長い一生を終え、水中に沈んでも、
朽ち果てることなく、原型を留めて息づいていた。
鞍ケ池堤防の耐震対策工事のため、池の水が抜かれ・・・
地底の世界が現れた。
地底には、太い血管から細い血管へと、血液が流れるように
赤い川が流れていた。
カラマツ林一帯は、、カーテンのようにコケが枝に垂れ下がり
異様な世界を醸し出していた。
サルオガセ(猿尾枷)は葉緑素を持っていて、光合成をします。
霧の多い深山の木に付き、体で霧中の水分を捕集することから
別名を、霧藻とも呼ばれています。