占いは信じますか？

占いなんて非科学的



血液型にしろ星占いにしろ
カード占いにしろ
手相にしろ姓名判断にしろ

そこに書かれている性格分析は
誰にだってあてはまりそうなことが
書かれているし

多少違っていても
「自覚していないけど
案外そういう面もあるのかも」
と思えなくはないような
無難なことが書かれている

未来の運命に関しては
本当に無責任なことばかり
何の根拠もなく書かれている



だから
例の超有名な占い師の本を
毎年買っているような人は苦手なんだな

超有名な占い師
某コメディアンが信じて改名したけど
ダメだったじゃない
当たらなかったじゃない

上手くいかない理由を
運勢のせいにしているのは
「私は怠け者です」
と、言っているようなもの

．．．に、私には見えるんだな
信じている人すみません



10年以上前
韓国に旅行に行ったとき
案内してくれた韓国人の人が
「韓国の人は、結婚相手とか引越の方角とか
節目節目に占ってもらう
自分も結婚する前
この相手で大丈夫か占ってもらった」
．．．って言ってた

そんな大切なこと
占い信じて決めて
もし「別れろ」と言われたら
自分の大切な人よりも占い師を信じるの？

占を信じて別れた結果、上手くいかなかったら
占い師は責任とるのか？？？
とらないでしょう？
本当に当たるなら、責任とればいいのに



大切な人生を決める時は
自分で考えて納得して選ばないと
上手くいかなかった時
失敗の原因は運勢ではなくて
リアルな状況の中から見つけないと
次に活かせないんじゃない？

何が起きても
自分が選んだ結果だからと
責任もって生きていけないんじゃない？



と、私は思った



だから、絶対信じない
信じない、信じない
．．．と、懸命に言い聞かせてる



というのが
結構、占いの結果に
振り回されてしまう性格だからなのだ

いや、正確には
占いの良い結果には影響されないけど
悪い結果には
かーなーりー引きずられる



「ツイていないことばかり起こる
最悪の運勢」

．．．なんて言われたら
どん底の気分になって
本当に何もやる気がしなくて
鬱々と過ごして
結果的に、本当にunhappyになる



つまり、これは
信じているということかな



占いじゃないけど
厄年の時に
ちょっとした運の悪いことが起きる度に
「やっぱり厄年だから？
もっともっと運の悪いことがあるかも？
身体壊すかも？
ガンが見つかるかも？」
と、かなり不安で憂鬱な日々を過ごして
今から思うとバカみたいなんだけど
「厄年」というものに取り憑かれて
本当に精神的に不健康な時期を過ごした



数年前、友達と新大久保のコリアンタウンに行った時
友達が、占いコーナー見つけて
「占ってもらわない？」と言ったんだけど
「いや、いい」と断ってしまった

占いなんて非科学的なもの
いい加減なもの
ネットや雑誌で読むくらいなら楽しめるけど
お金払ってまで占って欲しいとは思わない

．．．からなんだけど

もしも、未来について
否定的な結果が出たら
気分悪くなりそう
その悪い気分を、結構長いこと引きずりそう

．．．って思ったからでもある



つまり
占いの結果に影響されるということは
占いを信じていることなのでしょう



いやいや（言い訳）
私は、他人からの否定的な評価に弱いんだな
否定的なこと言われたら
その通りになる
暗示にかかる

「お前はダメだ」と言われたら
その言葉に拘束されて
抜け出すのに、かなり時間がかかる

やる気が出なくて、自分の力を信じられなくて
本当にダメな結果しか出さない



「お前の未来は真っ暗だ」なんて言われたら
ショック受けて、とことん憂鬱になって

．．．結果的に真っ暗になるでしょう



占いはこういうタイプの人の心理を
利用したものなんじゃないのかな



不思議なことに
ポジティブな決めつけには
左右されないんだな
肯定的なこと言われても
まあ、嬉しいけどすぐ忘れるし
暗示にかかってその通りになることは
あまりない．．．



結論
私はネガティブな評価に弱いから
悪い結果の占いには影響されやすい

つまり
悪い結果の占いは
自分で当たる方向に持って行ってしまう



だから
TVの占いで悪い結果が出たら
「あんなもん、非科学的」と
全身全霊で否定する

お金払ってまで占ってもらって
悪い結果に影響されて
人生悪い方向に持って行くことはない



必死に「信じない」と言い聞かせてる

それは
どうしようもなく占いに囚われてしまう
心理の裏返し