ジュリー・ベルトゥチェリ、フランスの映画監督。
1968年フランス生まれ。父ジャン=ルイ・ベルトゥチェリは、70年ジャン・ヴィゴ賞も受賞した監督。
大学で哲学を専攻。
その後、ジュリエッタ・マシーナの遺作となった父の監督作『木漏れ日』(91)に助監督見習い及び編集見習いとして参加。
以来、クシシュトフ・キェシロフスキの『トリコロール/青の愛』(93)と『トリコロール/白の愛』(94)、
ベルトラン・タヴェルニエの『ひとりぼっちの狩人たち』(94)といった作品に助監督として就く。
その一方で、アトリエ・ヴァラン社で「Un m師ier comme les autres」「Une liberte」といった短篇ドキュメンタリーの監督を始める。
この後、オタール・イオセリアーニが久しぶりに母国グルジアで撮影した傑作『群盗 第七章』の助監督となってグルジア・ロケにも参加。
以来、グルジアに魅せられると共に、記録映画の演出も再開。
2001年には、ベルナール・レヌッチとグルジアを舞台に描いた初長篇『やさしい嘘』の脚本を完成させ、2001年エメルジャンス賞に提出し、
最優秀脚本家大賞を受賞し、映画化が実現。
2003年に完成させて、カンヌ映画祭の国際批評家週間で初上映されるや、絶賛され、同部門の大賞を受賞。
フィリピンの映画を探してます。
今日はこれからドキュメンタリーの「イメルダ」を見ます。
●いろいろ探していたらメモ
【ブリリャンテ・メンドーサ(四十九才)監督】
注)http://bensuki.blogspot.com/2009/06/blog-post_17.htmlより抜粋
・『マサヒスタ』というゲイ専門のマッサージパーラーを舞台にしたきわどいデジタル作品で、制作費はたったの二百万円だった。
・『キナタイ()』
請負殺人をテーマに、娼婦による遺体切断といった猟奇的なシーンが話題となったサイコスリラー風の作品だ。
あまりの残酷なシーンに審査員の評価も賛否両論まっぷたつに分かれたが、類まれな独創性が認められてのカンヌ国際映画祭監督賞受賞となった。
・『マノロ』。アエタというネグリート系の先住民族の子供が文字を覚えて大人に教える教師になるという物語。
・『フォスターチャイルド』
は数々の国際映画祭で受賞。
・『セルビス』
地方の場末の成人映画館の日常をリアルに描いた『セルビス』は、昨年のカンヌ監督週間で上映されている。
今回の『キナタイ』を含みこれまで八本を制作。カンヌの監督賞で、ルネ・クレマンやマーティン・スコセッシ、ウォン・カーウァイなど世界的名監督と並び称されることになった。
【リノ・ブロッカ監督】は今もこの国の若い映画人に多大な影響を与え続けている。
母親の内縁の夫にレイプされるスラムの娘の復讐を描いた『インシャン』は、一九七六年カンヌの監督週間で上映された。
今から三十三年前のことである。
・フィリピン映画祭(一九九一年)国際交流基金
・リノ・ブロッカ監督特集(一九九七年)
・「シネマラヤ・フィリピン・インデペンデント・フィルム・フェスティバル」二○○五年
「フィリピンのインデペンデント映画のテーマとなる物語は、犯罪、暴力、貧困、売春、ゲイとシリアスなものが多い。いずれもフィリピン社会の底辺ではありふれた素材でしかないが、そこには描くに足る生命力に満ちた生活が確かにある。多くのことを語ってくれる物語の宝庫だ。
」
【キドラッド・タヒミック】
フィリピンふんどし日本の夏(1996)
メディア 映画
上映時間 43分
製作国 日本/フィリピン
初公開年月 不明
ジャンル ドキュメンタリー
今日はこれからドキュメンタリーの「イメルダ」を見ます。
●いろいろ探していたらメモ
【ブリリャンテ・メンドーサ(四十九才)監督】
注)http://bensuki.blogspot.com/2009/06/blog-post_17.htmlより抜粋
・『マサヒスタ』というゲイ専門のマッサージパーラーを舞台にしたきわどいデジタル作品で、制作費はたったの二百万円だった。
・『キナタイ()』
請負殺人をテーマに、娼婦による遺体切断といった猟奇的なシーンが話題となったサイコスリラー風の作品だ。
あまりの残酷なシーンに審査員の評価も賛否両論まっぷたつに分かれたが、類まれな独創性が認められてのカンヌ国際映画祭監督賞受賞となった。
・『マノロ』。アエタというネグリート系の先住民族の子供が文字を覚えて大人に教える教師になるという物語。
・『フォスターチャイルド』
は数々の国際映画祭で受賞。
・『セルビス』
地方の場末の成人映画館の日常をリアルに描いた『セルビス』は、昨年のカンヌ監督週間で上映されている。
今回の『キナタイ』を含みこれまで八本を制作。カンヌの監督賞で、ルネ・クレマンやマーティン・スコセッシ、ウォン・カーウァイなど世界的名監督と並び称されることになった。
【リノ・ブロッカ監督】は今もこの国の若い映画人に多大な影響を与え続けている。
母親の内縁の夫にレイプされるスラムの娘の復讐を描いた『インシャン』は、一九七六年カンヌの監督週間で上映された。
今から三十三年前のことである。
・フィリピン映画祭(一九九一年)国際交流基金
・リノ・ブロッカ監督特集(一九九七年)
・「シネマラヤ・フィリピン・インデペンデント・フィルム・フェスティバル」二○○五年
