みるしーと

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虚空に煌く美

2009年03月09日 | お出かけ
日本画家「加山又造展」
日本画家でありながら初期にはピカソやルソーの影響を受け抽象的な絵も多く見受けられ新たな驚きを感じました。
動物たちの絵には象徴的な空間をもって生命を表したそうです。
水墨画は北宋山水を倣った作品が多かったのですが壮大さに迫力を感じました。
「桜」の絵も数点あり、その構図にも見蕩れてしまうほど素晴しく
また花びら一枚一枚と裸婦をモティーフにした花吹雪、薔薇のレースを纏った
裸婦像の画法にはエロティシズムより緻密さに感銘しました。
「青い目の猫」「千羽鶴」等私の大好きな絵、他 陶芸品・着物・宝飾のデザイン
山鉾とジャンルも広く、絵画には金銀泥・金銀箔を多く使用し
何百号になるのか検討もつけ難いほどの大作で芸術の真髄を味わった様な気が致しました。


PAUL BOCUSE氏の「加山又造展」を記念してのランチコースがあるとの事で折角なので皆で注文致しました。
“メイン”と“デザート”のみの写真です。
お値段高く?所要時間は2時間以上かかりましした。