○
4年前のブログに
セッションで使っていたミルラを取り上げていました…
ところが
それはミルラではなかったのです
それがミルラだと信じた理由は
教会のネットショップで売られていたからで
本物のミルラを見たことがない
私たちは教会というだけで
信じきって使っていました
それはイタリア製のものでイタリア語で
レジン(樹脂)とあり
フランキンセンスやその他の樹脂が
ブレンドされて金粉を散りばめて黒っぽくし
なぜかミルラと名付けて売られていたのでした
その他の樹脂を調べると天然のレジンではありましたが…
この度のankhのインセンスセットのために
新たにフランキンセンス、ミルラを
探しました
本物のミルラは琥珀色の樹脂だとわかりました
ところが取り寄せた物には本物のミルラは
20gに2〜3個ほどしか入っていませんでした
あとは
木の破片と動物の糞が自然乾燥したものでした
他のところも同じでした
本物のミルラは何処に…
同時に
ミルラは非常に貴重なのだと知りました
違う修道院のものをみつけ
比較的ミルラの割合が多そうでしたが
それでも半分にも満たなかったのです
マスクと手袋をして選別しました
そしてエッセンスで洗浄
けれどミルラは水に溶けるようで
固まってしまいました
ネトネトに固まったミルラをほぐして
乾燥させてから
またほぐす作業…
そしてようやく
最強の宇宙的なものにも有効だと思われる
ミルラを完成させることができました
まさか
ここまでとは思いもよりませんでした
ご存知のとおり
古代エジプトでミイラを造るときに
防腐剤として使用され
その語源ともなったのがミルラですが
さらには
イエスキリストが生まれた時に
黄金 フランキンセンスともに
ミルラを捧げられたことでも有名です
どのような香りかと申しますと
古代エジプトの過去世で
ミイラにされたことがある相方は
どこか懐かしいと言っていましたが
重厚で
ゴムの木の脂のような独特で
男性的
高貴でなおかつ薬のような香り
これは宇宙的な
邪悪なものにつける薬なのだと思えば
"良薬口に苦し"
ということです
実際に純粋なミルラが出来上がった時に
焚くとチャクラが熱くなりました
やはりこれは宇宙レベルなのでしょう
ミユがおつくりしましたので
mieuxrha〔ミユラ〕と名付けてみました
○
○