「フィリピンのインデペンデント映画のテーマとなる物語は、犯罪、暴力、貧困、売春、ゲイとシリアスなものが多い。いずれもフィリピン社会の底辺ではありふれた素材でしかないが、そこには描くに足る生命力に満ちた生活が確かにある。多くのことを語ってくれる物語の宝庫だ。
」
【キドラッド・タヒミック】
フィリピンふんどし日本の夏(1996)
メディア 映画
上映時間 43分
製作国 日本/フィリピン
初公開年月 不明
ジャンル ドキュメンタリー
Histoire(s) du cin�ma, 1A, Toutes les histoires, 05:41-7:41
ユーロスペースにて上映中
東京滞在4日間でペドロ・コスタ特集上映行ってきました
新作以外は全部観る事ができた。
素晴らしかったー。暗闇で光る、たたずむ、経験する、美しぃ映画
新作「何も変えてはならない」を何としてでも観たいが、
沖縄で上映されないだろうか!願
桜坂劇場さん、お願いします!ペドロ・コスタ新作を沖縄で上映してください!
上映作品
『骨』Ossos
1997年/35ミリ/カラー/94分
監督・脚本:ペドロ・コスタ
出演:ヴァンダ・ドゥアルテ、ヌーノ・ヴァス、アリア・リプキナ
リスボンのスラム街フォンタイーニャス地区で、苦しみもがく若者たちの生き様。地区の住人ヴァンダが役者として初めて登場する。
『ヴァンダの部屋』No Quarto da Vanda
2000年/35ミリ/カラー/178分
監督・撮影:ペドロ・コスタ
出演:ヴァンダ・ドゥアルテ、ジータ・ドゥアルテ、レナ・ドゥアルテ
『骨』に続くフォンタイーニャス地区で、今回は少人数のスタッフにより、ヴァンダとその家族をじっと静かに見つめる。ヤクを吸うヴァンダが時に聖女と見紛う奇跡の映像。
『映画作家ストローブ=ユイレ/あなたの微笑みはどこに隠れたの?』Danièle Huillet, Jean-Marie Straub cinéastes : Où gît votre sourire enfoui?
2001年/35ミリ/カラー/104分
監督・撮影:ペドロ・コスタ
出演:ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
映画作家の創作のプロセス・瞬間だけでなく、ときに滑稽でさえあるストローブ=ユイレ夫婦の物語や映画への愛が、膨大な議論や感情のやりとりを通じて描かれる。
『コロッサル・ユース』 Colossal Youth / Juventude em marcha
2006年/ポルトガル・フランス・スイス/155分/35mm/カラー/1:1.33/ドルビーSRD
監督・撮影:ペドロ・コスタ
出演:ヴェントゥーラ、ヴァンダ・ドゥアルテ、ベアトリズ・ドゥアルテ、イザベル・カルドーゾ
『骨』『ヴァンダの部屋』に続いて、リスボンのフォンタイーニャス地区を舞台に、カーポ・ヴェルデからの移民のひとりヴェントゥーラが新しい集合住宅と荒廃した貧民窟を行き来する。
魂の彷徨の物語。ヴァンダのその後も描かれる。
『六つのバガテル』6 Bagatelas
2002年/ビデオ/カラー/18分
監督:ペドロ・コスタ、ティエリー・ルナス
出演:ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
ストローブ=ユイレを撮影した6つの場面によって構成された嬉遊曲(ディヴェルティメント)。
『タラファル』Tarrafal
2007年/ビデオ/カラー/16分
監督:ペドロ・コスタ
出演:ヴェントゥーラ、イザベル・カルドーゾ、ヴァンダ・ドゥアルテ
ポルトガルによって建設された政治犯用の強制収容所が存在した土地タラファル(カーボ・ヴェルデ)をめぐって語られる土地と家族の運命。
『うさぎ狩り』The Rabbit Hunters
2007年/ビデオ/カラー/23分
監督・脚本:ペドロ・コスタ
出演:アルフレッド・メンデス、ヴェントゥーラ、ジョゼ=アルベルト・シルヴァ
『コロサル・ユース』のヴェントゥーラが語り部を演じ、この土地を巡る人間関係の過去と現在が交錯する。
ペドロ・コスタ Pedro Costa
1959年生まれ。リスボン大学、国立映画学校に学び、とりわけアントニオ・レイスに師事。卒業後、ボテリョ、モンテイロ、ヴェンダースらの作品にスタッフとして参加しつつ、1987年、短編作品『ジュリアへの手紙』を監督。最初の長編作品『血』を手がけたのち、パウロ・ブランコ製作の『溶岩の家』、『骨』を発表。制作に対するシステム、姿勢を転換した『ヴァンダの部屋』は、山形やロカルノを初めとする国際映画祭で多くの受賞をはたした。『骨』『ヴァンダの部屋』に続きフォンタイーニャス地区で撮影された『コロッサル・ユース』(2006)は、各国で高い評価を得た。最新作はフランス人女優ジャンヌ・バリバールの音楽活動を記録した『何も変えてはならない』(2009)。2010年7月日本での公開が決定
東京滞在4日間でペドロ・コスタ特集上映行ってきました
新作以外は全部観る事ができた。
素晴らしかったー。暗闇で光る、たたずむ、経験する、美しぃ映画
新作「何も変えてはならない」を何としてでも観たいが、
沖縄で上映されないだろうか!願
桜坂劇場さん、お願いします!ペドロ・コスタ新作を沖縄で上映してください!
