリスト、社会の敵
のような偏見を持たないように気を付けるべきだし
そのような偏見を煽るような法律を
作ってはいけない

嫌がらせを合法化するような法律を
作ってはいけない



永遠に続く問題だなあと思う

イスラム教徒は非常に戒律を大切にする民族だし
ますます頑なになって
譲らないだろうし

ヨーロッパ人は
イスラム教徒への偏見をなくそうとしないし
鬱屈した精神状態を
嫌がらせで晴らそうとする人たちも
いなくならないだろう



今は頭の中だけで考えて
偉そうなことを言っているけど
自分が同じような立場に立った時
「こうするべき」と考えた通りの行動が
出来るかどうか...

日本も繰り返し
IS によるテロ行為に苦しめられていたら
また違う意見をもっているかな

今はただ
一人の人の犯した犯罪によって
その人の属する国の人たちが
全員犯罪者であるかのような偏見や
その国に対する嫌悪感は持たないようにしたいと思う
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