上映作品
『骨』Ossos
1997年/35ミリ/カラー/94分
監督・脚本:ペドロ・コスタ
出演:ヴァンダ・ドゥアルテ、ヌーノ・ヴァス、アリア・リプキナ
リスボンのスラム街フォンタイーニャス地区で、苦しみもがく若者たちの生き様。地区の住人ヴァンダが役者として初めて登場する。
『ヴァンダの部屋』No Quarto da Vanda
2000年/35ミリ/カラー/178分
監督・撮影:ペドロ・コスタ
出演:ヴァンダ・ドゥアルテ、ジータ・ドゥアルテ、レナ・ドゥアルテ
『骨』に続くフォンタイーニャス地区で、今回は少人数のスタッフにより、ヴァンダとその家族をじっと静かに見つめる。ヤクを吸うヴァンダが時に聖女と見紛う奇跡の映像。
『映画作家ストローブ=ユイレ/あなたの微笑みはどこに隠れたの?』Danièle Huillet, Jean-Marie Straub cinéastes : Où gît votre sourire enfoui?
2001年/35ミリ/カラー/104分
監督・撮影:ペドロ・コスタ
出演:ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
映画作家の創作のプロセス・瞬間だけでなく、ときに滑稽でさえあるストローブ=ユイレ夫婦の物語や映画への愛が、膨大な議論や感情のやりとりを通じて描かれる。
『コロッサル・ユース』 Colossal Youth / Juventude em marcha
2006年/ポルトガル・フランス・スイス/155分/35mm/カラー/1:1.33/ドルビーSRD
監督・撮影:ペドロ・コスタ
出演:ヴェントゥーラ、ヴァンダ・ドゥアルテ、ベアトリズ・ドゥアルテ、イザベル・カルドーゾ
『骨』『ヴァンダの部屋』に続いて、リスボンのフォンタイーニャス地区を舞台に、カーポ・ヴェルデからの移民のひとりヴェントゥーラが新しい集合住宅と荒廃した貧民窟を行き来する。
魂の彷徨の物語。ヴァンダのその後も描かれる。
『六つのバガテル』6 Bagatelas
2002年/ビデオ/カラー/18分
監督:ペドロ・コスタ、ティエリー・ルナス
出演:ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
ストローブ=ユイレを撮影した6つの場面によって構成された嬉遊曲(ディヴェルティメント)。
『タラファル』Tarrafal
2007年/ビデオ/カラー/16分
監督:ペドロ・コスタ
出演:ヴェントゥーラ、イザベル・カルドーゾ、ヴァンダ・ドゥアルテ
ポルトガルによって建設された政治犯用の強制収容所が存在した土地タラファル(カーボ・ヴェルデ)をめぐって語られる土地と家族の運命。
『うさぎ狩り』The Rabbit Hunters
2007年/ビデオ/カラー/23分
監督・脚本:ペドロ・コスタ
出演:アルフレッド・メンデス、ヴェントゥーラ、ジョゼ=アルベルト・シルヴァ
『コロサル・ユース』のヴェントゥーラが語り部を演じ、この土地を巡る人間関係の過去と現在が交錯する。
ペドロ・コスタ Pedro Costa
1959年生まれ。リスボン大学、国立映画学校に学び、とりわけアントニオ・レイスに師事。卒業後、ボテリョ、モンテイロ、ヴェンダースらの作品にスタッフとして参加しつつ、1987年、短編作品『ジュリアへの手紙』を監督。最初の長編作品『血』を手がけたのち、パウロ・ブランコ製作の『溶岩の家』、『骨』を発表。制作に対するシステム、姿勢を転換した『ヴァンダの部屋』は、山形やロカルノを初めとする国際映画祭で多くの受賞をはたした。『骨』『ヴァンダの部屋』に続きフォンタイーニャス地区で撮影された『コロッサル・ユース』(2006)は、各国で高い評価を得た。最新作はフランス人女優ジャンヌ・バリバールの音楽活動を記録した『何も変えてはならない』(2009)。2010年7月日本での公開が決定